ミャンマーよもやま情報局

関西福祉大学 勝田吉彰研究室。科研費研究でミャンマーに通っています。学会発表や論文には入らないやわらかいネタをこちらで発信しています。取材や照会など連絡先はこちらへ myanmar@zaz.att.ne.jp

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サッカー日本代表戦の会場で想う

2019年9月10日。サッカー日本代表戦のスタジアムにて。結果は2-0でなんとか日本側が逃げ切り勝利(と表現する位、意外にも接戦)でした。現場で見たあれやこれや。

ラッキーにもヤンゴン滞在中に、日本代表U23ヤンゴンにやって来るという僥倖に恵まれスタジアムへ。試合そのものは、順当に(誰もが予想するとおりに)日本側の勝利ではありますが、たしかに日本側のペースで試合はすすめど、惜しい処でゴールをそれる事が、特に後半、続きました。ミャンマーの雨季、この日も直前まで大雨だったグランドのコンディションはアウェー感たっぷりで思うに任せないのでしょう。

チケットは5000チャット、3000チャット、2000チャット。つまりざっくり200円から400円ぐらいということで、夢の安さ(?)です。日本人会も入手に一役、感謝感謝です。

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日本側応援席を端から撮ってもこれだけ。あと全部真っ赤なユニフォームのミャンマー側。応援してる人観察してると、なんとなく「ミャンマー在留邦人のみなさん」と「わざわざこれだけのために日本からミャンマーまでやってきたみなさん」がわかります。

わざわざ日本からミャンマーにやってきたみなさん=ドラムやら「全身大のサイン入り日の丸」やらハンドマイクやら持込み、統制のとれた声援をおくる。手にしたグッズには、「選手の個人名」が書いてある。

ミャンマー在住のみなさん=サンダル、ゴムぞうりを履いている(←おそらく最精密な鑑別点ではないか)。ロンジーをはいてた人も目撃した。

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スポンサーはほぼすべて日本側一色。

一番大きな、赤地に「Myanmar」の文字が、実はこれ日本企業のPRってわかるかわからないかも、日本からやってきた人とヤンゴン在住の人との鑑別点になるかも。お子様が「Myanmar」と書いた風船もって応援してますが、これ非国民だと思う人は日本から来た人、キから始まる日本の会社だとわかる人はヤンゴン在住の人。

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観客席の整理は、ミャンマー的おおらかさ。「チケット持ってるか持ってないか」と「日本人かそうでないか」が区別のすべてだったような。5000チャットの券か3000チャットの券かはまったく関係なかったような(笑)

日本命な日本語ペラペラミャンマー人も、日本側応援席には日本人と一緒でなければ入れてくれないらしく、一緒に入ってというリクエストしてくる人も。amazonで激安で買える日の丸小旗もいっぱい持ってたので差し上げて、警備員突破の支援(笑)。

日本側の一応勝利を見て帰路は、これは他国ではなかなか見られない光景。現地のファンたちが、「日本人、自撮り一緒に撮って!」と求めてくるというのが何人も。隣国はおろか、欧米中東どこ行ってもそんな事はないでしょう。使命をはたしたamazonの(赤丸サイズがちょっとあやしい)激安日の丸小旗も差し上げたら、ずうっと頭上で振り回しながら嬉しそうに歩いてゆくのが視界から消えるまで目撃できました。この国での日本のイメージをあらためて再認識でした。