ロヒンギャ難民船問題。国連が、人権団体が、難民船問題でミャンマーに対して上から目線であれこれ言ってくることに対し、ミャンマーの庶民が、お坊さんたちが、ブチ切れています。
300人規模のデモ行進。ミャンマーばかり突っ込むなや!とプラカード掲げながら。
先般のミャンマー軍が保護した難民船(船は拿捕、”乗客たち”は保護)も208名中200名がバングラ人とバングラ大使館員立ち合いのもと確認されていましたから、まあ、お怒りもっともでしょう。とはいえ、先進国側も、いま最も商売をしたいミャンマー相手に、しかもアウンサンスーチーさんも声あげない案件で、そんなにヤイヤイ言えるでもなく、そこまで激しく反応するものかなあという気もしないでもありません。
まあ、日本政府はこの件にさほど首を突っ込んでいないので、この方々のお怒りは我々には(多分)向いていないはずで、生暖かく見守ってあげましょう。
ソースはイラワディ紙
‘Stop Blaming Burma’: Anti-Rohingya Rally Held in Rangoon
イラワディ紙は、先般の学生デモやダムやパゴダ周辺開発問題など、庶民の抗議行動、”怒れる庶民”をとってもマメに発信してくれます。(マメさあまって”魔改造された日本製トラック”が再々載ったりもするわけですが:苦笑)
本件のような、UNといった、いわば強者側の言い分に隠れて、現地の怒りがわかりにくい案件では、貴重な情報源になりますイラワディ紙。