ミャンマーよもやま情報局

関西福祉大学 勝田吉彰研究室。科研費研究でミャンマーに通っています。学会発表や論文には入らないやわらかいネタをこちらで発信しています。取材や照会など連絡先はこちらへ myanmar@zaz.att.ne.jp

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いまミャンマーで注目度トップ「タンシュエ闇将軍のお孫さんの個人FB」を掘ってみた(その2:愉快な仲間たち)

いま注目の「タンシュエ闇将軍のお孫さんの個人FB」を読み解くシリーズ第二回目は旅と友達に焦点をあててみましょう。

https://www.facebook.com/Chelseafc0014?fref=ts

ウイーンは極寒のベルベデーレ宮殿にてロンジー姿で整列してみたり

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着衣水泳大会のごとくみんなでプールに飛び込んだり・・・2015年5月26日投稿
このショットにはハッピイバースデーボクちゃん(Happy birthday to me)なるタイトルがついています。

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水上バイクで疾走してみたり

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モスクワの赤の広場でロンジーひ着替えて自撮りに余念がなかったり。。。

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でも、こうしたアホボン然(注)とした写真の合間にこんなのが混ざっていたりもするのです。後ろのサインに注目。
ミャンマーとロシアの外交関係樹立67周年記念と書いてあります。場所はモスクワのミャンマー大使館。つまり、外交の舞台で(目立たずそっと)活躍しているのですね。

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日本人にたとえれば、忠臣蔵大石内蔵助。普段は表向きアホ(注)を演じつつも、その裏で策士としてミャンマの国を動かす原動力となっている。

今回だってまさにそうですね。プライベートのFBでポロリもらしちゃった風を装いながら、アウンサンスーチー氏とお爺ちゃんのメッセンジャーとしてミャンマーの歴史を動かしている。まあ、徹頭徹尾アホには成り切れなくて、時たま、切れるところを見せてしまうのですが。

それだけに、このフェイスブックをじいっと眺めてゆくと透けて見えてくるものがあります。

https://www.facebook.com/Chelseafc0014?fref=photo

【注】アホとかアホボンというのは関西で愛情表現です。取っつきにくいエリートみたいじゃなくて、くすっと笑わせてくれる親しみやすい若者という意味。(こんな注釈、西日本では野暮のきわみですが、当サイトにはヤンゴンやタイから日本語ネイティブではない方のアクセスが相当数あることがgoogle analyticsのデータから分かっておりますので解説)

                         続く