ミャンマーよもやま情報局

関西福祉大学 勝田吉彰研究室。科研費研究でミャンマーに通っています。学会発表や論文には入らないやわらかいネタをこちらで発信しています。取材や照会など連絡先はこちらへ myanmar@zaz.att.ne.jp

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ミャンマーのケンタッキー1号店の定点観測 2018年10月の現状

ミャンマーケンタッキーフライドチキン。その1号店開店以来の、店の中を定点観測してゆけばミャンマーの発展度合いとの相関が観察されるのではないか。そのような仮説のもと、約半年ごとに店内外の画像とともに考察するシリーズ、2018年10月版。前回2月からの目立つ変化は、スムージーのブースが新設されたことです。一方で客層は前回の変化からは目立つものなく店員の応対も同様。

ヤンゴンのケンタッキー、この1号店はボージョーアウンサン通りに面し、店の前はリッチマン・中産階級・一般庶民・物乞いとあらゆる経済的階層が通りますので、店に入って来れる階層を見ればある程度の変化がつかめます(対して2号店以下は高級ショッピングセンターやら空港やら、前を通る人びとの社会的階層が限られるのでずっと同じ)。

今回目を引いたのがこのカウンターの新設。スムージーと飲料が提供されます。飲料は通常のカウンターでも提供されますから、わざわざこれが新設されたのは「飲料だけ注文して喫茶店的な使い方をする人」を増やそうという意図でしょう。2017年9月頃から目立った、低額セット導入による客単価低下⇒間口の拡大と同じ方向性です。f:id:tabibito12:20181029212450j:plain

店内の客層は大きな変化なく。中の上以上が保たれています。

 

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店の外は富裕層から物乞いまで。店に入れない層がウインドウの段差のところで日がな一日座っているのも変わらず。

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プライスタグも変化なく。

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