ミャンマーよもやま情報局

関西福祉大学 勝田吉彰研究室。科研費研究でミャンマーに通っています。学会発表や論文には入らないやわらかいネタをこちらで発信しています。取材や照会など連絡先はこちらへ myanmar@zaz.att.ne.jp

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ミャンマーで物つくりしてる社長に株主総会の場で聞いてみた

上場企業の社長さんが、プレスでもない見知らぬ一見さんの質問に真面目に答えなくちゃならない年に一度の場・・・といえば株主総会です。ミャンマー含めた協力工場で製造する社長さんに聞いてみました。

「はるやま(7416)」。実は私の自宅から5分のところに中規模店舗があり(しかも付近に青山が無く、はるやまだけが建っている割とレアなパターン)、年に数回の「開店前お並びの先着5名様80%割引整理券」が9時半に家を出ればゲットできるという大変恵まれた立地(笑)ということもあり、所有してるスーツの9割はここのハイエンドもの(本当です。ヤンゴンの学会でひな壇にいる写真も、テレビ出演のも着てるのははるやま)

というわけで、株主優待もしっかり使わせていただいており、たまたま当日私の行動範囲のほぼ動線上に会場があった・・ということで株主総会にお邪魔しました。

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会社側説明に続き、株主の方ご発言は?とあったので、せっかくですので、

「原産国における労働条件についてどの程度把握しておられますでしょうか? ファーストリテイリングさんとかH&Mさんのバングラデッシュにおける劣悪な条件が報じられたり、最近ではトランプ娘のイバンカさんのブランドも劣悪労働報道でやられてます。あのような事があるとイメージが毀損されますが、その危機管理は如何でしょう」とうかがわせていただきました。

お答えをかいつまむと、

「協力工場(ミャンマーという単語もはっきり入り)は私(社長)自身、現地を訪問している。協力工場の経営者とじっくりお話しし、(従業員に対する)考え方をうかがっている。また、従業員食堂で一緒に食事をして、特に量を見ている」と、すべて社長ご自身で紙を見ないでお答えになり、ミャンマーの協力工場の様子も社長さんの頭に入っている模様で大丈夫そうな印象をうけました。 

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願わくば、他社含め、ミャンマーで物つくり、あるいは委託生産されるあらゆる日系企業のみなさんが、現場の状況をしっかり把握され、イバンカ氏のようなことにならないことを願っております。

休憩スペース。最近の「健康経営」トレンドもおさえてありますね。

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*画像はいずれも、それぞれ近くに立っていた社員の方の了解を得て撮影。

*時間経ってからアクセスいただいた方へ。
 文中の「イバンカの劣悪労働」とはこれのことです。

イヴァンカ氏の中国靴工場 人権団体が環境劣悪と告発│NEWSポストセブン

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