ウィンミン大統領になって初めて、NLD政権になって以来でも2度目のNSDC(National Defense and Secirity council)会合開催。ラカイン州案件。
総選挙前の2014年あたりには注目を集めたこのツーショット。最近ではあまり注目も集めなくなりましたが、久々のセキュリティ会合でイラワジ紙のトップを飾りました。アウンサンスーチー氏、ミンアウンフライン将軍、ウィンミン大統領、さらに2人の副大統領など出席。
2018.6.8に大統領官邸で開催されたセキュリティ会合はNLD政権になってからまだ2回目、ウィンミン大統領になって初めてです。話題はもちろんラカイン州案件のあれやこれや。
、バングラデシュから難民帰還、調査委員会、国境警備、先般シンガポールで開催のシャングリラ対話等の覚書署名について討議。
識者コメントでは、政府と軍は両者の意見一致せずラカイン州の問題で行き詰まっているようだと。今回の会合は、政府が難民帰還について国連との覚書にサインすることを軍に知らせることも目的に開かれたようだとコメント(Executive director Ko Ye of the Tagaung Institute of Political Studies)。
大統領府は5月31日に昨8月のロヒンギャ武装勢力による警察署襲撃以来一連の出来事に関する三者独立調査委員会立ち上げを宣言している。
6月8日にはUSDPにより、委員会に外国人を含めないように下院に提議し、それを議題に乗せることまで了承されているが、当初予定されていた8日の予定は前日になってキャンセルされている。
まあ、一筋縄でゆくはずもありませんが、二転三転、ウォッチしてゆきましょう。