ミャンマーよもやま情報局

関西福祉大学 勝田吉彰研究室。科研費研究でミャンマーに通っています。学会発表や論文には入らないやわらかいネタをこちらで発信しています。取材や照会など連絡先はこちらへ myanmar@zaz.att.ne.jp

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ミャンマーの事件事故

ミャンマーでツーリングは地雷でドッカーン覚悟で

ご遺体の画像を載せるのが大好きなミャンマーメディア。最近ではアラカン州で起こっている新たなあれやこれやですが、珍しくも「ドイツ人」がアップ。ツーリングを楽しんでいたら地雷を踏んでドッカーン! という悲劇。ミャンマーの田舎でツーリングはやめて…

ミャンマーの工事現場。なにが問題でなにを改善すべきか(練習バージョン)

ミャンマーの工事現場。その職場環境はいかなる状況か?労働衛生コンサルタント(受験生)の目から練習を兼ねて。 ここのところ当ブログの更新が滞りまくってます。お越しいただける皆様には大変恐縮なのですが、1月中旬まで管理人が「お受験」状態にあるの…

ミャンマーの一般庶民の怒りは白人上から目線にも向いている

ラカイン州で展開している一連の事象について、ミャンマーの友人たちからわかりやすい絵がまわってきました。牛刀と手製爆弾で襲ってくる当事者に加えて、国連に象徴される西側人権派のアンフェアな上から目線に対する怒りがコミカルかつ説得力をもって伝わ…

いま、フェイスブックで流れてきた「ミャンマーの一般庶民の気持ちをあらわす一枚」に見えてくる、西側テレビマンとミャンマー庶民の葛藤

いま、フェイスブックで流れてきた「ミャンマーの一般庶民の気持ちをあらわす一枚」つらつらと考えてました。西側テレビマンの考えることと、ミャンマー民衆の考えることのギャップ 私のフェイスブックには軍病院の教授から流れてきて、さらに元をたどると(…

無差別発砲に出遭ったとき思い出すべき単純なこと:字幕つきビデオを見ておこう

無差別発砲事件に出遭ってしまったときにとるべき行動。日本語字幕つきビデオです。ミャンマー生活においても、ゼロとは言い切れませんし、イスラム教徒に対するあまり温かくない世論や怖いお坊さん問題もあります。一度は見ておいて損はない動画。 www.yout…

ミャンマー当局が象さんの密猟は許さんゾウ・・と張り切るなかで、ブッシュミート問題も透けてきた

象さんの密猟者捕物帳。ミャンマー警察が寝込みを襲って2人逮捕、3人取り逃がしという顛末。下手人たちは夜中に象の肉を保存作業していたとのこと、象牙だけじゃなくてブッシュミート問題も透けてきました。 アフリカの密林では密猟者とレンジャーとの戦い…

目の前で爆発や乱射があったらこうしよう

ミャンマーに限った話ではありませんが、パリやブリュッセルみたく、目の前で爆発や乱射があったらどうするか。外務省HPから抜粋。最低限これ位は頭に入れて国境を越えましょうということで・・ パリやブリュッセルのテロで亡くなられたみなさまのご冥福をお…

交通戦争状態のミャンマー、事故死は倍増4233人は日本より多かった!

ミャンマーの交通戦争状態。2015年の交通事故死者数が4233人! 軍事政権最終年の2011年比で倍増です。2015年は、人口倍の日本より多かった! ますますカオス化の様相を呈するヤンゴンの路上ですが、実はマンダレーの方が悲惨な数字になっていて、609…

ミンガラマーケット大火事をめぐる人々の表情

ヤンゴンのミンガラマーケットの大火事。ミャンマー中のマスコミが集結して火事場写真を大量にアップしてくれましたが、火事場周辺の人々の表情がなかなか味わい深いものがあります。 現場で目立つのが消防士を温かく支える市民の姿。おばあさんが、消防士に…

ミャンマー2015年の記録。保存版の記事2つ

jb6kc7 2015年のミャンマーは激動の年でした。保存版の記事2つ紹介。いずれもイラワジ紙。ウェブ魚拓もとっておきましたので、ご利用ください。 ミャンマー時の人2015年 いくつわかるかな? ベスト5までは比較的簡単ですが、6〜10位が本文見ない…

ミャンマーが悩む翡翠(ヒスイ)の悲劇に政府はどう動く?

ミャンマー名産のひとつ翡翠(ヒスイ)。腕輪ひとつで億の単位するものもあり、その利権はさまざまな悲劇を呼びます。そのひとつが土砂崩れ。政府も対策に動き始めていますが・・・ もっともわかりやすいのが、日本でも報じられた「土砂崩れ」。翡翠を掘削し…

ミャンマーでSNSやる注意。下手打つと逮捕されるぞ!

中国のサイバーポリスが人海戦術で監視していて、当局の逆鱗にふれると警察に踏み込まれるというのは有名ですが、ミャンマーでもなかなかのものがあります。 ミャンマーのマスコミには、この女性が両脇を警官に固められた姿で再々登場します。さほど極悪人の…

バナナは強し! ミャンマーのバナナがある光景

ミャンマーの光景に欠かせないアイテム、バナナ! バナナには150品種ほどあるのですが、この国では25品種以上のバナナが国じゅうで栽培されています。 そのまま食べるだけでなく、深煎り、ローストなど食べ方いろいろ。 バナナの芽は野菜として食用にされま…

ミャンマーでは殉職警官に市民あげて悲しみが共有される

治安が比較的良いミャンマーですが、捕物劇のなかで殉職警官が2名出てしまいました。ヤンゴン郊外、指名手配犯人の持つ刃物で刺されてしまった案件。 その葬儀の様子がアップされています。まず驚くのが、追悼に集まる一般市民のものすごい数! 日本でも踏…

魔のヤンゴンーマンダレー高速道路で「せとうちバス」がさかさまに

ヤンゴンーマンダレー高速道路。ここでしばしば高速バスがひっくり返っているというのは、これまで2度ほど紹介したところです。今回また衝撃映像が。 この車体、四国の方は見覚えがありますね(というか、いまもこの色で目の前を走っている)。高速バスとし…

ミャンマー軍に保護された偽装ロヒンギャ難民船事件の顛末

先日紹介した、偽装ロヒンギャ難民船事件の顛末。前記事はこちら ふたたびロヒンギャ問題。メディアが報じないこと・・・偽装ロヒンギャが跋扈している! - ミャンマーよもやま情報局 ミャンマー軍によって拿捕された船には208名が乗っていました。その「乗…

ふたたびロヒンギャ問題。メディアが報じないこと・・・偽装ロヒンギャが跋扈している!

ロヒンギャ問題のもうひとつの側面。ロヒンギャ族を偽装した「ニセ・ロヒンギャ」が「偽装難民船」を仕立てて国連援助をあて込み、大海原に乗り出し、それをビジネスにする人間も現れています。 ミャンマー海軍が不審船を臨検、拿捕。場所は4 nautical miles…

ミャンマーの干ばつ。インレー湖が干上がってしまった!

インレー湖。湖上の華やかなお祭りで名高い、ミャンマーの一大観光スポットですが、このところの干ばつで、こんな悲惨なことになってしまっています。 こういう干ばつになると、電力事情も悪くなってしまう(水力発電ができず停電時間が長くなる)のがこの国…

ミャンマーの高速バスはしばしば突っ込んでしまうから後席に乗ろう

ミャンマーの高速バスはしばしば事故ります。ヤンゴンーマンダレー間の高速道路1本だけでこんな具合です。yangon mandaley expressway、高速道路運営会社のフェイスブックだけで,2015年に入ってからの分だけでこれだけ載っています。う~ん。時速30km/…

ミャンマーのプライバシー感覚(その1:ひき回し)

ミャンマーの報道、ミャンマー現地の方々のFB、いろいろアップされている写真を眺めていると、「プライバシー概念の質的な違い」を感じることが再々あります。そんなところにフォーカスしたシリーズ、不定期にお伝えしてゆきます。 シリーズ初回は「ひき回し…

いまミャンマーのフェイスブックで話題沸騰な写真

ミャンマー情報省のフェイスブックに掲載された1枚の写真が現地のフェイスブックユーザーたちを騒がせています。 さて、なにが騒ぎになるのか、じい~っと眺めてみましょう、この写真。 気がつきましたか皆さん! 真ん中の赤い服を着た女性は、ミャンマー情…

EUのミャンマーにおける不都合な真実(ポリスアカデミー)

burma.irrawaddy.org 映画「ポリスアカデミー」を彷彿させるこの写真。ちょっとした物議をかもしています。 にこやかな表情の白人たち、EUからミャンマー支援にやってきたおまわりさんたちです。EUは2013年から1千万ユーロを投じてミャンマー警察の教育をお…

いまミャンマー北部で起こっている現実(麻薬ゲリラの襲撃)

いま、ミャンマーーといっても日本人ビジネスマンの押しかけるヤンゴンやネピトーから遠く離れた北部コーカンですがーで麻薬王とも言われるゲリラが現地の市民や軍に襲い掛かる、ということが進行しています。 私の友人の医師たち(医師じゃなくても)が、フ…

ミャンマーで麻薬王?がテロを仕掛け、市民が軍に連帯を示してプロフ画像を続々変えている

ここのところ、私のフェイスブック友達で、プロフ写真をこのマークに変える人が続出しています。友達の友達になるとさらにゾロゾロと。 で、このお日様マークは何ぞえ?と尋ねてみたら、ミャンマー軍のNorth East Commandの紋章とのことです。Pheung Kya-Shi…