ミャンマーよもやま情報局

関西福祉大学 勝田吉彰研究室。科研費研究でミャンマーに通っています。学会発表や論文には入らないやわらかいネタをこちらで発信しています。取材や照会など連絡先はこちらへ myanmar@zaz.att.ne.jp

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ミャンマーよもやま情報局一周年企画(B級お目立ちキャラ 第1〜3位)

当サイトを開設し、研究活動の副産物で得られた生の情報をお届けすることを始めてから、はや1周年となりました。1周年特集「ちょっとひねったお目立ちキャラ」。
アウンサンスーチー氏ほど全世界区じゃないけれど、地元では同レベルの人気者など、勝田の好みを加えて紹介。まずは第1~3位。

 

 アウンサンスーチー氏・テインセイン大統領・シュエマン議長の”定番トリオ”は”当たり前すぎるA級別格”としてはずして、当サイトではちょっとひねって、これらの方々以外から管理人の独断で選びます。

1.タンシュエ孫Nay Shwe Thway Aung氏)
2011年まで軍事政権のドンとして権勢をふるったタンシュエ氏。そのお孫さんが負けず劣らず強烈キャラです。個人FBで華麗なる人脈や奇天烈行動に、政治の裏舞台までガンガンアップしてしまうので、いまやミャンマー人の間で超人気FBアカウントに。当サイトでも謎のボディコン日本人美女(?)などネタいただきました。

2016年の予想:変わらず、表面的にはアホの遊び人を装いながら、実は水面下で活躍する大石内蔵助キャラを続けるのでしょう。フェイスブックには奇天烈写真とセレブ人脈に交じって、どのスクープ記者も追随できないドッキリ情報が突如アップということは何度かあると予想

 

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2.マグサイサイ賞のKyaw Syu氏
 ミャンマーの国民的俳優、監督のKyawSyu氏。貧困層対象に無料の葬儀サービスを展開し、アジアのノーベル賞ことマグサイサイ賞の受賞に至りました。その葬儀サービスにフル回転しているのが、日本でめっきり見なくなった宮型霊柩車。日本の葬儀社の名前もつけたままで、海を渡ったミャンマーで元気に第二の人生を歩んでいることが有名になったのは彼の功績です。

2016年の予想:貧困層向けボランティアを続けながら、ミャンマー映画界のドンとして君臨も同じか。著名映画監督の結婚式に現れて注目を集めましたが、この”ミャンマーでもっとも華のあるおっちゃん”を呼ぶと絵になりますから、今年もノボテルの大広間に何度か姿を現すのだろうなあ。

 

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3.ミャンマーの助さん格さん、ティンウー氏とウィンテイン氏
 アウンサンスーチー氏にピッタリ寄り添うNLDの大番頭。ミャンマーの助さん格さんなのですが、これ以上考えられないぐらい”怖い顔キャラ”なんですね。”睨みをきかす”という表現がぴったり。で、「大臣のポストはバッサリとリストラするぞ!」なんて憎まれ役発言もしっかり。3月から新政権で八面六臂の活躍する彼らの動向に注目赤丸急上昇。 

2016年の予想:アウンサンスーチー氏が、いまのイメージを曲がりなりにも保てるためには、この助さん格さんのニラミが必須。民主党状態のNLDがバラバラにならないためにも彼らの動き方が注目されます。嫌われ役・絞め役を買ってゆく覚悟はできてると見ますが、高じて襲われたり、失脚したりは怖いですね。

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