ミャンマーよもやま情報局

関西福祉大学 勝田吉彰研究室。科研費研究でミャンマーに通っています。学会発表や論文には入らないやわらかいネタをこちらで発信しています。取材や照会など連絡先はこちらへ myanmar@zaz.att.ne.jp

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ミャンマーの要人たち

ミャンマー軍の「クーデター」には新型コロナも1枚影響か? アウンサンスーチー氏に懸念されるシナリオ

ミャンマーの軍によるアウンサンスーチー氏拘束と全権掌握案件、メディアに「クーデター」と報じられているものについて。昨日からTV(MBS「ミント!」)や神戸新聞で解説をおこなっているところですが、こちらでも医学分野からの分析を記しておきます。コロ…

怒れるお坊さんたちのデモ行進@シュエダゴン→スーレー。仏教ナショナリストは手が付けられなくなるのか否か

怒れるお坊さんたちのデモ行進。シュエダゴンからスーレーまで。ウィラトゥ師の逮捕をきっかけに、”政府による仏教の弾圧”を叫びながら・・・ シュエダゴンパヤーを出発した一行はスーレーパヤーまでデモ行進。仏教ナショナリストの集団で、去る5月28日に…

ミンアウンフライン将軍のSNS、FBに続いてロシア版SNSからも気の毒なことに・・・

かつて私も愛読し当サイトでも何度も紹介したミンアウンフライン 将軍のフェイスブック。8月にフェイスブック社からアカウント削除されてしまったのは痛恨の出来事でしたが、今度はロシア版SNSから削除⇒復活⇒攻撃により?機能停止と気の毒な事態に。 ミンア…

大統領交代後、初のNSDC会合(2018.6.8)

ウィンミン大統領になって初めて、NLD政権になって以来でも2度目のNSDC(National Defense and Secirity council)会合開催。ラカイン州案件。 総選挙前の2014年あたりには注目を集めたこのツーショット。最近ではあまり注目も集めなくなりましたが、久々の…

ティンチョー大統領、本人姿を現さぬ突然の辞任発表に想う

今日3月21日、ティンチョー大統領が辞任したと大統領府発表。ネット内の反応は、お疲れさまでした・・・と平穏なものが多いようです。 イラワジ紙からの事実関係の要旨。ティンチョー大統領の辞任が3月21日発表された。2年足らずの任期。 彼が、自分の…

ミャンマー軍の合同演習、将軍がSNSでバンバン発信!(陸)

ミャンマー軍の空陸海合同演習。この国のユニークなところは、トップのミンアウンフライン将軍が個人のFBやツイッターでバンバンと発信してしまうこと。そんな写真出して良いの? 私がその場にいたらそんな写真撮れないけれど・・・といったものも、大量にア…

アウンサンスーチー氏が国連演説に現れなかった深いワケ

アウンサンスーチー氏がロヒンギャ問題の渦中、NYの国連本部に現れず副大統領を代理で派遣したことが欧米人権屋さんたちの非難の的のひとつになっています。しかし、あのときアウンサンスーチー氏が離れていたら、非常事態宣言やらクーデターが起こって国が…

ミンアウンフライン将軍のニッポン外遊記(将軍FBから)

ミャンマーの大将軍、ミンアウンフライン将軍ご一行の日本ツアーが終了しました。金閣寺・二条城・新幹線・お台場・屋形船・ミャンマー大使館。FBからかいつまんで紹介。 ミンアウンフライン将軍のフェイスブック。かつての日本訪問では、スカイツリーやら明…

ミャンマー軍の男女共同参画一歩前進、(意外にも)女性看護学生一期生卒業

ミャンマー軍の看護師・コメディカル養成学校の卒業記念パーティーの光景。これまで看護学生も基本男性ばかりでしたが、今回、女性の第一期が出ました。 ヤンゴンのミンガラドン軍事区域に建つDSMA(軍医大学。Defense Servises Medical Academy)のホールで…

2万以上のいいね。またまたタンシュエ孫のFBにミャンマー中が沸いている

ミャンマー人がもっとも注目しているFBのひとつ、タンシュエ氏の孫。しばしば度肝を抜く画像をアップして目が離せませんが、今回アップした動画はもう・・・百聞は一見に如かず、まずはクリックしてご覧ください。 URLは https://www.facebook.com/Chelseafc…

アウンサンスーチー氏の移動手段はこんなだった!と勝手にアップしてしまうミャンマーマスコミにも驚

これはMizzima紙のフェイスブックページにいきなりアップされた写真です。記事はなく、単なる個人の頁から転載。タイ訪問から帰路機内での隠し撮り写真。 クレジットは単に「Suu Kyi has been found on the plane returning from Thailand.(原文ミャンマー…

ミャンマー新政権、プレス対応が頭ひとつ抜きんでてきたのはミンアウンフライン将軍

アウンサンスーチー顧問もティンチョー大統領も、施政方針をなかなかマスコミにコミュニケーションしないなか、意外や意外にも、プレスときちんと向き合うのはミャンマー軍トップのミンアウンフライン将軍でした・・・という展開。会見を何時間も延長して会…

アウンサンスーチー氏が日本に複雑なまなざしを向ける歴史的経緯のコンパクトな解説(イラワジ)

アウンサンスーチー氏が日本に複雑な感情を抱いているらしいというのはヤンゴン邦人社会の巷で耳にするところではありますが、その経緯を総合的かつコンパクトに解説する良記事がイラワジ紙に載っています。かいつまんで紹介 2016年5月6日付イラワジ誌。東…

日本メディアが報じない、岸田外務大臣とミンアウンフライン将軍会談

岸田外務大臣のミャンマー訪問、アウンサンスーチー氏との会談にしかスペースを割り当ててくれない日本メディアの編集部ですが、そこで報じられないことの補足。実はティンチョー大統領にも会っていたことはイラワジ紙報道から昨日紹介しましたが、ミンアウ…

いま注目度トップのミャンマー女性はこの顔だ

いま世界中の注目をあびるミャンマー人女性は? アウンサンスーチーを別格として、「他に?」と聞かれたら、それはこの顔です。 気が強そうな顔・・・というのは先入観なしにその通りですが、フォーブス誌の20~30代なかばで注目すべき女性(Women to watch)…

ティンジャン休みのいま、タンシュエ孫はロンジー姿でニッポン周遊中!

今日フェイスブックを見ていて飛び上がった写真。ティンジャン休みの本日4月11日、タンシュエ孫はロンジー姿で日本を歩き回り富士山を愛でています。 富士山を背景にロンジー姿で颯爽とした姿。この上質な茶ロンジーで世界中の名所・・モスクワ赤の広場や…

ミャンマーの新政権の正副大統領は見えてきたけれど・・・誰も言わない心配なコト

ミャンマーの正副大統領が見えてきた件は日本の報道でも報じられているところです。いかにも”良い人”顔のスーチー財団の人。この顔見て、(3月11日現在)誰も言わないのだけれど私的にちょっと不安なことは・・・ 新たに、アウンサンスーチー氏の操られ人形…

ミャンマーよもやま情報局一周年企画(B級お目立ちキャラ 第4〜6位)

ミャンマーよもやま情報局一周年特別企画、ミャンマーのB級お目立ちキャラ第4〜6位です。 4.フェイスブック大臣 イエトゥ氏 情報省大臣が本職ですが、テインセイン大統領の懐刀としてのキャラの方が有名。彼の真髄は「個人フェイスブック」。特に外遊で…

ミャンマーよもやま情報局一周年企画(B級お目立ちキャラ 第1〜3位)

当サイトを開設し、研究活動の副産物で得られた生の情報をお届けすることを始めてから、はや1周年となりました。1周年特集「ちょっとひねったお目立ちキャラ」。アウンサンスーチー氏ほど全世界区じゃないけれど、地元では同レベルの人気者など、勝田の好…

タンシュエ孫のフェイスブックにまたまたビックリ仰天!(120万円の札束@パリの顛末を全部アップ)

昨年、4回シリーズでお伝えした、いまミャンマー人に最も注目されている個人FBのひとつ、タンシュエ氏(テインセイン政権の前に軍事独裁を張っていたドン)の孫のFB。またまた仰天ニュースです。 いつのまにか花の都パリは、シャルルドゴール空港。タン…

ミャンマー独立記念日。オモテとウラの国民的英雄の表情

ミャンマーの独立記念日、1月4日の光景をいくつかピックアップ。フェイスブックの「いいね」数はオモテの英雄2000台、ウラの英雄5000台でウラの圧勝(笑) 金のかかったオモロイことやってくれるのは、影の国民的英雄、タンシュエ孫。 エッフェル塔をバック…

ミャンマー2015年の記録。保存版の記事2つ

jb6kc7 2015年のミャンマーは激動の年でした。保存版の記事2つ紹介。いずれもイラワジ紙。ウェブ魚拓もとっておきましたので、ご利用ください。 ミャンマー時の人2015年 いくつわかるかな? ベスト5までは比較的簡単ですが、6〜10位が本文見ない…

いまミャンマーで注目度トップ「タンシュエ闇将軍のお孫さんの個人FB」を掘ってみた(その4:タンシュエ孫に寄り添うナゾの日本人美女?)

いまミャンマーで注目を集めているタンシュエ氏の孫のフェイスブックを読み解くシリーズ。4回目はこの画像です。初回にアップした画像ですがフェイスブック上で分析しているとギョッとしたこと1件。 タンシュエ孫のバースデーパーティー、まるでバブルの頃…

いまミャンマーで注目度トップ「タンシュエ闇将軍のお孫さんの個人FB」を掘ってみた(その1)

いまミャンマーでもっとも注目あびてるフェイスブックがこれ、「闇将軍タンシュエ元議長の孫のFB」。タンシュエ氏といえばテインセイン大統領就任まで約20年間も軍事政権を仕切り、いまも(テインセイン大統領もミンアウンフライン将軍もその他大勢も)こ…

アウンサンスーチー氏とキーパーソンズ会談の表情を見比べると透けて見えてくること

昨日のアウンサンスーチー氏vsミンアウンフライン将軍会談、アウンサンスーチー氏vsテインセイン大統領会談。いずれも選挙後の正式会談としては初とあって各メディア大報道です。日本語報道も各紙それなりのスペースを与えられていますので、事実関係はそ…

「表情」と「置かれた状況」が一致しないミャンマー総選挙の主役たち

ミャンマー総選挙。アウンサンスーチーさんのNLDが圧勝と日本のメディアには書いてあります。もちろん日本だけじゃなくてBBCにも現地メディアにもそう書いてあります。が、その情報と、主役たちの表情とがしっくり来ないのです。 この、なんとなく嬉し…

ミャンマー総選挙の光景(あと2週間)

ミャンマー総選挙投票日まで(予定どおり実施されると仮定すれば)あと2週間。選挙戦のユニークな光景を現地紙から拾ってみました。 テインセイン大統領♡♡♡な美女 対するNLEは馬車でキャンペーン!これはピンウーリンの光景ですが、この日はアウンサンスー…

ミャンマーに芸術の殿堂が出来るぞ!

ミャンマーの経済発展、後発開発途上国を脱しつつある象徴的な出来事です。芸術の殿堂の起工式! 食うや食わずの段階から離陸してゆくミャンマー、マズローの欲求段階説のより高いところに上ってゆきます。芸術。その中心地となるべく、ミャンマー・アートセ…

ミャンマー政変、シュエマン(Shwemann)前議長解任の真相を情報省大臣が語る

ミャンマー与党USDPのシュエマン前議長が8/12に突然解任⇒自宅軟禁の政変で、情報省大臣が語っています。この人、FB大好き大臣として有名ですが、今回はFBじゃなくてロイターのインタビュー。 解任の理由は 1.野党NLDのアウンサンスーチー氏と手を結んでい…

ミャンマー与党の変、イラワジ紙の解説基本編

ミャンマー与党USDPの議長が突然解任され機関紙がストップされ・・・という政変、ごく基本的なところでイラワジ紙のわかりやすい解説を紹介。 今回の政変は、テインセイン大統領の地位をドラマチックに確固たるものとし、再選に向けたものである。 USDP与党…