ミャンマーよもやま情報局

関西福祉大学 勝田吉彰研究室。科研費研究でミャンマーに通っています。学会発表や論文には入らないやわらかいネタをこちらで発信しています。取材や照会など連絡先はこちらへ myanmar@zaz.att.ne.jp

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ミャンマー人が話題にしてること

ミャンマー総選挙、話題は選挙後の連立へシフトと報じるけれど・・・ジャーナリズムの未熟さよ

いよいよ明日8日投票となったミャンマー総選挙。話題は選挙後にシフトしつつあります。アウンサンスーチー氏が「傀儡大統領をたてて私が大統領以上の存在になるわ!」と叫んだことはすでに日本の報道にも載っているところであります。 開票がすべて終わるま…

ミャンマー総選挙の光景(あと2週間)

ミャンマー総選挙投票日まで(予定どおり実施されると仮定すれば)あと2週間。選挙戦のユニークな光景を現地紙から拾ってみました。 テインセイン大統領♡♡♡な美女 対するNLEは馬車でキャンペーン!これはピンウーリンの光景ですが、この日はアウンサンスー…

ミャンマー総選挙場外戦の現実。イラワジ紙サイトがハッキングされアウンサンスーチ氏卵巣がん説!

11月8日まで1か月を切ったミャンマー総選挙。ハッキングされたイラワジ紙の一面をアウンサンスーチー氏病気説が堂々とかざるという珍事が起こっています。 イラワジ紙といえば、バリバリのNLD寄り。その紙面は気持ち悪いぐらい毎回毎回真っ赤っ赤のNLDカラ…

ミャンマー軍が明るい新制服でイメージ一新!

ミャンマー軍が、過去の軍事政権時代のイマイチなイメージ一新! と制服をモデルチェンジしました。軍関係はもとよりイラワジ紙はじめNLD寄りメディアまで大きく取り上げ、私の友人たちも嬉しそうにFBにアップ。(2015.10.1) どことなく我らが自衛隊のに似…

ティラワの開業をミャンマー現地メディアはどう伝えたか

ミャンマー進出の目玉、ティラワ工業団地の第一期が開業しました。地元メディアの報道ぶり。 イラワジ氏ミャンマー語バージョン。開業したこと、2400ヘクタールなこと。日米中韓スウェーデン南西アジアの国々が入ってくることなど事実を淡々と。 むしろ冒頭…

さあ、政治の季節だ!ミャンマーのメディアにオモロイ画像が出てくるぞ

11月8日の総選挙に向けて火ぶたが切られました。 まあ、あまり細かいことは抜きにして(現地を歩き細かいことを聞けば聞くほど、それはブログに書くことがはばかられるような事だったりするので・・・)、写真を中心に雰囲気をつかんでゆきましょう。 まず…

ミャンマーに芸術の殿堂が出来るぞ!

ミャンマーの経済発展、後発開発途上国を脱しつつある象徴的な出来事です。芸術の殿堂の起工式! 食うや食わずの段階から離陸してゆくミャンマー、マズローの欲求段階説のより高いところに上ってゆきます。芸術。その中心地となるべく、ミャンマー・アートセ…

ミャンマーのケンタッキー1号店定点観測、2015年9月の現状

ミャンマーに進出第1号店がオープンしたケンタッキー・フライド・チキン。この店のなかは、ヤンゴンの変化を映す定点観測ポイントと睨んでいます。客層・ふるまい・店の配置・メニュー品揃え・価格などなど。 まずは2015年9月の店に足を踏み込んだ記録。 入…

ミャンマーでは殉職警官に市民あげて悲しみが共有される

治安が比較的良いミャンマーですが、捕物劇のなかで殉職警官が2名出てしまいました。ヤンゴン郊外、指名手配犯人の持つ刃物で刺されてしまった案件。 その葬儀の様子がアップされています。まず驚くのが、追悼に集まる一般市民のものすごい数! 日本でも踏…

マグサイサイ賞のミャンマー人俳優、その活動を支える日本の中古霊柩車!

今年のマグサイサイ賞。ミャンマー人俳優Kyaw Syu氏。その受賞理由は、無料の葬儀サービスを提供し、宗教・貧富に関係なく尊厳を提供したというものです。 彼の運営する無料葬儀サービスフェースブックを見ると、日本では見かけなくなった宮型霊柩車がしっか…

ミャンマー政変、シュエマン(Shwemann)前議長解任の真相を情報省大臣が語る

ミャンマー与党USDPのシュエマン前議長が8/12に突然解任⇒自宅軟禁の政変で、情報省大臣が語っています。この人、FB大好き大臣として有名ですが、今回はFBじゃなくてロイターのインタビュー。 解任の理由は 1.野党NLDのアウンサンスーチー氏と手を結んでい…

ミャンマーの自宅軟禁はSNSも自由だ

ミャンマー与党政変で解任⇒自宅軟禁されてしまったShweMann氏、驚いたことに、自宅軟禁のなかからFBで近況や心境を発信中。 ミャンマーの自宅軟禁とは独特の制度です。有名どころではアウンサンスーチー氏が長年おかれていたもの「自宅軟禁」。でも欧米メデ…

ミャンマー与党の変、イラワジ紙の解説基本編

ミャンマー与党USDPの議長が突然解任され機関紙がストップされ・・・という政変、ごく基本的なところでイラワジ紙のわかりやすい解説を紹介。 今回の政変は、テインセイン大統領の地位をドラマチックに確固たるものとし、再選に向けたものである。 USDP与党…

ミャンマー与党本部USDPの不穏な動き、機関紙ストップ、警官隊・・・

ミャンマーの与党USDPの不穏な動き。 日本語報道では日経のスクープ状態ですが、イラワディ紙は、党機関紙の発行停止に焦点。 昨晩(12日晩)、突然Speaker Shwe Mann、Maung Maung Thein両氏が解任以来さまざまな流言飛び交う現地ですが、機関紙The Union D…

さあ再建だ!ミャンマー洪水にめげない人々

ミャンマー洪水の被災者、悲惨だけじゃなくたくましく再建の画像数々。 支援に向かう人々の明るさ。支援物資だけじゃなく、この笑顔が救います。 避難所の支援に訪れたミャンマー軍トップのミンアウンフライン将軍。 気になるのは、この人、いつもウォッチし…

助ける!助ける!助ける!ミャンマー洪水被災者!

ミャンマー大洪水。ちょっとユニークな視点提供、切り口を変えて今回は「助ける!」にフォーカスしてみました。今回の被災地はコーカン州、先日のロヒンギャ案件とは打って変わって、官民こぞって支援に気合いが入っています。被災者を助ける、助ける、助け…

政治家走る!走る!ミャンマーの大洪水!

ミャンマーの洪水。こんな災難が起これば、政治家の仕事は「まず何は置いても現地に駆け付けること」です。この秋に総選挙を控えたミャンマーの政治家は必死です。どこかの国みたいに肝心なときにゴルフ場でプレーなんてことありえません。 というわけで、「…

ヤンゴンのケンタッキー・フライド・チキンはこの街の変化観察ポイントかもしれない

ヤンゴンにケンタッキー・フライド・チキン1号店開店!の記念すべき日です。どの新聞サイトも、そして私のFB友達の医者たちも、この写真をアップしています。では、その状況を見てみましょう。 開店前から入口前で押し合いへし合いする群集たち 満を持して…

ミャンマー人の中国への複雑な想いをズバリ1枚で伝えるイラスト

ミャンマー人が中国に抱く複雑な想いをズバリ1枚で伝える秀逸なイラストがイラワディ紙に載っています。 ズバリ 説明の必要もありませんね。荷台をじっくり見ると・・・チーク材や油はもとより、美女・家畜・蛇・虎・穀類・・・と、ミャンマー人が「とられ…

快進撃のミャンマーサッカー、テインセイン大統領はこうやって応援!美女はこうやって応援!

快進撃のミャンマーサッカー、あれよあれよという間にシンガポールも下して凱旋帰国しました。 テインセイン大統領が、大統領宮殿でやや興奮気味に熱中する様子・・・なんてものをアップしちゃうのは、やっぱり情報省大臣の個人FBでありました。 凱旋帰国…

お坊さんメンターに支えられ快進撃中、ミャンマーチーム!

サッカーのミャンマー代表、快走を続けています。シンガポールとインドネシアを一蹴してセミファイナルへ。 キャンプには、お坊さんが常駐して選手のメンタルを支えているのが、いかにもミャンマー!ですね。 これはどの国でも共通の光景。このユニフォーム…

ミャンマーの庶民がロヒンギャ問題で上から目線を向けるUNに怒っている

ロヒンギャ難民船問題。国連が、人権団体が、難民船問題でミャンマーに対して上から目線であれこれ言ってくることに対し、ミャンマーの庶民が、お坊さんたちが、ブチ切れています。 300人規模のデモ行進。ミャンマーばかり突っ込むなや!とプラカード掲げ…

ミャンマーの人口調整法発効

ミャンマーで、人口を調整するための法律が発効しました。出生率を抑え、世界最高レベルの乳児死亡率を減らそうというもので、子供を産んだら次の子供は3年後まで産むことまかりならぬという法です。 中国の一人っ子政策に比べればずっと穏健なものですが、…

ふたたびロヒンギャ問題。メディアが報じないこと・・・偽装ロヒンギャが跋扈している!

ロヒンギャ問題のもうひとつの側面。ロヒンギャ族を偽装した「ニセ・ロヒンギャ」が「偽装難民船」を仕立てて国連援助をあて込み、大海原に乗り出し、それをビジネスにする人間も現れています。 ミャンマー海軍が不審船を臨検、拿捕。場所は4 nautical miles…

議員がサボるのは日本ミャンマー共通の悩み!

いま、ミャンマーの新聞一面をかざった写真が物議をかもしています。 ひとめでわかりますね。 「代返」です。 ミャンマーの有権者もまた、議員さんのこういう行状に手を焼いているのですね。 そしてマスコミは証拠写真を一面トップにと活躍しています。 ミャ…

ミャンマー少数民族との停戦交渉の風景

少数民族との停戦交渉の光景。例によってこの国では、「偉い人の個人フェィスブック」に面白い写真が載ったりします。 UKによる迷惑な置き土産の少数民族問題、解決を願っています。 みんなで握手! テインセイン大統領の左肩(向かって右側)に顔出してる「…

いまミャンマーのフェイスブックで話題沸騰な写真

ミャンマー情報省のフェイスブックに掲載された1枚の写真が現地のフェイスブックユーザーたちを騒がせています。 さて、なにが騒ぎになるのか、じい~っと眺めてみましょう、この写真。 気がつきましたか皆さん! 真ん中の赤い服を着た女性は、ミャンマー情…