ミャンマーよもやま情報局

関西福祉大学 勝田吉彰研究室。科研費研究でミャンマーに通っています。学会発表や論文には入らないやわらかいネタをこちらで発信しています。取材や照会など連絡先はこちらへ myanmar@zaz.att.ne.jp

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ミャンマーの抗議行動(CDM)の中身

私のヤンゴン現地の友人たち、なかでVPNでFBアクセス可能なものものが「現実を世界に伝えてくれ!」とFBで送ってきます。MRTVなど主要メディアは軍におさえられているそうです。ですので、いくつかコピペしつつ紹介。 格闘家(ボクサー)たちが立ち上がって…

ミャンマー軍の「クーデター」には新型コロナも1枚影響か? アウンサンスーチー氏に懸念されるシナリオ

ミャンマーの軍によるアウンサンスーチー氏拘束と全権掌握案件、メディアに「クーデター」と報じられているものについて。昨日からTV(MBS「ミント!」)や神戸新聞で解説をおこなっているところですが、こちらでも医学分野からの分析を記しておきます。コロ…

ミャンマーでツーリングは地雷でドッカーン覚悟で

ご遺体の画像を載せるのが大好きなミャンマーメディア。最近ではアラカン州で起こっている新たなあれやこれやですが、珍しくも「ドイツ人」がアップ。ツーリングを楽しんでいたら地雷を踏んでドッカーン! という悲劇。ミャンマーの田舎でツーリングはやめて…

ミャンマーのケンタッキー1号店の定点観測 2019年9月の現状

ミャンマーのケンタッキー・フライド・チキンの定点観測。2019年9月の現状は、ちょっと縮小傾向が気になる結果になりました。メニューの縮小。スタッフの縮小。 アウンサン通りのケンタッキー・フライド・チキン ミャンマー1号店。店に入って気になったの…

ミャンマーの街角で見かける日本と似たモノ(その4:サクラタワーの近くで令和おじさんのお店!)

サクラタワーから徒歩3分の「令和おじさんのお店!」 数年前から目をつけてたのですが、ついに実行しましたワンショット! サクラタワーから東へ、映画館を過ぎて黄色いスポーツ店のすぐ向こうあたり。”官房長官”か、ちょっと似た雰囲気の妹さんのどちらか…

サッカー日本代表戦の会場で想う

2019年9月10日。サッカー日本代表戦のスタジアムにて。結果は2-0でなんとか日本側が逃げ切り勝利(と表現する位、意外にも接戦)でした。現場で見たあれやこれや。 ラッキーにもヤンゴン滞在中に、日本代表U23がヤンゴンにやって来るという僥倖に恵まれ…

NNAカンパサール連載 第6回(企業人の海外メンタルヘルス総仕上げ)

NNAの担当連載も最終回となりました。これまで紹介してきた、 1.海外駐在の時間は「超多忙」と「所在なき時間」の混在 2.「超多忙」は過重労働と隣り合わせ 3.「所在なき時間」に口を開けるアルコール問題 4.2~3カ月目にやってくる危機 5.欠かせない現地…

NNAカンパサール連載 第5回(海外勤務者を支える”仕組み”)

NNAカンパサールの担当連載、第五回目です。今回は、本社側のみなさま向け。ミャンマーに社員を送りだしたら、このようなフォローを忘れずというか、忘れる忘れないにかかわらず実行できる「仕組み」にしましょうというお話です。ぜひぜひ。 URLはhttps://ww…

ミャンマーの牛に炭疽菌感染症(oie)

ミャンマーの牛に炭疽菌感染症と国連OIE発表。 管理人が毎日チェックしている、国際感染症情報サイト(ProMed)には、時折、人間以外の感染症もアップされます。 もしも、ミャンマー関連でそのような情報が役立つ読者の方(農業関係、援助関係、商社、株式投…

ミャンマーの児童労働の実態

ミャンマーの児童労働の実態、イラワジ紙の記事保存版。 ILO発表。 5~17歳の9.3%、1割弱、113万人が労働している。616815人は危険作業。そのうち24.1%は12-14歳、74.6%が15-17歳。長時間労働。 業種別では農業、製造…

怒れるお坊さんたちのデモ行進@シュエダゴン→スーレー。仏教ナショナリストは手が付けられなくなるのか否か

怒れるお坊さんたちのデモ行進。シュエダゴンからスーレーまで。ウィラトゥ師の逮捕をきっかけに、”政府による仏教の弾圧”を叫びながら・・・ シュエダゴンパヤーを出発した一行はスーレーパヤーまでデモ行進。仏教ナショナリストの集団で、去る5月28日に…

nnaカンパサール連載 第4回(異文化適応過程)

nnaカンパサールの連載、第四回、異文化適応過程について書きました。 日本という環境を離れてミャンマーという異文化環境に入ったとき、誰しも戸惑いを覚えるもの。そんな中、着任数か月後にやって来るシンドイ時期、危機とは。。。 アクセスしてご覧くださ…

追悼:ミャンマー語の貴重な人材が・・

川崎の通り魔事件。被害者、犠牲となった方の報道を聞いて言葉につまりました。 桜上水の外務省職員。あそこには外郭団体の寮があり、管理人も外務省時代には帰国時にお世話になっていました。 そして、ミャンマー語の専門家。世間の誰も注目しなかった、い…

ミャンマー軍が導入するロシア製最新鋭機はこれだ!

ミャンマー軍が新鋭機をロシアに発注、6機が製造中!と、同国訪問中のミンアウンフライン将軍会見。その新鋭機とは。 ロシアを訪問中のミンアウンフライン将軍ら、23日にイルクーツクの工場視察、新鋭機は非常に有用と会見。 スホーイSU-30SMが6機。 ミ…

nnaカンパサール連載 第3回(海外赴任とアルコール問題)

管理人担当のNNAカンパサールの連載、第3回目が掲載されています。今回は海外駐在とアルコール問題について。いまヤンゴンやネピドーに駐在中のみなさま、お酒の量が最近増えてるみたいとか、ブレーキが効かなくなってきたかなあとか、軽くスクリーニングな…

ミャンマー人が日本で働く波紋(外国人労働者問題、TBSラジオの電話出演で紹介しました。ラジオクラウド)

入管法改少々お待ち正が施行され、外国人労働者がさらに34万人日本で働くことになる(と政府の皮算用)。その中でミャンマー人もそれなりに存在感を発揮することになります。そうした外国人労働者の問題を特集したラジオ番組で発言しました。ラジオクラウ…

ミャンマーのケンタッキー1号店の定点観測 2019年2月の現状

2019年2月の現状、低価格路線からエキゾチック路線に舵を切っています。店外に向けて貼られたポスターは、そのポリシーをわかりやすく明らかにしてくれますが、上海セットだ東京セットだと、ミャンマー国外のエキゾチックを誘いはじめました。一方で飲み物…

nnaカンパサール連載 第2回(感染症流行のメンタル)

先月より担当させていただいております、nnaカンパサールの連載、2回目がアップされています。よろしければご笑覧ください。 https://www.nna.jp/nnakanpasar/backnumber/190301/topics_001/ 今回は感染症流行のメンタル。前職、外務省医務官時代に北京でお…

ミャンマーの麻疹(はしか)、日本に持ち込まれる第三位に

日本に麻疹(はしか)が輸入されるとき、その火元はどこか。日本の国立感染症研究所が公表しているグラフ、今年に入ってミャンマーが第3位にランクインしています。 日本では2015年にWHOから麻疹排除認定を受けています。これは日本国内に(土着の)麻疹が存…

ヤンゴン一般庶民の医療を現地人目線で突撃体験!

ヤンゴン・ジェネラルホスピタル救急部門。ヤンゴンの一般庶民でごった返し、富裕層や外国人は決して行きたくない場所ですが、交通事故など、ある限られた状況では”意思に反して”連れてこられることもあります。その中はどうなっているのか。ここをミャンマ…

ミャンマーの愛すべきパチモンたち:その5 置時計・掛時計は変わらずやりたい放題

ミャンマーの愛すべきパチモンシリーズ。腕時計はここのところ急速に商標管理がすすみ、なんちゃってロレックスの類は姿を消し、ひとりダニエルウエリントン「だけ」がやられ放題と紹介しました。今回は打って変わって置時計・掛け時計のやりたい放題状態紹…

nnaで連載始めました

アジア駐在のお馴染み、共同通信系メディアのnna。nnaカンパサールからご依頼いただきまして、連載を始めました。ネットでご覧いただけますので、ご笑覧ください。 月1回ベースです。ミャンマー駐在にもお役に立てれば幸いです。 第一回目 https://ww…

パヤーの修繕現場。日本の労働安全衛生法ならアウトなのだけど・・・

金色に輝くミャンマーのパヤー(パゴタ)。いかにも維持に手がかかりそうなものですが、その修繕工事の現場は労災と隣り合わせの実態。 お目当てのパヤーに出かけたら足場に覆われた工事中状態でがっかりした・・・という方もおられるかと思いますが、そんな…

アラカン軍の存在感が急拡大したワケ

アラカン州といえば、注目度急上昇がアラカン軍(AA)。ベンガルの皆さんのARSAテログループは知られるものの、AAの知名度はいまひとつでした。が、警察署襲撃で存在感拡大しているわけは・・・イラワジ紙の解説。 アラカン軍(AA)の9周年記念動画。そのク…

1年で103人も亡くなってしまう死のハイウェイ、それでも少し改善(ヤンゴンーマンダレー線)

ヤンゴンーネピトーーマンダレー線のハイウェイ。ネピトーに用があるけれど飛行機がとれなくてやむなくここを走ったことがあるという方は少なからずおられるかと思います。ここが死のハイウェーであることはそれなりに知られていますが、それでも若干の改善…

新年あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます 光陰矢の如し、2012年にはじまった私のミャンマー通いも7年目に入ります。 この7年間、想定どおりのすさまじい変化を目にすることが出来ました。主として医学界(精神医学界・軍医学界)の交わりでは、ユワタジの…

ミャンマーのケンタッキー1号店の定点観測 2018年10月の現状

ミャンマーのケンタッキーフライドチキン。その1号店開店以来の、店の中を定点観測してゆけばミャンマーの発展度合いとの相関が観察されるのではないか。そのような仮説のもと、約半年ごとに店内外の画像とともに考察するシリーズ、2018年10月版。前回2月か…

ミャンマーのネット事情。LTEとWifiの速度差が世界でもトップレベルに躍り出た

ヤンゴン空港に降り立つと「4G」の巨大な看板。まだ4Gが始まったばかりで珍しいのかここでは・・・なんて思ってると、意外な事実が。 netgeekで流れてた「もはやWi-FiはキャリアのLTE電波網よりも通信スピードが遅いことが浮き彫りに」 という記事。文字通…

ワンコインで功徳を積んで来世の環境を良くする方法:その7(ボタタングパヤーの門前マーケットは入場前に!)

ミャンマーのお寺でワンコインで功徳を積む方法。お供えものは色々独自の文化があって面白いのですが、ボタタングパヤーでは門前のお店で入場前に入手します。 スケジュールの詰まったビジネス出張、そんな合間にちょっと良い気を吸って、自分が生まれた曜日…

ワンコインで功徳を積んで来生の環境を良くする方法:その6(ボタタング パヤーのハイテク寄付コーナー)

ワンコイン(500円以内)で功徳を積む方法。川沿いはブッダの歯で有名なボタタングパヤー(Botahtaung)のIT化寄付受付コーナー。 入場料払って最初の建物に入ると右手にこんなカウンターがあり若手のおねえさんが座っています。そこに(ほとんどが)1000チ…