いまミャンマーで注目を集めているタンシュエ氏の孫のフェイスブックを読み解くシリーズ。4回目はこの画像です。初回にアップした画像ですがフェイスブック上で分析しているとギョッとしたこと1件。
タンシュエ孫のバースデーパーティー、まるでバブルの頃の六本木みたくボディコン美女に取り囲まれています。日本の週刊誌なら、北の国の喜び組になぞらえた見出しでもつけそうですが実際のところそうではありません。ボディコン美女たちの顔に丹念にカーソルを合わせてゆくと、なんと日本人の名前が出てきました。タカラケイコさん。
そのフェイスブックがこちらです。
https://www.facebook.com/ThantNandaToe
おお、第二のデビィ夫人になる運命かと一瞬思いましたが、じっくり見てゆくと様子がヘンです。
自分の書き込みにミャンマー語がほとんどありません。が、日本語も一切出てこないのです。ほぼすべてが英語オンリーで投稿されています。”ほぼ”というのは、ごくマレにハングルの投稿があるのです。一瞬韓国人のなりすまし?と思いましたがそれもヘンです。かの国のイメージ戦略が大々的に奏功しておりまして、ミャンマーで韓国人は美男美女のイメージで見られています(これ本当)。日本人を名乗るのはかえって損です。なんのメリットもない。じゃあミャンマー人?ならばほとんどミャンマー語がないのは?
考えられるのは:
可能性1.ミャンマー人だけれど日本に憧れて憧れて日本名を名乗っている。だけど韓国のイメージ戦略にもよろめいちゃって、習い始めた初級ハングルをフェイスブック上で披露してみた。
可能性2.韓国人だけれど実はこっそり日本が好きで、ここミャンマーなら日本名自称しても周囲から怒られないからそうしてる。タンシュエ孫とは偶然の素敵な出会い。
可能性3.本当に日本人。2012年来の”ミャンマー詣で”に端を発しやって来た一群とは一線を画し、軍事政権時代から幼少期を過ごしタンシュエ孫とも幼なじみ。
韓国人?ミャンマー人?それとも本当に日本人?なんともミステリアスです。
【追伸】
この文章は御覧のとおり「日本人名乗ってるけどヘンだよね」という前提で書かれています。現地の邦人のみなさま、もし、「これ本当に日本人会のタカラさんだよ」とか「こないだ日本人学校で見かけたよ」とか「〇〇会社の高良さんじゃん」とかの情報ございましたらコメントorメールください。当記事をただちに削除します。