ミャンマー情報省のフェイスブックに掲載された1枚の写真が現地のフェイスブックユーザーたちを騒がせています。
さて、なにが騒ぎになるのか、じい~っと眺めてみましょう、この写真。
気がつきましたか皆さん!
真ん中の赤い服を着た女性は、ミャンマー情報省の副大臣です。足元を見てください。灼熱のtarmac空港に降り立った一行、なぜか不思議なことに、副大臣だけ影が違う!のです。影法師じゃなくて、パラソルの影。なのにパラソルが見当たらない!
おそらく元の写真では後のお付きの部下がパラソルを捧げ持っていた(彼の右手も傘を持ってる手のように見受けられます)のでしょうが、フォトショップで傘だけ消して影にまで注意が及ばなかった・・・そんなところでしょう。
巷ではいくつか説があるようです。男性優位なこの国で、男性が捧げ持つ傘に女性が入っている写真が流布するのを控えたという説。アウンサンスーチーさんとの関連で云々という説。
まあ、真相は誰にもわからないわけですが、FBのなかでこういう説が取沙汰されること自体、女性参画がいま一つな現状を象徴しているのでしょう。
イラワディ紙の解説も参照ください。
A Shadow of Deceit Hangs Over Myanmar’s Ministry of Information
さっそくこんな風刺画もでてきました(傘さしてるのに影法師:笑)