ロヒンギャ問題のもうひとつの側面。ロヒンギャ族を偽装した「ニセ・ロヒンギャ」が「偽装難民船」を仕立てて国連援助をあて込み、大海原に乗り出し、それをビジネスにする人間も現れています。
ミャンマー海軍が不審船を臨検、拿捕。場所は4 nautical miles of Thinbawgwe Village in Maungtaw Township。
この船はタイ人Au Mint氏( Ranong在住)の所有。タイを出てバングラデッシュの沖合4マイルのところに停泊、バングラデッシュが小さなボートでグループで乗船。出航、ミャンマー領海内で、インドネシア・タイ・マレーシア当局による警戒を逃れようとユーターンしようとしたところで逮捕(拿捕)された。
乗船していたベンガル人は208名。うち10名が14歳前後。残りは30代40代。出身地はCox's Bazar, Chittagong and north of Dhaka。その他、乗員9名と通訳2名。
彼らはラカイン州当局によって、人道的援助が与えられている。
ソースは
MOI Webportal Myanmar | Facebook
あらためて写真をじーっと眺めてみると、全員「生産年齢人口の男性」ばかりで栄養状態も良好です。
私は前々職で難民保護の仕事をしたことがありますが(海じゃなくて、凍り付く川を渡って来る難民でしたが)、難民の周囲には、ニセ難民もいれば、難民をネタに金儲けをたくらむ輩も発生します。まあ、起こるだろうなというようなことです、これ。