ミャンマーでいま注目度断トツ、タンシュエ氏の孫のFB。アウンサンスーチー氏関連以外の部分を解読するシリーズ３回目。人脈から透けて見えるものを読み解いてみましょう。
https://www.facebook.com/Chelseafc0014?fref=ts
フェイスブックの画像をブログにペーストすると単なる写真、それ以上でもそれ以下でもありません。が、フェイスブック上で見ると「タグ付け」という機能があります。写っている人の顔のところにカーソルをもってゆくと、（その人がFBユーザーならば）ぱっと名前があらわれ、その名前をクリックすると、その人のFBアカウントに飛んでゆけるという便利な機能です。
この写真は、空港ロビーです。多くのミャンマー人は国外旅行にでる前にここで１列に並んで写真を撮って自分のFBにアップするというトレンドをもちます。私TLにもいっぱいそういう写真が流れてきます。この写真は5月２８日に投稿されたもので「ボクを見送りに来てくれてありがとう」とメッセージが入っていますから、見送りに駆けつけてくれた親友の面々です。ここの並んだ人々にカーソルあわせて読み込んでゆくと、この国でこういうセレブな人脈につながれる人々は、どういう大学を出てどういう仕事をしている人々なのかを読み取れます。
たとえばいまカーソルがあって表示されているのはNayMaungという方。私と共通の（FB上の）友達９人と表示されて椅子から飛び上がったのですが（笑）、保健省の役人かつ公衆衛生大学の学長さんなのでした。まあ、それはともなく、こうやってひとりひとりみてゆくと、
学歴：海外大学（アサンプション大、豪リンカーン大、ジョモリジカルインスティツート）
国内大学（ヤンゴン医大１、経済大、ダゴン大経営）
不明（FBに登録なし）
職業：
学長
社長
女優兼director（局長？部長？）
医学部を卒業した１名は医者はやっておらずAsia Group Finance Director
こちらのショットは、畳に堀ごたつの部屋に集まっています。すわ日本に出没のシーンか！と思いますが実際のところそうではなく、パークロイヤルホテルの四季亭です。
まあ、誕生日パーティーの場に選ぶぐらいですから日本食がお好きらしいということはわかります。
こちらも顔にカーソルをあわせて読み解いてゆきましょう。
学歴：海外大（豪アサンプション大）
国内大（ダゴン大英文科、ヤンゴンインペリアルカレッジ、ヤンゴン教育大）
職業はほとんどがHigh Crouiser Autoとなっています。重役もいれば平もいる。高級車をいっぱい買ってくれる縁でお友達付き合いもということでしょうか。
これらから読み取れることは、
医学部を出ようが教育大学を出ようが経済学部を出ようが学校のお勉強とは関係なく、会社をやってうまいことゆくのがセレブ人脈への近道。今後軍人脈のありがたみがそれほどでもなくなってゆけば、ますますこちらのルートが強力になってゆくのでしょう。
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