ミャンマーよもやま情報局一周年特別企画、ミャンマーのB級お目立ちキャラ第4〜6位です。
4.フェイスブック大臣 イエトゥ氏
情報省大臣が本職ですが、テインセイン大統領の懐刀としてのキャラの方が有名。
彼の真髄は「個人フェイスブック」。特に外遊ではおよそ何でもかんでも身近なものを写してアップしてしまうので興味がつきません。訪日したテインセイン大統領が新幹線で駅弁パクついてる写真は現地日本人の間でも話題になりましたが、車内販売のおねえさんと並べてアップしたイエトゥ氏の功績です。この人、わしゃあ政権交代したら引退するぜい!と言ってるのが残念でなりません。
5.ミンアウンフライン将軍
このお方も存在自体はメジャーすぎて、アウンサンスーチー氏らと同じ扱いで当ランキングからはずぞうかとも思ったのですが、なんでもかんでもアップしてしまうフェイスブックに敬意を払っていれました。我々日本人にとっては朝日・共同支局長の謁見シーンだとか、元幕僚長岩崎氏や笹川陽平氏との男の友情編はピカ一でしたが、それは別としても、各国軍との距離感が読み取れたりなかなか。
2016年の予想:定年の日が近づいてくるのだけれど、この人が将軍じゃなくなっちゃたら残念だなあ。政治トンビの間では副大統領就任説なんてささやく人もいますが、まあそれは話半分ということで。
教育改革に反対して街角で「青春は爆発だぁ〜!」と若きエネルギーを発散してくれたミャンマー版SEALsのみなさん。NLDが勝利するずっと前だったこともあり、赤い旗と一緒にイラワジ紙が徹底的に報じてくれました。可愛い女子大生につかみかかるイレズミ男の画像はインパクトでした。警察につかまっちゃた学生君たち、日野やいすずトラックを魔改造した護送車の前で支持者とともに拳を振り上げたりのシーンは絵になりました。
2016年の予想:当面は、公判のたびに注目を集めますが、NLD政権になって”戦う敵”の存在感が小さくなっちゃたら、彼らが「虐められるマイノリティ」から「赤い旗をふるマジョリティの側の一員」になっちゃったら、彼らのマスコミ存在感はどうなっちゃうのかなあ。ちょっと心配だなあ。