いまミャンマー人のフェイスブックに不思議な絵が出回っています。バゴーのお寺の境内で、アウンサンスーチー氏とおぼしき女性とミンアウンフライン将軍とおぼしき男性がツーショットで・・・
ミャンマー人のフェイスブックでシェアされているのがこの画像。私のところにもシェアを繰り返して流れてきました。一見何の変哲もない油絵。
バゴーのシュエモードーパヤー。場所的にはなんらスペシャル感はなく、まあ、「地球の歩き方」にも載ってる程度の平凡な場所です。
が、しかし、手前の一組の男女がえらく注目を集めているのです。
そう、このショットはミャンマー軍トップのミンアウンフライン将軍とアウンサンスーチー氏が初めて会談をもったときのものです。あらゆるメディアに掲載された有名ショット、当サイトでも引用しました。
問題の部分の拡大図。
この風景画そのものは、このお二人だとは言っておらず、気が付いた人がSNSにアップしてウワサになっているものです。作者がかの有名ショットを参照しているのは間違いないでしょうが、その意味深な意図は憶測を呼びます。
背景となっているのはシュエモードーパヤー。大地震で崩れちゃったのを民衆の寄進で長年月かけて再建されたところです。
ミャンマーは軍政という大地震に見舞われてきたけれど、長年月を経て、ようやく軍とアウンサンスーチー氏が(とりあえず)握手をして、これから再建だぁ! という意図がこめられているのでしょうか。
元ショット、当サイトで紹介したのは昨年2015年12月3日でした。
【追記】
FBの元をたどってゆくと出てくる名前、Aung Ko Ko氏はNLD支持者の詩人のようです。