タイに出稼ぎに行っているミャンマー人が200万人とも400万人ともいわれるなかで、アウンサンスーチー氏がタイ訪問中にミャンマー人出稼ぎ労働者たちと対話集会がおこなわれました。が、彼女がミャンマーに戻ると、集会に参加していた出稼ぎ労働者たちがクビになってしまったという悲しいお話。
アウンサンスーチー氏はタイ訪問中、タイ・ミャンマー両側の労働大臣は①国境移動②労働協力③労働協約3つの覚え書きを交わす成果がありました。
そしてMahachai市場で出稼ぎミャンマー人たちとアウンサンスーチー氏との対話集会が行われたのですが、当初の先着順との話が変わり500人しか入れないことになった。そして集会後屋外でスピーチがあるはずだったのも大雨で中止。多くの出稼ぎミャンマー人たちは待ちぼうけを食らったのでした。
さらに気の毒なことに、この集会に参加して職場を抜け出したかどで解雇されてしまったミャンマー人が続出していると、現地の権利擁護グループが発表しています。
タイ出稼ぎミャンマー人たちの置かれている不安定な雇用、気の毒な立場が一層際立ってしまった出来事でした。
ソースはMyanmar Times
Thai officials, Myanmar migrant workers fired after Daw Aung San Suu Kyi’s state visit
集会の日本語報道はこちら