ミャンマーよもやま情報局

関西福祉大学 勝田吉彰研究室。科研費研究でミャンマーに通っています。学会発表や論文には入らないやわらかいネタをこちらで発信しています。取材や照会など連絡先はこちらへ myanmar@zaz.att.ne.jp

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ロヒンギャ問題でミャンマー側に不利な印象操作をしていたのはこの韓国人だった

ラカイン州の騒乱案件で国連報告書がミャンマー政府側に不利な内容になり、世界中の国際報道がミャンマー政府やアウンサンスーチー氏非難の流れになりがちな裏には、この韓国人の存在が明らかになり、クビ(removal)勧告が報じられています。

 

ミャンマー人のFB友達からいっぱい流れてくるのがこの画像。見るからにイヤミな感じの韓国おばちゃん。韓国 成均館大学の李亮喜教授です。もともとは児童心理学者。

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この人は国連ミャンマー人権状況に関する特別報告者(Special Rappourteur on Myanmar)の任にあるのですが、そのレポートがあまりにバイアスかかってヒドイと問題視され、国連Asian Centre for Human Rights (ACHR) からクビ勧告( the removal of Professor Yanghee Lee as UN Special Rapporteur on the situation of human rights in Myanmar)が出るに至っています。

そのバイアス、偏見にあふれた文章は、元ソースの後半、対照表のところに問題点のコメントとともに詳しく載っておりますのでクリックしてご覧いただければと思いますが、政府側が襲撃された際にはロヒンギャ側の名前をださずに単に過激派としてみたり(Mros少数民族側がロヒンギャに襲われた際には巧みな文章で国軍側に襲われたような印象操作)、かなり巧妙です。

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まあ、この人は青い国連パスポートで仕事しているわけですから、理性的にはこれでミャンマー人の嫌韓感情につながったりするものではありませんが、理性じゃないところで盛り上がってもいるわけで、在ミャンマー韓国人社会のみなさんは舌打ちしているのかもしれません。

 ソースのapolitical誌記事、今日は何度も何度も流れてきました。

UN Human Rights Council President urged to remove UN Special Rapporteur on Myanmar Professor Yanghee Lee for bias - The aPolitical

www.theapolitical.in

こちらが一次情報です。

Asian Centre for Human Rights

 

www.myanmarinfo.jp

 

【ご注意】イエロー・クレイジー・アント(アリ)がヤンゴンの日常そこらへんにいる

2017年の初夏は日本でヒアリ騒動が起こりました。ヒアリの脅威自体は今後も(”騒動”と認識されなくても)継続してゆきますが、ミャンマーのアリ事情は? Yellow clazy antと通称される特定外来生物のアシナガキアリがヤンゴンの日常生活エリアにふつうにいます。

以前、ヒアリと同属のSolenopsis geminata(通称 Tropical fire ant, 日本名アカカミアリ)がミャンマーで報告されていることを当サイトやヤンゴン日本人会報で紹介しました。

 

www.myanmarinfo.jp

 もうひとつ、厄介なのがYellow crazy antと通称されるAnoplolepsis gracillipes(日本名アシナガキアリ)です。攻撃性が極めて強く、昆虫や小動物など集団で襲って殺してしまう・・・というヒアリ共通の解説文がそのまま適応できます。日本では特定外来種に指定され警戒される存在。

これがその画像。私のコンパクトカメラ、学術写真など想定しない安物機種で撮っていますからピントの合方など素人ぽいのはご容赦。

ポイントは「この写真が何の努力もしないで撮れたこと」にあります。トラップを仕掛けたり、山奥に分け入ったり、昆虫学者がやるような努力は何もなし。ヤンゴンの日常空間、そこらへんにいくらでも歩き回っているやつ。ちなみに今回の捕獲場所はインヤーレイクホテル敷地の遊歩道、環状線のパラミ駅ホーム。日本でいえば帝国ホテルの中庭だとか西日暮里駅ホームだとかに相当する場所です(西日暮里に他意はありませんが、東京駅/ヤンゴン中央駅から山手線/ヤンゴン環状線を反時計回りに7駅目で共通するのが西日暮里駅/パラミ駅。大阪環状線なら今宮駅ですね)。写真判定ヒアリ警察さんに依頼

https://twitter.com/_solenopsis

アナフィラキシーショックの発症はヒアリより少な目ですが、ご注意ください。在住者のみなさんにうかがっても、アリに刺された方は結構多い印象。

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カナダの愛好家がYoutubeにアップしている動画はこちら。

www.youtube.com

日本では新聞ダネになる事象がヤンゴン日常空間にふつうに転がってる・・現実がまたここにもひとつです。

アリの駆除法はこちら、私のもうひとつのブログに書いております。

blog.goo.ne.jp

ミャンマーの一般庶民の怒りは白人上から目線にも向いている

ラカイン州で展開している一連の事象について、ミャンマーの友人たちからわかりやすい絵がまわってきました。牛刀と手製爆弾で襲ってくる当事者に加えて、国連に象徴される西側人権派のアンフェアな上から目線に対する怒りがコミカルかつ説得力をもって伝わるイラスト。百聞は一見に如かず。

画像に含まれている可能性があるもの:テキスト

そしてこの画像もセットで流れてきます。

くだくだしい説明はもう不要ですね。

画像に含まれている可能性があるもの:4人、立ってる(複数の人)

画像に含まれている可能性があるもの:テキスト

 

 

いま、フェイスブックで流れてきた「ミャンマーの一般庶民の気持ちをあらわす一枚」に見えてくる、西側テレビマンとミャンマー庶民の葛藤

いま、フェイスブックで流れてきた「ミャンマーの一般庶民の気持ちをあらわす一枚」つらつらと考えてました。西側テレビマンの考えることと、ミャンマー民衆の考えることのギャップ

私のフェイスブックには軍病院の教授から流れてきて、さらに元をたどると(ブラックリボン運動参加歴のある)ネピトー総合病院の先生(⇐これは”右も左も”を意味)、おそらくさらに元があるのでしょう。

自動代替テキストはありません。

 

ラカイン州ベンガル人(西側諸国人権屋さんたちはこれを”ロヒンギャ”と呼びますが、ミャンマー人の友達失いたくなかったらまあ口にしない方が良い単語)、アナン元国連事務総長率いる調査団が勧告を出した直後の8月24日、ラカイン州北部のにてミャンマー軍・警察の31ポストに同時多発大虐殺作戦を仕掛けまして、私のフェイスブックにも、学生時代の法医学の教科書もかくやという位、警察官やミャンマー軍人の惨殺ご遺体の写真が流れこんできました。頸動脈が胸部大動脈がパックリ10~20cmほど切創挫創、私が見たところ極めて高能率に急所を抑え、訓練されたプロの仕事です。

これまでの経緯含めて割と要領よくまとめてあるのが下に貼り付けたイラワジの記事ですのでご参照ください。

さてここから本論。上記イラストのポイントは、画面左下にあります。CNNやらBBCやら、いわゆる「ミャンマー人から西側代表とみなされているメディア」がベンガル人側の主張に一点集中しながら、ミャンマー軍や警察官が惨殺されているのは無視、このアンフェア極まることに怒っているという趣旨です。右側の惨殺遺体は、おそらく、今回の事件だけを表すのではなく、昨年10月にベンガル側が警察ポストを急襲して警察官9名を惨殺したことも表していると思われます。その後、ミャンマー軍は反撃に出ましたが西側メディアはいわゆるロヒンギャ側の被害に立った画を送り続け警察官の遺体が載ることは(私が見た範囲では)気が付いていません。

そういう事になる理由は、テレビの世界に少々かかわると割とクリアです。資本主義国のテレビマンにとって常にプレッシャーとしてのしかかるのは、何より重要なのは、”数字”(視聴率)です。国営放送といえどもおなじ。それぞれの局、番組の視聴者が求める”型”にある程度合わせる必要。軍や警察の人がざっくり切られちゃうのは、一般庶民(ましてや、正式な国籍なく、難民船に押し込まれたり、人身売買被害者になったり対象ならなおのこと)が切られてしまうのに比べれば、一般論として、数字が取りにくいのです。もちろん、国家のために戦ってこうなった、とか別の因子がからめば違う話になりますが。欧米一般庶民にとってのミャンマー軍や警察をかつてスーチーさんをいじめたヒール役とする”型”を考えたとき、たとえば私がディレクターならカメラを軍や警察じゃない方に向ける誘惑と戦うのはシンドイなあと思うわけです。

しかし一方で、ミャンマーのマジョリティにしてみれば、欧米の人権界隈のみなさんがアジア人に向ける上から目線にはふつふつと溜まっているものがあるわけで、上記事情は間違いなく上から目線とうつるわけです。本来なら、ここで、我らがNHKや民放各社あたりが上記イラストの右側にカメラを向ければとも思うのですが、これも数字とれないだろうなあ・・・

 

https://www.irrawaddy.com/news/burma/death-toll-rises-rakhine.html

www.irrawaddy.com

 以前、ヤンゴン駅の横で見かけた西側テレビマン⇩

www.myanmarinfo.jp

 フェイスブックアカウントお持ちの方は現場写真をこちらミャンマー人のFBからご覧いただけます。日本のSNSなら閲覧注意のクレジット入れるレベルですので医療関係ではない方はご留意を。

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=353862285034230&set=pcb.353862401700885&type=3&theater

 

 

ミンアウンフライン将軍のニッポン外遊記(将軍FBから)

ミャンマーの大将軍、ミンアウンフライン将軍ご一行の日本ツアーが終了しました。金閣寺・二条城・新幹線・お台場・屋形船・ミャンマー大使館。FBからかいつまんで紹介。

 

ミンアウンフライン将軍のフェイスブック。かつての日本訪問では、スカイツリーやら明治神宮やら鎌倉大仏やらとともに、当時の統合幕僚長から日本刀(!)のプレゼントを満面の笑みで受け取るところまで世界に発信されてましたが、今回は・・・

まず基本はこの人。

画像に含まれている可能性があるもの:2人、立ってる(複数の人)

 

金閣寺でツーショット!

画像に含まれている可能性があるもの:1人、空、屋外

 

ダイハツ工業
画像に含まれている可能性があるもの:3人、立ってる(複数の人)、スーツ

 

麻生さんと仲良し!(財務相主催夕食会)
画像に含まれている可能性があるもの:4人、、スマイル、立ってる(複数の人)、スーツ、室内

実ははずしちゃいけないのが、将軍の大大大のお友達、笹川陽平氏。
妙に天井が低いのは、屋形船を借り切って世間一般の目にふれないようにやっているからです(でも将軍のお付きが世界に発信してしまう:笑)。何をあげてるのかな。日本刀じゃなさそう。

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舞妓はんも歓迎!

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在日ミャンマー大使執務室もアップ。大使室は第三次防衛線。ふつう、こんなの世界に発信しちゃだめなんですけどね(苦笑)。

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あと、カメラをまわすお付きの人の好みでアップされる「将軍以外のもの」。新幹線車窓が結構長かったですが、もうひとつ、「フジテレビ」がお気に召したようで2回登場します。

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最後は8/7に無事ヤンゴン空港に戻り樋口大使の出迎えをうけるところで終了します。

ここにはアップしませんでしたが、財界のおじいさん達もいっぱい寄ってまして、その名前も読み上げられています。私としては、おじいさんは仲良し笹川陽平氏ぐらいにしといて、バリバリとミャンマーでビジネスやってる中堅若手に会わせてあげた方が良いのにと思いました。

 

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https://www.facebook.com/seniorgeneralminaunghlaing/?fref=ts

ミャンマーで人気下降傾向のタナカがタイでブレイクする!?

ミャンマーの女性の顔から少しづつ退潮しつつあるタナカ。しかし隣国タイでトレンディなことになるかもしれない・・・という仰天報告。

ミャンマー女性の顔に定番のタナカ。しかしヤンゴンの中心、たとえばミャンマープラザやらスーレープラザやらではほとんど見かけず、そこまでファッショナブルでもない場所でもヤンゴン訪問のたびに退潮は目に着くタナカ。少なくとも私のヤンゴンで交際範囲のミャンマー人の顔からは2015年あたりを境に完全消滅しました。今や私がタナカに接することが出来るのは東京は増上寺のミャンマー祭、ミャンマー大使館のひとが1人300円で塗ってくれるやつぐらい(これは男でもべったり塗ってくれます:笑)

もちろんヤンゴンでも、出稼ぎにきたイナカの人はまだまだこんな風に気前よく塗られているのが見られますが。

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そんなイナカのタナカになってる現状、しかし滅亡への途をたどっているわけでもないらしいです。タイでトレンディなファッションになりつつある(!)のだとか。

タイに本拠をおくBritish dispensary社は涼感用粉末剤(body cooling powder)にタナカ成分を使用、就寝前やシャワー後の需要を見込んでいます。また、ミャンマー同様に顔に直接塗りたくる用法もタイ発の新トレンドになりそうだと(it could be a new fashion trend from Thailand)鼻息荒く語っています。Everyday happy社は石鹸・ボディパウダー・ファウンデーションとともにタナカを入れた製品を市場投入。

「タイ発の新トレンド」には吃驚しましたが、10年後、タナカは「タイの最先端トレンディな富裕層とミャンマー農民のもの」になっているのでしょうか・・・

「タイの最先端トレンド」の地位を確立すれば、ひょっとして原宿の、渋谷の、難波の、雑貨屋さんの店頭をかざり日本のファッション誌にタナカを塗りたくったモデルが登場する・・・という、現状ミャンマーローカル限定なら絶対あり得ないシーンも夢ではないかもしれません。

シースはイラワジ↓ 

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日本で大騒動の「ヒアリ(火蟻)」ミャンマーはこうなっている

多少なりとも日本の報道に接しておられる方は、ヒアリ(火蟻)で大騒動になっていることは把握しておられると思います。尼崎・神戸港・大阪港・名古屋港・東京港・横浜港、そして内陸部の数か所。ではミャンマーではどうなのか。

日本のヒアリ騒動は大変です。メディアには「殺人毒アリ」「最凶の生物」の見出しが躍ったりしています。とはいえ、まだ入境初期で、刺されてアナフィラキシーショックを起こして亡くなった・・という人は出ておらず、救急システムと医療システムと国民皆保険がしっかりした(119番で無料の救急車がすぐ飛んできて、24時間救急受け入れ病院がそこかしらにあって、保険証示せばさしてお金の心配なく躊躇なく受診を決断できる)日本ではそうそう手遅れになる人は出ないだろうと見ています。

さて、ミャンマーでは・・・

その前に基礎知識をひとつ。

いま日本で騒がれているヒアリ、学名は
Solenopsis invicta  というものです。通称 fireant Solenopsisというのが属の名前です。

これは中南米原産で、貿易のなかで船荷に紛れて米国・中国・台湾・オーストラリアに上陸して定着しました。幸い、まだミャンマーでは報告がありません。これに刺されると火にあぶられるような痛みがありますから、いくらミャンマー人でも「定着しているのに見過ごされる」ことはないでしょう。

しかし、安心するのは早い。

同じ属のSolenopsis geminata というのがミャンマーにもいるのです。通称tropical fireant。直訳すれば熱帯ヒアリとなるはずですが、アカカミアリと日本語名がついています。これの毒成分、抗原となるのが4種類。その一部がヒアリと酷似していて、交叉反応を示します。交叉反応とは、まったく同一物質ではないけれど化学構造が酷似をているものを、われわれの免疫機能が「同じものだ!」と誤解して反応してしまうことをいいます。

前記のアナフィラキシーショックは、初回刺されたときに、その毒成分に対する抗体ができ、二回目に刺されたときに過剰反応してしまうのが原因ですが、この交叉反応がおこると、初回にもかかわらず二回目だと認識してしまうことになります。

つまり、ミャンマーに棲息するアカカミアリ(Solenopsisさん家のgeminataクン)に刺され、以降、米国・中国・台湾・オーストラリアで(ここに、将来の日本で・・と付け加わらないことを願ってますがまったく予断を許さない)ヒアリ(おなじSolenopsisさん家のinvictaクン)に刺されたときにリスクがあるかもしれないというのは覚えておいて損はないでしょう。ミャンマー生活中に、アリに刺されて痛い思いをしたことがあれば忘れずに、将来、受診するときには申告してください。

刺されてしまった!ときの処置は以下のとおりインプットしてください。ハチにも共通して応用できます。(名古屋TVモニターから)

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以下、参考サイトです。私がテレビやラジオで話したものや、参考論文を訳したものなどです。

フジテレビ ネットメディアで話したもの(文字おこし)です。

www.houdoukyoku.jp

TBSラジオで話したものです(ネット環境によりますが、音声が聞けます)

www.tbsradio.jp

同上、動画です。ネット環境が比較的安定している方はこちらでどうぞ

www.houdoukyoku

blog.goo.ne.jp

 

www.myanmarinfo.jp

 

 

2018年1月開業の日本人医師募集かかってるけど、どこだろう?

医師募集サイトのメールで、こんなのが流れてきました。ヤンゴンで2018年1月開業、健診、最低3年間は勤務せよ。内視鏡が出来ること必須。できれば外国人も診ろ。さ~て、誰がどこにつくるのかな?

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誰がどこにつくるかも注目ですが、応募者がいるかどうかもちょっと注目です。

この求人にはちょっとネックがあって、
内視鏡が出来る医師」で母集団がぐっと狭まった処に(私はできませんので、ここで対象外)「最低でも3年間以上勤務」を行く前から誓約できる先生がさているだろか。

支給旅費は、赴任時と退職時のエコノミーだけです。3年間以上の一時帰国旅費は記載なし。医師は時々帰国して学会に出て単位を集めねば専門医や認定医の資格が維持できない。う~ん、この求人、本当に医者の世界わかってる人がつくったのかなあ?

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(以下、コピペ)
■ 募集科目
総合診療科

■ 目安年俸
手取年俸1,000万~
※税金はクリニック負担

~~~~~~~~
■ 業務内容
2018年1月開業予定のミャンマーでの健診クリニックでのご勤務

在留邦人や出張者を対象に健康診断を行っています。

患者層は駐在員とその家族が中心です。


■ ご勤務開始 2018年1月~

■ 勤務時間 
平日 8:00~17:00
土曜日 8:00~12:00 (夜勤無)週4.5日勤務

※保険: 海外旅行保険、健康保険、医療事故賠償保険(会社負担)
渡航費用: 赴任帰国時渡航費用(エコノミー利用)

1.臨床経験5年以上
2.年齢不問 (英語での外国人診察ができる方は尚可。)
3.最低でも3年は働いていただけること。
4.日本の医師免許を取得していること。
5.上部内視鏡検査が可能。

【追記】
2017.7.14の今日、また同じのが流れてきました(日経メディカルキャリア経由)
1週間、問い合わせもなしか・・・
都内だとか大阪市北区だとかの人気求人だったら1週間後に同じのが出て来たりはまずしないのですが、、、不人気パターンに入ってしまうかな。

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【追記】2017.8.7
突然、ポップアップ広告で目の前に現れてきました。
やはりというべきか、この求人、応募者の気配がありません。

ひとつ気がついたのが、更新日が8月4日になっていること。
上記スクショアップしたごとく、最初の掲載は6月30日付です。(1か月以上応募がないのが現実だけれど)新しい求人のように見せかけられています。しかし内容は同じ、なんら条件引き上げがなされていません。少なくとも私の周囲では「???」な声ばかり。「2008年1月」とされてる開院日に、医者がいるのでしょうかここ。(念の為、私は条件5でアウトです。条件もえらくタカビ―なんですね)

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【追記】2017.8.24
相も変わらず、ポップアップで出てきまして、決まりそうな気配がまったくありません。日付が8.14付けになり、新しい求人に見せかけているだけで、待遇のところはまったく改善の形跡がありません。「最低でも3年は働いていただけること」かつ「内視鏡必須」で一時帰国の規定なしという無理筋な条件もそのままです。最低でも3年、一時帰国せずにいれば、たとえば学会専門医の更新に必要な単位を取得することも困難で、これは「専門医の資格をあきらめろ(失っても仕方ない)」と言ってるのに等しいわけで、私のFB上では「ひどいね」が押されていたりします。なんだか、経過を見ていると憤りさえ感じてくるブラック求人ですが、これからどうなるのか・・・

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【追記】2017.8.28

どうやらこの求人の主は医療法人のようです。
当初、この求人にあった「TS工建」なる名前に、ブラック土建屋が医者を買いたたこうとしてるのかと思いましたが、どうやら、海外派遣のノウハウ持たない医療法人が不慣れなことモタモタやってるというのが(健康管理休暇、帰国休暇、在勤手当、といった人事ノウハウが無いのだろうなと)真相のようです。今後はぎゃあぎゃあ言わず静かに見守りたいと思います。



 

 

ミャンマーで物つくりしてる社長に株主総会の場で聞いてみた

上場企業の社長さんが、プレスでもない見知らぬ一見さんの質問に真面目に答えなくちゃならない年に一度の場・・・といえば株主総会です。ミャンマー含めた協力工場で製造する社長さんに聞いてみました。

「はるやま(7416)」。実は私の自宅から5分のところに中規模店舗があり(しかも付近に青山が無く、はるやまだけが建っている割とレアなパターン)、年に数回の「開店前お並びの先着5名様80%割引整理券」が9時半に家を出ればゲットできるという大変恵まれた立地(笑)ということもあり、所有してるスーツの9割はここのハイエンドもの(本当です。ヤンゴンの学会でひな壇にいる写真も、テレビ出演のも着てるのははるやま)

というわけで、株主優待もしっかり使わせていただいており、たまたま当日私の行動範囲のほぼ動線上に会場があった・・ということで株主総会にお邪魔しました。

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会社側説明に続き、株主の方ご発言は?とあったので、せっかくですので、

「原産国における労働条件についてどの程度把握しておられますでしょうか? ファーストリテイリングさんとかH&Mさんのバングラデッシュにおける劣悪な条件が報じられたり、最近ではトランプ娘のイバンカさんのブランドも劣悪労働報道でやられてます。あのような事があるとイメージが毀損されますが、その危機管理は如何でしょう」とうかがわせていただきました。

お答えをかいつまむと、

「協力工場(ミャンマーという単語もはっきり入り)は私(社長)自身、現地を訪問している。協力工場の経営者とじっくりお話しし、(従業員に対する)考え方をうかがっている。また、従業員食堂で一緒に食事をして、特に量を見ている」と、すべて社長ご自身で紙を見ないでお答えになり、ミャンマーの協力工場の様子も社長さんの頭に入っている模様で大丈夫そうな印象をうけました。 

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願わくば、他社含め、ミャンマーで物つくり、あるいは委託生産されるあらゆる日系企業のみなさんが、現場の状況をしっかり把握され、イバンカ氏のようなことにならないことを願っております。

休憩スペース。最近の「健康経営」トレンドもおさえてありますね。

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*画像はいずれも、それぞれ近くに立っていた社員の方の了解を得て撮影。

*時間経ってからアクセスいただいた方へ。
 文中の「イバンカの劣悪労働」とはこれのことです。

イヴァンカ氏の中国靴工場 人権団体が環境劣悪と告発│NEWSポストセブン

www.haruyama.co.jp

ご注意!ヤンゴンのデング熱、犠牲8例発生(イラワジ紙)

今季のヤンゴン、すでにデング熱の犠牲者8例発生とイラワジ紙報道。ご注意ください。

公衆衛生当局発表、今年のデング熱は1477例報告、8例死亡、2010年以来最悪ペースと。

ヤンゴンで発生目立つのは
Hlinetharyar Townshipで200例以上、 South Dagon, Dala, East Dagon, and Twanteで100例以上

といった地区です。

なお、上記数字は、実際のデング熱発生の一部しか反映していないと考えられます。デング熱の検査として「NS1抗原」というものがあり(血液検査)、ビクトリア病院の検査オーダーフォームにその項目があるのは実際に確認していたりはしますが、しかし、一般庶民の医療においてそのようなコストのかかる事は通常行われません。症状からデング熱「だろう」と言われて解熱剤を処方され、帰宅して寝ているというのが一般的な取り扱いです。ミャンマー人医師たちと話ていると、「デング熱? 子供の病気だろう」というのが平均的認識。子供の頃から何度もかかるうちに大人では軽症で済んでしまうのが多数派ミャンマー人。

一方で、死亡に至るような重症例の発生は、異なるタイプの複数回感染でリスクが上がります。デング熱ウイルスには4つのタイプがあり、あるひとつのタイプに初回感染で抗体ができます。次にまったく同タイプが来れば撃退できますが、異なるタイプが来れば重症化リスクが上がるというものです。

デング熱の媒介はネッタイシマカヒトスジシマカ (いわゆるヤブカ)です。これらは昼間~夕に活動、主として薮に潜んでいる「待ち伏せ型」の蚊です。吸血対象となる動物が50㎝いないに近づいてきたときにセンサーがスイッチオン。ですので、茂みから50cm以上離れる(たとえば公園では道のど真ん中を歩き、道端の草から距離をおく。ベンチなんか座らない)ことでリスクを減らすことが出来ます。

今年は例年にもまして蚊に刺されないようご留意のほどを。

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シュエダゴンの入場料が大幅値上げ案公表の波紋

シュエダゴンパヤー。ヤンゴン市民の憩いの場であるとともに、外国人の最大のアトラクション。外国人には入場料が課せられますが、それが大幅値上げ方針で波紋を呼んでいます。上げる、いや、ツアー業者にねじ込まれて延期だと。

シュエダゴンパヤーを訪問する外国人観光客。一定数は団体ツアーで訪れます。そして団体ツアーは(常識として)何か月、いや、1年以上前に募集が始まりその時点で値段が表示されます。

ところが、short noticeで値上げが発表されてしまったため、すでにツアー価格を決めている旅行代理店業界(Union of Myanmar Travel Association:UMTA)から「それはないぜよ! もうツアーを(入場料8000チャット前提で)売っちゃったよ」とクレームでやむなく延期となりました

報道によればこれはあくまでも延期(suspended)であり、実際にUMTAも会員旅行者に向けて「新料金10000チャットでツアー料金を計算しなおせ!」とお触れを出していますから、いずれそのうち値上がりになるのは間違いないでしょう。

構造として、つい先だってのティンジャン(水かけ祭り)連休をめぐる騒動を思い起こします。10連休が赤字になったカレンダーが売り出され半年も経ったこと、唐突に、「10連休を5連休にします」とお触れが出されても・・・と混乱というか、シカトして粛々と休むという行動が一般的でした。準備期間とか周知期間とかいうものをすっ飛ばしてパチンと決めてしまう、いつものペースかもしれません。冒頭、short noticeで・・と書きましたが、これを決めた人の頭の中にはshort noticeという概念がもとより無かったのかもしれません

なお、イラワジ記事によれば、今年元旦から4月いっぱいの間に40789人の外国人観光客が訪れ、その国籍はタイ・中国・ドイツ・フランス・日本がメジャー、その外国人からのドネーションは一日平均わずか182ドル(⇐これでは入場料取り立てるほかありません)だったそうです。

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ソースはイラワジ 

https://www.irrawaddy.com/news/burma/shwedagon-pagoda-suspends-ticket-price-hike.html

www.irrawaddy.com

 

当の6月1日、シュエダゴンの事務局まで突撃されたKGYさんのサイトがお勧めです。
ぜひ、あわせて御覧ください。

melt-myself.com

日本産業衛生学会の発表の取材(2017.5)

先月5月の日本産業衛生学会での発表、NNAミャンマー版にて紹介いただいています。

研究自体は5年計画の中間報告ですが、ストレス要因等で変化は見られてはじており、今後予定どおり継続予定。

日本産業衛生学会、産業医の学会です。ミャンマーでの研究は、邦人のメンタルヘルスと、ミャンマー精神科医療と2方向があり、それぞれ精神科医の学会(日本産業衛生学会・多文化間精神医学会)、産業医の学会(日本産業衛生学会・日本産業精神保健学会)で毎年演題を出しています。

科研費(国の研究費)は2015~19年度の5年計画で変化を追いかけるものですが、中間発表的な発表を毎年やってゆけば、ミャンマーに関心もつ同志もでてきたりして面白い展開になります。

 

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MIC(ミャンマー投資委員会)高官が来日して新投資法の説明行脚で語っているコト(大阪@2017.6.1)

新投資法の制定にともない、MIC・JICA・共催のミャンマー投資セミナーが東京・大阪と開催されMIC高官が東京・大阪と説明行脚。MIC事務局長兼投資企業管理局長AungNaingOo氏をメインに、天然資源環境保全省KinMaungYi次官とともに。そこで語られていることをかいつまんで紹介。

登壇はミャンマー側の2氏(予定では駐日大使も入っていましたが大阪はドタキャン)に加え日本側からDICA上田アドバイザー、松井・眞鍋専門家、ティラワMJTD梁井CEOといった面々。

会場は席が大体6割ほど埋まった感じ。会場自体が大きいので人数としてざっと目分量180人ぐらい集まってる感じでしょうか。まずまずでしょう。

 

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会場の雰囲気は、ミャンマー側の話は10分ほどたつと御覧のよう半分ぐらいの人がコクリコクリと居眠り、パネルで日本人が話すと(特に弁護士さん)しゃきっと起きて、ティラワの関西人が話しだすと歯車が合うという感じ(同時通訳はちゃんとしてたのだけどなあ・・・)

つまり、ミャンマーと聞いただけで条件反射的に目をぎらつかせるという、ちょっと以前の雰囲気とは異なり、「基本はもうわかってるから聞きたいこと・知りたいことだけ知識をゲットしたい」というある程度ペースをつかみつつある雰囲気といえるでしょう。

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中身をかいつまんで紹介。(注:以下は、「会場で聞いたこと」を羅列しただけです。一応配布資料を確認はしておりますが、内容を保証するものではまったくありません。投資は一次情報を確認し自己責任でお願いします) 

  • 新投資法。これまでの外資法と内資法を一緒にまとめた。
  • ネガティブリストの制定。ここに指定された業種はきつく制限。
    禁止:危険・毒性・未試験の技術・環境破壊・公衆衛生へ駅用・他の法律で禁止されているもの。
    制限:政府に限られ民間は不可のもの(例:送電など)・外資に制限されるもの・JVのみのもの
    特別:議会承認の要るもの・治安・環境・国益・経済に大きく影響するもの(これはミッションダムの件に懲りて設けられた規定とのこと)
  • ネガティブリストに指定される業種は約100→200に増えたが、これは単純に厳しくなったというより、できるだけ細かい点まで盛り込んでグレーな部分を減らしたものである。
  • 苦情処理制度の確立
  • MICの認可が必要なもの
    情報通信・医療・バイオ・都市開発・資源・メディアほか
    政府と協働で2千万ドル超・国境紛争地域・国境をまたぐもの・1000エーカー超の農地を占有するもの・非農業で100エーカー超占有
  • これまでとかなり感じが違うのが、〆切をしっかり規定したこと。投資予備審査は10営業日以内に回答(と明記)。本審査は60日以内に認可、さらに10日以内に許可発給(不認可は15日以内に通知)
  • 課税の猶予期間(Tax holiday)はZone1,2は7年間、Zone3は3年間(と言っても、Zone1,2は投資というよりNGO活動の場所という方がふさわしそうな辺境が多い)
  • 苦情処理制度の確立
  • MICの認可が必要なもの
    情報通信・医療・バイオ・都市開発・資源・メディアほか
    政府と協働で2千万ドル超・国境紛争地域・国境をまたぐもの・1000エーカー超の農地を占有するもの
    非農業で100エーカー超占有するもの
  • これまでとかなり感じが違うのが、〆切をしっかり規定したこと。投資予備審査は10営業日以内に回答(と明記)。本審査は60日以内に認可、さらに10日以内に許可発給(不認可は15日以内に通知)
  • 海外からミャンマーへの投資、2015/16をピークに2016/17年は少し落ちている。ただ、17/18年は持ち直す見込み。
  • これまでMIC認可と土地長期利用権がセットになっていたので(両方同時に取得する必要があり)ミャンマー投資の難しさにつながっていた。今回、切り離されて使いやすい制度になった。
  • 新投資法は経済特区法(SEZ法)とは別もの。たまに混同している社がある。SEZ法は前テインセイン政権時に改革一気にすすめ規制緩和をする仕掛けとして設けられたもの。
  • アウンサンスーチー政権になって、MICの地方分権化の意思がある。管区/州レベルへと。現時点ではまだ地方側が慣れていないので、まずはendorcementなど軽い承認から初めている。
  • ティラワ。2011年時点の様子と現状の画像、第一期進出企業一覧、第二期も3社決まっている等。工場建設は基礎工事が雨季に入る前に終わるよう計画する必要。ミャンマーの降雨量2800(大阪1300の倍)が5月からの雨季にどっと集中する。基礎工事現場が海になってしまう。

これまでしっかりした規定がなく、人治主義的なことの紛れ込む余地や誰も分からないことがあった部分が、かなりクリアに明文化された印象です。しかしまだ完全ではない部分は、パネルのやりとりでも感じられました。

日本側の話は弁護士のJICA専門家が非常に的確な発言された(この方の話を聞くだけでも来る価値があったと思った人はいるでしょう)一方で、ティラワの社長さんは「ミャンマーええとこ、みんなおいで」的楽観基調に満ち満ちていて、なんだかなーって感じ(ミャンマー人、良い人ばっかり!発言、こういうの本気にしてミャンマーで苦労してる人、現場でじっくり話を聞けば本当に多いんだけれど。多分この人社長サン扱いされて苦労してないんだろうなぁ。もっとも私だって(苦労した人々の話聞くことなく)ヤンゴンで自分を教授扱い持ち上げてくれる先生方の顔だけ思い浮かべれば、やっぱり同じ発言してしまうだろうなとも思うので、悪口はやめときましょう)

ともあれ、ミャンマー政府が着実に大きな歩みを成していることは間違いのない事実だと実感できる新投資法、日本の会社関係者も付き合い方を一歩心得てきていることも、会場の空気から感じられた一日でした

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新投資法の全文がCDで配布されました。

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海外からミャンマーへの投資、3割ほど落ちてますが、今年度は持ち直しそうだとの説明でした。

www.dica.gov.mm

こちらが一次情報、ミャンマー新投資法の条文です。pdf32頁。

http://www.dica.gov.mm/sites/dica.gov.mm/files/document-files/myanmar_investment_law_official_translation_3-1-2017.pdf#search=%27myanmar+investment+law%27

 

 

ミャンマーのケンタッキー1号店の定点観測 2017年2月の現状

ケンタッキー1号店の定点観測。多くのマスコミを集め鳴るもの入りで開店したこの店の客層、店員、サービス体制 etcを定点観測してゆくと、この国の経済成長や暮らしぶりの変化が肌で感じられるのでは・・・と仮説で、定点観測レポートをアップしています。今回は2017年前半の状況。

まず正面入口で気が付いたのが「門番」的機能を果たす人間がいなくなった!と思ったのですが、ほどなくして一般店員のお兄さんが立ちました。時折場をはずれますが、また戻ってきます。開店当初のように一般店員と別制服のスペシャルお姉さんが、外側にガードマンが、一瞬の隙もなく立って入店できる客を峻別する・・・という状況は、すっかり緩やかになっていますが、かといって自動ドアをつけて誰でもどんどんというわけでもない。

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客層については、「完全庶民化」にはまだ遠い感じ。ロンジー着用率が明らかにミャンマー平均を下回るのも変化なし。それでも、お坊さんの姿が見られるようになったりはしてきています。右にはヘルメット姿のおじさんが見えますが、きちんとワイシャツを着こなし、4人連れで図面を見ながらディスカッションしてましたから、これは一般労働者ではなくホワイトカラー技術者です。

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セットの値段はこのレシートの通り、変化していません。
この写真で注目は、窓の外側。窓辺の段のところに金髪の観光客の姿が目立ちます。

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観光客の憩いのベンチになっています。立ち去っても、また別の外国人観光客がやって来て座る。これは以前なかった光景。

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店内に目を転じると・・・
下膳台が相変わらず、(出口近くではなく)店の奥から動いていません。

食べ終わったあと、自分でトレーを下膳台に持ってゆこうとして店員の反応を見る・・というのも毎回の定点観測ですが、今回もこれまでと変わらず、パパッと飛んで来てサッととって奥の下膳台で処理してくれる、すなわち、食後の片づけは客にやらせず店員がやるという基本が変わっていません。やはりまだ庶民化には至っていないようです。

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店の外に目を転じると、おお、これまでずっとガランと空き家だった3階にテナントが入ったではありませんか。ご同慶の至りです。

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プライスタグ。

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ちょっとだけ間口が拡がり、ちょっとだけ敷居が下がったけれど、まだまだ一般庶民が自由自在に入れる空間にはなっていないというのが2017年前半の現状でした。

自動ドアになって誰でも入ってきて、完全セルフサービスで客が自分で片づけ・・・となるのは、まだ先のようです。

 

 

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TBSラジオ 荻上チキのSS22(冒頭でミャンマー話少々)

TBSラジオ出演のアーカイブ。冒頭でミャンマーについて少し話しています。
音声が保存されていて、ワンクリックでお聴きいただけますのでよろしければどうぞ。

放送日から日が経っていますが、機能しているのを発見。さすがTBS、長期間残るようです。

なお、こちらは音声が残らず、岡山限定ですが、FMおかやま「フレッシュモーニングオカヤマ」で月1回、”勝田先生の国境を越えるよもやま話”コーナーでほぼ必ず1件ミャンマー話を出しています。次回は6月7日。

URLは

https://www.tbsradio.jp/117664

 

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矢印の部分をクリックすると音声が再生されます。冒頭あたりでミャンマー話が少々。

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