ミャンマーの政治
怒れるお坊さんたちのデモ行進。シュエダゴンからスーレーまで。ウィラトゥ師の逮捕をきっかけに、”政府による仏教の弾圧”を叫びながら・・・ シュエダゴンパヤーを出発した一行はスーレーパヤーまでデモ行進。仏教ナショナリストの集団で、去る5月28日に…
ウィンミン大統領になって初めて、NLD政権になって以来でも2度目のNSDC(National Defense and Secirity council)会合開催。ラカイン州案件。 総選挙前の2014年あたりには注目を集めたこのツーショット。最近ではあまり注目も集めなくなりましたが、久々の…
今日3月21日、ティンチョー大統領が辞任したと大統領府発表。ネット内の反応は、お疲れさまでした・・・と平穏なものが多いようです。 イラワジ紙からの事実関係の要旨。ティンチョー大統領の辞任が3月21日発表された。2年足らずの任期。 彼が、自分の…
アウンサンスーチー氏がロヒンギャ問題の渦中、NYの国連本部に現れず副大統領を代理で派遣したことが欧米人権屋さんたちの非難の的のひとつになっています。しかし、あのときアウンサンスーチー氏が離れていたら、非常事態宣言やらクーデターが起こって国が…
ラカイン州の騒乱案件で国連報告書がミャンマー政府側に不利な内容になり、世界中の国際報道がミャンマー政府やアウンサンスーチー氏非難の流れになりがちな裏には、この韓国人の存在が明らかになり、クビ(removal)勧告が報じられています。 ミャンマー人のF…
ラカイン州で展開している一連の事象について、ミャンマーの友人たちからわかりやすい絵がまわってきました。牛刀と手製爆弾で襲ってくる当事者に加えて、国連に象徴される西側人権派のアンフェアな上から目線に対する怒りがコミカルかつ説得力をもって伝わ…
ミャンマーの大将軍、ミンアウンフライン将軍ご一行の日本ツアーが終了しました。金閣寺・二条城・新幹線・お台場・屋形船・ミャンマー大使館。FBからかいつまんで紹介。 ミンアウンフライン将軍のフェイスブック。かつての日本訪問では、スカイツリーやら明…
BBC ミャンマー語版のフェイスブック、コメント欄が大炎上中です。同じ文章がコピペされ延々と投稿され続けている、そのワケとは。。。 フェイスブック、私の友達がBBCに投稿されたものがTLに表示されました。彼にしてはえらく過激、かつ、彼にしてはえらく…
なかなかまとまらない少数民族問題。昨年後半からの北部でドンパッチ再開にあたってのキーパーソンのひとり、えなりかずき似のカチン族の親玉、General Sumlut Gun Maw氏がチェンマイで取材に応じイラワジ紙記者に吐露したところ紹介。 北部での戦闘から政府…
ここ最近マンネリ気味でいまひとつの日本の国会や都議会ですが、ミャンマー国会はもう少し面白いようです。私を含めミャンマー語がわからない我々はイラワジ紙の週間まとめで。 たとえば12/12-16. 過日M6.8の大地震で倒壊したパゴダの修復どないすんねん?…
手錠をかけられた人がニコニコ満面の笑みをうかべ、記者たちがゆっくり落ち着いて撮って紙面をかざる・・というのはこの国のユニークさを象徴する光景ではないかと、また思った1件。 おそらく顔の部分だけ切り取れば、なにかの受賞報道かと思ってしまうこの…
アウンサンスーチー氏訪日真っ最中のいま。ミャンマーメディアは彼女の訪日をどう報じているのかチェックしてみました。 1.イラワジ紙ミャンマー語版このメディアは英語版とミャンマー語の内容が必ずしも一致しないので、ミャンマー語を(google翻訳であや…
怖いお坊さん・・・MaBaTha。ヤンゴン担当大臣が「我が国にMaBaThaは要らない」と批判したからさあ大変、支持者がヤンゴン空港に待ち構える騒動、イラワジ紙はstay tunedと言いながら継続的中継モードに。 誰もが腫れもの触る扱いの”怖いお坊さん”MaBaTha、…
アラカン州の仏教徒・イスラム教徒の呼び方をめぐって、とっても微妙な感情がぶつかりあって迷走しています。 ”ロヒンギャ”という単語を大部分のミャンマーが極めて嫌がるのは以前も紹介したところです(私もミャンマー人の前でこの単語を口にしない)。 い…
BREXIT、UKのEU離脱騒動はミャンマーにどうかかわってくるのか。「かもしれない」話ですが思いついた範囲で。 1.UKの外交官と通商当局者の手間が今後膨大に取られる まずEU離脱にあたりUKがやらなければならないことがこちらのサイトの列挙されています。 …
アウンサンスーチー氏が日本に複雑な感情を抱いているらしいというのはヤンゴン邦人社会の巷で耳にするところではありますが、その経緯を総合的かつコンパクトに解説する良記事がイラワジ紙に載っています。かいつまんで紹介 2016年5月6日付イラワジ誌。東…
岸田外務大臣のミャンマー訪問、アウンサンスーチー氏との会談にしかスペースを割り当ててくれない日本メディアの編集部ですが、そこで報じられないことの補足。実はティンチョー大統領にも会っていたことはイラワジ紙報道から昨日紹介しましたが、ミンアウ…
岸田外務大臣のミャンマー訪問。現地紙の報道ぶり。前政権にはとっても厳しかったイラワジ紙は会見内容を”批判”も”持ち上げ”もなく淡々と伝えています。最後に付け加えみたいに”大統領とも会った”と。 2016年5月3日の会談後の記者会見。岸田外相の「われわ…
2度にわたる白内障手術を終えたアウンサンスーチー氏。くっきり見える視力を取り戻して、ミャンマー旧暦正月はじめての演説にのぞみました。現地紙のアップから、日本メディアが報じない部分を紹介します。 アウンサンスーチー氏の17日演説は日本の各紙に少…
ミャンマーの正副大統領が見えてきた件は日本の報道でも報じられているところです。いかにも”良い人”顔のスーチー財団の人。この顔見て、(3月11日現在)誰も言わないのだけれど私的にちょっと不安なことは・・・ 新たに、アウンサンスーチー氏の操られ人形…
水面下でさまざまに蠢く新政権のデッサン、ちょっと表に出てきました。アウンサンスーチー氏は、少なくとも15省庁を減らす意向なのだと側近が明らかに。 NLDの側近、ゲタ顔でおなじみのウィンテイン氏がアウンサンスーチー氏宅で会談後、明らかにしまし…
ミャンマー議会、あらたな議席で開催される直前リハーサルの光景 NLD圧勝を受けて初の国会会期。開催直前のリハーサルの光景がアップされています。 自分の席はどこかな?ワクワク いかにも初々しい、スーチーチルドレンたち この座り方、いかにも慣れてませ…
ミャンマーよもやま情報局一周年特別企画、ミャンマーのB級お目立ちキャラ第4〜6位です。 4.フェイスブック大臣 イエトゥ氏 情報省大臣が本職ですが、テインセイン大統領の懐刀としてのキャラの方が有名。彼の真髄は「個人フェイスブック」。特に外遊で…
当サイトを開設し、研究活動の副産物で得られた生の情報をお届けすることを始めてから、はや1周年となりました。1周年特集「ちょっとひねったお目立ちキャラ」。アウンサンスーチー氏ほど全世界区じゃないけれど、地元では同レベルの人気者など、勝田の好…
次期NLD政権では大臣や副大臣の椅子をバッサリ削るぞ! と、ウィンテイン氏が表明しました。いま大臣が36人、副大臣が100人いるのを、その要否を含めて精査するぞと。でもアウンサンスーチー氏は首切りはやらないと言ってるわけで・・・ 表明したのは、アウ…
アウンサンスーチー氏の2016年念頭挨拶でミャンマー国民に呼びかけた演説。 イラワジ誌に掲載されておりますが、ポピュリズムの正反対。ミャンマー国民に媚びることなく、ケネディの名言「国家が諸君のために何をなしうるかを問うのではなく諸君が国家に…
アウンサンスーチー氏はミャンマー軍の人材に相当なる信頼感を抱いているということが読み取れる画像
しばしば面白いイラワジ紙の写真。今回はなにやらピカピカ豪邸の写真です。私は(おそらく海外ビジネスパーソンの多くも)これを見て、てっきりどこかの大使公邸の写真だと思いました。 こういうパーティー用のパブリックスペースと、個人の住居が同居してい…
いまミャンマーで注目を集めているタンシュエ氏の孫のフェイスブックを読み解くシリーズ。4回目はこの画像です。初回にアップした画像ですがフェイスブック上で分析しているとギョッとしたこと1件。 タンシュエ孫のバースデーパーティー、まるでバブルの頃…
ミャンマーでいま注目度断トツ、タンシュエ氏の孫のFB。アウンサンスーチー氏関連以外の部分を解読するシリーズ3回目。人脈から透けて見えるものを読み解いてみましょう。 https://www.facebook.com/Chelseafc0014?fref=ts フェイスブックの画像をブログに…