ヤンゴンーネピトーーマンダレー線のハイウェイ。ネピトーに用があるけれど飛行機がとれなくてやむなくここを走ったことがあるという方は少なからずおられるかと思います。ここが死のハイウェーであることはそれなりに知られていますが、それでも若干の改善にはあるという話。
2018年1年間でヤンゴンーネピトーマンダレー線で亡くなった人は103人! 交通事故が473件でケガ人は873人。毎日約3名づつ死ぬかケガしているかという計算です。
ちなみにヤンゴンーマンダレー線は記事によれば400マイルとのことですからイコール640km、東京ー神戸よりちょっと長い程度です。距離も性格もよく似ている東名+名神両高速道路の死亡事故件数を足し算すると、2017年で3件、2016年で4件という数字ですから↓
ヤンゴンーマンダレー線ではゼロがふたつばかり多いということになります。
しかしそれでも、2017年に比べて改善傾向にあります。2017年は死亡116例、負傷者863例、件数555件でした。
若干なりとも改善した理由が「交通取り締まりの導入」。スピード違反には5万チャット(約4000円)、シートベルト不着用には3万チャット(約2000円
https://www.irrawaddy.com/news/road-toll-death-highway-drops-2018.html
台中盤)と、それなりに抑止力もありそうな罰金額です。
また、この道路自体、”名ばかり高速道路”で、舗装や標識を改良しなければならないとの声もあり。
ビジネスでこの道を通らねばならないみなさま、旅行で高速バス利用のみなさま、ここを利用せざるをえない皆様におかれては、シートベルトくれぐれもお忘れなく!