ミャンマーよもやま情報局

関西福祉大学 勝田吉彰研究室。科研費研究でミャンマーに通っています。学会発表や論文には入らないやわらかいネタをこちらで発信しています。取材や照会など連絡先はこちらへ myanmar@zaz.att.ne.jp

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ミャンマーの携帯SIMカード、個人情報登録義務化!でどうすれば良いのか

ミャンマーの携帯。これまでは街中の携帯屋さんやらコンビニ風雑貨屋さんへ行ってタダみたいな価格のSIMカードを買えばOKでした。しかし「どこの何べえが持ってるかわからぬ、悪いことし放題状態」はさすがにマズイってことになり、2017年3月末までに個人情報を登録しなければSIMカード無効!ってお触れが出るに至りました。その登録手続き方法を紹介。MPT限定ですが、まだの方はこれ参考にお早目に。

 

その期限は今年2017年3月末。私にとって今回2月の滞在中がタイムリミット。次回の訪問はどうみてもその期限後で、まさに「今でしょ!」状態。少々切羽詰まってまわりのミャンマー人に相談したら、私の持ってるMPTはミャンマープラザに窓口があるから同伴してあげるということになりました。持つべきものは友達。ヤンゴン軍病院の病棟医長の車でお連れいただきミャンマープラザに向かいます。地下駐車場から(3階だったか4階だったかあやふやですが)上がってキョロキョロするとすぐ目に入ります。

 

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カウンターに向かうと、大きく英語で「REGISTER YOUR SIM HERE!」と書いてあります。

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カウンターのおねえさんに、自分の番号を申告すると(まあ、実際はここのところ病棟医長がミャンマー語でペラペラッと言ってくれたのですが)IDを見せろと言われます。外国人の場合パスポートでOKなので渡すと、手元のタブレットに入力と、紙に書き写すのと二重に記録されます。ここで同伴してくれた病棟医長が自分のIDも出すと、おねえさんは「そちらは要らない」と返してきました。つまり、ミャンマー人の同伴は必須ではないということですね。(写真:私のパスポートを書き写すおねえさん)

ここで注意が必要なのは、「VISAも見せて」と言われることです。幸い私はe-VISAのプリントアウトを折りたたんでパスポートにクリップで付けていたのですぐ見せて問題なかったですが、ここのところ注意点でしょう。

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デスクをふと見ると、ミャンマー人のID身分証明書コピーの山が。

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記録終わるとハイってパスポートとビザを返してくれて終わり。正味10分足らずです。日本のドコモの窓口よりよほど能率よくサッサと事が運びます。

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店の中には、もうひとり「ミャンマー人に付いてきてもらった外国人」の姿が。

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なお、この店内では新規手続きもスマホ販売もやっています。手ぶらで行って(お金とパスポートとビザは忘れず!)入手することが出来ます。

このセットは99000チャット、約8000円強。

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ポイント:

1.2017年3月末までに携帯利用者の個人情報登録が必要。それやってないとSIMカード無効化される(と発表されている。本当にその日にそうなるかどうかはともかく・・でもいつかはそうなるでしょう)

2.新規申し込みも個人情報登録が必要。

3.我々外国人は、パスポートとビザ番号が必要。ビザを忘れないように!

4.MPTの携帯はミャンマープラザにあるMPTカウンターで受付。

5.手続きは能率よく10分以内で済む。携帯番号とパスポート番号とビザ番号を、タブレット入力と紙に書くの2通りで登録される。

6.ミャンマー人に付き添ってもらうと心強くはあるが、必須ではない。
そんなに複雑なやりとりはないから、英検3級程度の英語が話せればミャンマー語ゼロでも、ひとりで行っても多分大丈夫だろう。

7.連れて行ってくれるミャンマー人がいなくても、ミャンマープラザを知らない人はいないのでタクシー運ちゃんに「myanmar plaza」と言えばOKダウンタウンからなら黄色いバスで300チャットで快適に行ける。

 

 

新ヤンゴン空港利用のコツ その3:到着して入国する動線はこうなっている

2017年2月からANAも大韓航空も移ってきたヤンゴン空港新ターミナル1。これから日本からミャンマーの土を踏むとき、ここからという方々がほとんどになると思います。入国時の動線とコツ紹介。

飛行機を降りてぞろぞろ歩いてゆきエスカレーターを降ります。2月13日時点ではまだエスカレーターに電気が通っておらず、階段のように歩いて降ります(いずれ動くようになるでしょうが)。降りたら右折、入国審査カウンターが見えます。

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そこで両替カウンターも見えますが、両替は到着ロビーにもあります。ここで(入国審査前に)両替やってると出遅れますから、よほど飛行機がガラガラだったとかでなければまず入国審査の列に並びましょう。ANAならB767、大韓航空ならA330から満員近い乗客が吐き出されてきます。

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ここでどの列に並ぶかで運命が分かれてきます。結論からいえば、ミャンマー人の列に最も近い外国人用の列がお勧めです。入国審査カウンターはミャンマー人用と外国人用に分かれていて(当然)外国人用に並びます。

いまのところ外国人が圧倒的多数ですから、ミャンマー人の列は早々にはけます。ミャンマー人の列がはけそうになった時点で、係官のおっちゃんが出てきて、外国人用の長い列からミャンマー人カウンターの方に誘導してくれます。この誘導がけっこうテキトウで、(日本のコンビニみたいに「次にお並びの方~」なんて言わず)ミャンマー人向けカウンターに近い列の人々をひょいひょいと誘導します。

この写真のようにカウンターに向かって右側がミャンマー人カウンターですから、つまり、外国人用のなかで最も右側の列(=ミャンマー人の列に最も近い外国人用の列)にいる人々がこの恩恵に浴することが出来ます

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この関門を抜けたらチェックインバゲージを受け取って左折、税関申告書類を提出して外へ出ます。目の前に両替所。真左にタクシーカウンター。

出迎え人がいないならば、このタクシーカウンターで書類をつくってもらい案内されたタクシ―に乗ります。2017年2月時点において市内中心部(スーレーシャングリア・セントラル・クローバーホテルなど)10ドル、インヤレーク(セドナホテルなど)で8ドル。

「TAXI?」と言いよって来るのは相手にしないこと。フィリピンや中国やアフリカあたりなら客引き無視する人もミャンマーでは油断しちゃう人もいそうです。しかし、ここヤンゴンでも、ほんの1~2年前には考えられなかった物騒な話を聞くようになっています。いわく(バンタイプの)荷台に1~2人潜んでいて走り出したら羽交い絞めだとか、日本女性をナンパしただとか・・・くれぐれもご注意!

 

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新ヤンゴン空港利用のコツ その2:出国時の動線はこうなっている

2017年2月1日をもってANAと大韓航空が新ターミナルに移ることになり、従来のタイ航空やLCCともども、ほとんどの日本人がこちら利用になるかと思いますのでコツなど紹介。第二回目は動線の紹介。

ターミナル1departureに間違えず着いたら、建物に入ると左にコンビニ、右側にケンタッキー・フライド・チキンがあります。そして視界が届く範囲にANAと大韓航空が使う立派なカウンターがあります。もう少し奥になりますがLCCも同様の立派なカウンターを使います。

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ボーディングパスを手にしたら奥のエスカレーターで2階へ。

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このプロセスを上から俯瞰するとこんな感じです。

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パスポートをチラリと見るおじさんがいて、ガラスの扉をくぐると出国審査です。
こちらは入国審査のようにどの列に並ぶかで大差がつくようなコツはなく、大体どこ並んでも同じです。

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さほどの行列もなく出国審査を出ると左折してセキュリティチェックへ。
金属探知機が鳴っていないのに、ひとりひとり触られたりするので、財布やら名刺入れやらあまりキッチリかごに入れてもあまり意味ないかもしれません。
ちょっとわかりにくいですが、画面2人目、旧ターミナルにいたスキンヘッドのおっちゃん、ここでもリズミカルにハンディタイプ探知機を当てています。

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ここをくぐるとさらにエスカレーターで3階へ。さて、ここからが旧ターミナルを知る人にとって別世界が広がります。FBで「ここはチャンギかと思った」と吐露した人がいましたが(笑)。ほんの2011年まで、ここヤンゴンの地でこういう風景を目にすることを予想していた人は皆無でしょう。(3階の風景)

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店の情報は次回にまわして、少し早送りします。▶▶▶

ANAも大韓航空中国国際航空も南方航空もエアアジアタイ航空も(訂正:すみませんタイ航空はT2のままでした)要は日本人が用のある会社は(すみませんベトナムシンガポール確認してません)大体ゲート9~14のいずれかから、このサインにしたがってまた2階に降ります。

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「出国審査を経て免税店を通って再びおりてきた2階(出国審査場の2階とはガラス壁で区切られる)」にはフードコートがあります。日本のラーメンもあります。前回電源編でもアップした写真。

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フードコートの奥の方には、いかにも人が流れなささそうな、穴場の快適な空間になりそうな一角もありますから探してみてください。

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フードコートは22時頃、ANAの飛行機が出発する頃には閉店して真っ暗になってしまいます。それ以降の大韓航空中国国際航空やLCCの人は、こちらの珈琲店を利用します。ここの座席はとってもゆったりしていて快適です。ただし電源がありません。

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搭乗案内がかかったらゲートから出発!

大韓航空のクルーの制服、JALANAより華やかで目を引いて素敵です。ちょっとトリビア、これをデザインしたのは韓国人ではなくてイタリア人です。

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新ヤンゴン空港利用のコツ その1:電源席のありかとWifi

2017年2月1日をもって、ANAも大韓航空も揃って新ターミナル1に移行しました。ほとんどの皆さんが新タミ1を利用することになりますので、コツを紹介。第一回は電源席のありかとWifi。

2016年から供用開始になっていた新ターミナルですが、これまで近距離線の試験運用的なものでしたが、2月1日をもってANAも大韓航空もこちらに移ってきて、ほとんどの日本人の方々に縁のある建物となりました。これまでもFBなどで「ここはチャンギかと思った」などと感想を書かれる人がいましたが、今回の本格供与を記念して?コツを伝授。

まずは電源席のありかです。

1.出国前
まずはケンタッキー・フライド・チキンのカウンター。ANAと大韓航空のカウンタ至近で目の届くところにありますから便利です。

背の高いカウンターと背の低いカウンターがありますが、2月中旬時点で、背の高いカウンターのみ電気が通っています。

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コンセントはこの通りですから、パソコン作業をしながらスマホやカメラなど充電できます。

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もうひとつ出国前に電源席があるのは、ならびのCRAFTです。
こちらは目立ちませんが、カウンタの内側にまわると、下部にコンセントがあるのが確認できます。

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その他の飲食店、GongchaやKytesには電源席はありません(壁のコンセントを勝手に使うという手はありましょうが)。

2.出国後

出国審査後の電源事情はあまり芳しくありません。3階のフードコートには電源席のカウンタがひとつありますが、ただそれだけです。しかもこのフードコート、ANAが出る22時頃には閉店になってしまい、それ以降の大韓航空中国国際航空の時間帯では真っ暗になってしまいます。

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皆さまご存じのように、ANAの飛行機はミャンマーに来るとき、(羽田ではなく)成田を午前中に出てしまう田舎の人に冷たいダイヤになっていますから(←近々改善の噂を耳にしましたが)、私のような地方在住者は朝一便でも間に合わず前泊を余儀なくされ一日無駄につぶれますので、やむなく(朝地元空港をたてばインチョン経由でその日のうちヤンゴンに着ける)大韓航空を使わざるを得ません。往と復で別会社だと目の玉が飛び出る航空券代になるのでヤンゴン出るときも必然的に大韓航空になります。ですので、パソコン作業の必要な地方の人はギリギリまでケンタッキーで粘ってというのがコツになります。

3.Wifi

新ターミナルになり、これまで無かったフリーWifiが登場しました。自分の名前と携帯番号を入れてアクセスできます。

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しかし注意が必要なのは、これは一定時間以内だけがフリーということです。term&conditionの小さな字を読んでも、何分間タダなのかわかりませんが(This is Myanmar!)、作業中いつの間にか断線してしまいます。タダの時間は終わったよと赤字でメッセージが出て、その後は、Keyはカウンターで買えるよとメッセージが出ます。それも面倒くさいと、そこでネットはあきらめることになります。

速度はこんな数字です。0.179Mbps。
ちなみに今、この文章を乗継待ちのソウル・インチョン空港で打っておりますが、同様測定で2.974Mbpsという数字が表示されております。20分の1よりちょっとましといった程度、まるで勝負になりません。

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なお、ビジネスクラスラウンジには、もうちょっとマシなWifiが存在するのではと推測されますが、残念ながらその空間に縁がありません(私のヤンゴン通いは科学研究費、お国の研究費をいただいておりまして、そちらの規定でエコノミーになります。教授だろうが学長だろうが同じです)。読者のみなさまに「部長以上はビジネス乗れる会社の部長様」とか「取締役以上はビジネス乗れる会社の重役様」とか「いっぱいマイル持っててアップした人」とか「インボラアップした超ラッキーな人」とかいらっしゃいましたらコメ欄に情報いただければ幸いです。

 

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ミャンマー語の咳エチケットよびかけポスターはこのサイトから造れる

昨年から鳥インフルエンザが例年以上のペースで世界中に拡がり、特に中国のヒト感染急増ではWHOが緊急に警告を出す状況になっています。鳥インフルエンザに限らず、呼吸器系感染症の対策には「咳エチケット」が重要になります。その啓発ポスター、ミャンマー語バージョンが米国CDCサイトからダウンロードできます。工場進出のみなさま、みなさまの工場のあちこちに貼りだす等、ご利用ください。

今シーズンの鳥インフルエンザ、中国のH7N9ヒト感染は未曾有のペースになっているほか、H5N6、H5N8など同時並行で複数タイプが世界中で広がっています(ヤンゴン日本人会報「ぱだう」にも書きましたのでミャンマー在住のみなさまはそちらも御覧ください)。

米国CDC(疾病予防局)とミネソタ保健当局の共同制作、(トランプ政権で今後あやしくなりますが当面)民族多様性のUSAらしく咳エチケットのポスターも多言語でダウンロードできるようになっています。

URLはこちらです

http://www.health.state.mn.us/divs/idepc/dtopics/infectioncontrol/cover/gen/genposter.html

クリックいただくと、こちらの画面が出てきます。

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いろいろな言語を選択できるようになっていて、ごく最近になり何とも画期的なことに「Burmese」「Karen」「Hmong」が加わりました。ここをクリックします。

すると、このような画面が出てきます。

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www.cdc.gov

これをプリントアウトします。ロッカールームや休憩室、トイレ、洗面所などあちこちに貼りだすと良いでしょう。

なお、他にもベトナム語クメール語ベンガル語ラオス語・ヒンディー語・中国語などもダウンロードできますので、みなさまの会社の実情に応じていろいろご利用ください。

なお、ポスター形式だけでなく、標語の文章だけがほしい、自分で工夫するからという方はこちらです。

https://www.cdc.gov/flu/pdf/protect/covercough_school8-5x11_keyed_burmese.pdf

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アパホテルだけじゃない、中国人客が去って困る人・・ワ族の苦悩

中国人インバウンド客が去ってしまって困ってる人・・・アパホテルだけではありません。中国人ギャンブラーでにぎわい、ミャンマー中央政府をほぼ無視してやって来たワ族のみなさんが大困り。

中国国境地帯のワ州。ミャンマー中央政府のコントロールおよばず、やりたい放題の一角ですが、ここは安倍政権のカジノ法案のはるか大先輩、中国人御用達のギャンブルの街。ミャンマー通は高野秀行氏のルポなんかで読んだ方も多いと思います。

あまりガラのよろしくない中国人が国境向こうのワ州にやってきて、飲む・打つ・買うに興じては盛大に金を落として帰ってゆく。中国の法律もミャンマー中央政府の)法律もコントロールしていないこの場所で、賄賂的な接待も横行してきました。

そのワ州が困っています。習政権の反腐敗キャンペーンで、ワ州にやって来て博打三昧の中国人が潮が引くように消えてしまい、賭博場、売春関係からタクシー運転手まであらゆる方々が収入を失い、この街に見切りをつけ去ってゆく動きまで。

さらに貿易面でも困ったことになっている模様。

ここのところ、北部の戦闘で発生した避難民を国境を追い返したり、冷たい対応が目立つ中国ですが、これからどう動くのでしょう。

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http://www.irrawaddy.com/news/wa-state-suffers-as-fewer-chinese-come-to-party.html

www.irrawaddy.com

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なかなかまとまりそうにない少数民族問題、カチンの親玉の主張は・・・

なかなかまとまらない少数民族問題。昨年後半からの北部でドンパッチ再開にあたってのキーパーソンのひとり、えなりかずき似のカチン族の親玉、General Sumlut Gun Maw氏がチェンマイで取材に応じイラワジ紙記者に吐露したところ紹介。

北部での戦闘から政府とUNFCとの交渉は滞っています。非公式な話し合いは再開したものの、まだ休戦(NCA)にサインしていない勢力が2月のパンロン会議に出席するかどうか不透明。そんな中でえなりかずきの主張は・・・

  • ミャンマー軍は4カ月にわたってカチン独立軍に攻撃を加え、我々はいくつかの拠点を失った。
  • アウンサンスーチー氏もティンチョー大統領も沈黙を保っていることをどう思うかと問われて)、彼らは発言すべきだと思う。あえて彼らを批難することはしないが、彼ら政府が黙っていることでミャンマー軍の行為を促進することになっていると思う。
  •  北部での行動で協力している同盟を北部同盟とよび、また、北部同盟軍は TNLA, AA, and Kokang [Ta’ang]から成る。
  • 少数民族のリーダーは、問題を政治的に(武力ではなく)解決したいと言っている。けれども最近の行動はこれとは矛盾するのでは?と問われて)たしかにひとつの戦闘だけを見ればそう見えるかもしれない。しかし、たとえばGideonの件では先に政府軍側がやってきたからやり返しただけなのだ、反撃は15日間しかやってない。
  • ミャンマー軍から、「テロリスト」とか「反乱軍」と呼ばれていることに対して)政府は我々のことを公式にはそう呼んでいない。しかしミャンマー軍トップはあらゆる場でそう言ってまわっているが、それは正しくない。テロリストかどうか決めるのは民衆だ。だからカチン族の人々や地域の人々がそう思っていない限り、我々はテロリストでも反乱軍でもない。そしてKIOは暴力をふるっていないから、人々は支持している。
  • ミャンマー軍トップが、我々のことをテロリストと呼んでいる以上、話し合いの席につけないと、13日にアウンサンスーチー氏に会ったときに名言した。テロリスト呼ばわりが、和平交渉すすまない主たる要因だと。
  • 政府によって認められていないTNLA,MNDAAを含めた全精力がサインしたら停戦応じるが、政府の言い分はサインした者とだけ停戦すると。
  • 戦闘が個人的利益のために行われているとの説に対して否定。徴税も組織でおこなっていて特定人物がおこなっているということはない。
  • (戦闘後、避難民が国境を越えて中国側に逃れようとして、中国当局に追い返された件について)中国側と交渉している。
  • (なぜ武装が継続するのか?)平等と連邦制のため。平等な条件で交渉につくため。そして憲法に盛り込まれるべきだが、誰も(2008年軍事政権時の)憲法改正に言及しないのも暗礁に乗り上げている理由のひとつ。武装解除してしまったら、どうして憲法が変えられるのか?
  • (NLD政権主導の和平プロセスについて消え去ってしまうのか?継続できるのか?)
    NLD政権には和平への意思は確かにあるが、その能力がない。8月に21世紀のパンロン会議がおこなわれたとき、我々は新政権に敬意を示すため参加した。しかしそこで話し合われたのは満足できるものではなかった。非力だと思う。
  • (21世紀のパンロン会議の何が不満?)
    会議conferenceと称する限り、会議の体裁がなければいけない(のにない)。次に、パンロンの名前を冠するなら、連邦制の話に優先順位を置くべきである。パンロン会議の名を冠するならば、1947年アウンサン将軍主導のパンロン会議での内容を入れるべきなのに、そうなっていない。それならパンロン会議の名前は使わないで、別の名前を我々は提案している。
  • みなさんは、停戦(NCA)とパンロン会議は同じことと言うが、それは異なる別のことである。NCAにサインするのはふつうのことだが、これがちゃんと続くのか見極める必要がある。 

KIA General Gun Maw: ‘To Talk and Live as Equals, That is Genuine Peace’

 

醒めた目で政府を見ている、道のりの遠さが実感されるインタビューですね。

停戦への不信、テロリスト呼ばわりされることへの強い反発。NLD政権への不信。。。

あくまでも時間かかります。

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この顔とそっくりなのは親しみもてるのだけどなあ・・・(笑)

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

KIA General Gun Maw: ‘To Talk and Live as Equals, That is Genuine Peace’

復旧しました

ここのところ、表示されない問題が起こっておりましたが復旧しました。

サブドメインとの接続問題だったようです。

当サイトは、
http://tabibito12.hatenablog.com

というアドレスを割り当てられていますが、これを

www.myanmarinfo.jp

という独自ドメイン経由で表示されるように設定しています。

その連関が途切れてしまっていた模様。

なお、独自ドメイン(www.myanmarinfo.jp)は2025年まで契約していますので、少なくともあと8年は(更新忘れなければいつまでも)こちらのアドレスでアクセスいただけます。

 

ヤンゴンのバス路線再編、新たなバスシステムが開業したけれど・・・

複雑怪奇なヤンゴンのバス路線が再編されて1月16日からYBSとして新たなスタートを切りましたが、初日の様子はカオスだったりするようです。

ヤンゴンの市内バス。日本からの中古車目当てにカメラ片手にやって来た一部バスオタク以外のすべての人々にとっての難行苦行のバスが再編され16日からスタートを切りました。新たなシステムは路線を再編し運賃100-300チャット、バスどうしの競争を避けるように路線が重複しないように編成。初日は4000人のボランティアが2000か所の停留所に立って案内にあたりました。NLD政権の音頭とりもありなるもの入りで始まったシステムですが、初日は日本の感覚でいえば「カオス」とか「混乱」とかいう表現がはまりそうな状況だった模様。

 

イラワジ紙のインタビューに、「私は45分も待ったわ。それでようようやって来たバスは満員でどうしても乗れなかった」と答える49歳のおばちゃんだとか、「路線が変わっちゃって家の方に来なくなったのでわざわざ歩かなければならなくなった」だとかいう声。さらに、待てども待てども来ないバスにしびれを切らしてタクシーをひろう人が出て、ぼったくりまで出来ちゃうタクシー運転手はホクホクだなんて事象まで。

しかしそれでも、ミャンマー人は日本人のように苦情の電話を殺到させたり、車掌さんを飛び降りたくなるまで吊し上げたりはしません(注)。将来については楽観的意見も。

JICA集計によれば毎日260万人がバス通勤するらしいヤンゴンの公共交通の充実を願うばかりです。

イラワジ紙記事

www.irrawaddy.com

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路線図・アプリはこちら

ygnbuses.com

こちらはMizzimaの画。

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こちらは7daysの画像。満員で乗れないので窓から入る・・・というのは、かつて昭和の時代、日本の帰省列車でも見られた「いつか来た道」ではあります。

【訂正】
この画像は車内で失神してしまった乗客を救出しているところでした。
情報いただきました。ありがとうございました。

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(注)念のため、文中の「車掌を吊るしあげたりはしません」の部分はこの件を前提としています。

dot.asahi.com

新年あいさつの注目株

2017年、ミャンマー要人たちの年頭挨拶。注目点をピックアップしたイラワジ紙記事が面白いので紹介。

イラワジ紙、評論家たちのコメント。

【ミンアウンフライン将軍】
総選挙を挙げつつ、同時に、
昨年11月~に起こった少数民族軍によるアタックに対してコメント。
その中で「ethinic armed insurgence」という言葉を使っているところに注目。insurgentとは反乱軍。つまり少数民族側に対して少数民族武装「反乱軍」という敵意むき出しの表現を使ったことになり、これに不快感を感じている少数民族側もあるのでは、今後の和平会談に悪影響を及ぼすのではとも懸念されています。

最優先は国の安定。第二優先は国の発展。第三優先は民主主義と連邦制の確立。

【U Win Myint(下院)】
和解が第一優先。国内の平和と連邦制民主国家の確立。国民に対して、国の将来に気をかけ、国と次世代に対して何ができるか考えよと。

【ティンチョー大統領】
国内平和が第一優先。和解が第二優先。連邦制民主主義が第三優先。

【イラワジ評論家の考察】
和解の達成には、軍・政府・少数民族の和解が必要。これが達成されてはじめて、連邦制が機能する。しかし優先順位において軍と政府のあいだに齟齬がある。かつてアーティストのU Win Peが言ったように流れを北向きからいきなり南向きに変えることはできない。まずは流れの速度をゆっくりにして、それから・・・。これと同じ。

要人たちの新年あいさつには、政治的な話ばかりで庶民の暮らしについての言及がない。たとえば交通問題。理想には程遠く、バスの車掌が乗客を殴りつけるという事件があったが当局の動きは鈍い。法の適用が適切に出来ていないといえる。

【管理人のコメント】
キーパーソンのいずれもが、「政治的なこと」「高尚なこと」「遠距離なこと」に目が向き、足元の庶民の暮らしについて言及していないのはとても気になるところです。ただ、これは多くの途上国で共通する感覚。私が住んできた途上国、スーダンセネガル・中国とも同様。(ただしセネガルは私の離任後、現大統領に代わってかなり状況が変わっていますが。あの国で国民皆保険なんて世界がひっくり返ったかと思った)しかしすぐ国がおかしくなるわけでもなく、おっとどっこいと保っています。この国の人々は耐性も筋金入りのはずですし、、、

ここは「定点観測ポイント」とすべきでしょう。来年、再来年、この方々(後任ふくめ)の新年挨拶がどう変化してゆくのか。庶民の生活について言及されるようになってゆくのか。あるいは変化せざるを得ないような出来事がドカンと起こりその結果変化しているのか。

 

英語字幕つき
https://www.facebook.com/theirrawaddy/?fref=ts

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酉年、鳥年、鶏年。ミャンマーの酉のある光景

酉年をむかえ、ミャンマーの酉風景をお届けします。この自由奔放傍若無人ぶり御覧あれ!

ミャンマーの街を歩けば目立つ動物は? と聞かれたら、「お犬さま」が最大メジャーな回答でしょうが、お犬さまの陰でしっかり存在感を示しているのが酉酉酉。

ヤンゴン市街地、下町の食堂で食べてると、こんな生活感いっぱいのショットが撮れます。

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ヤンゴンごみステーションは餌場でもあります。
これは環状線カンベ駅付近のステーション。

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ヤンゴン中央駅だって、駅前広場を闊歩しているのです。

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ヤンゴン環状線といえば、駅のホームも売買の場になってみたり・・・(ミンガラドン駅)

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スーレーシャングリラホテルの裏で見つめあい恋の花咲く酉々かな。帝国ホテルの裏で闊歩してるようなイメージでしょうか。

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2017年が皆さまにとって素晴らしい年であることを願っております。

新年もよろしく、当サイトにお越しください。

 

 

ミャンマー軍の男女共同参画一歩前進、(意外にも)女性看護学生一期生卒業

ミャンマー軍の看護師・コメディカル養成学校の卒業記念パーティーの光景。
これまで看護学生も基本男性ばかりでしたが、今回、女性の第一期が出ました。

ヤンゴンのミンガラドン軍事区域に建つDSMA(軍医大学。Defense Servises Medical Academy)のホールで開催された卒業記念パーティー。ミンアウンフライン将軍のFBに華やかにアップされ、英語版もしっかり用意されています。

目を引くのは「1st Intake of Lady Nursing Sciences of Military Institute of Nursing and Paramedical Sciences」の部分。女性の看護学生が卒業するのは今回が第一期、初めてになります。

私自身、Ywarthargyi精神科病院で軍服姿の若々しい一団に出くわしたとき、彼らオール男性が看護学生だと聞いて驚いたのはもう3年前のことですが、長らく女人禁制の看護学校でした。(上記ソースによれば、同日卒業となった男性版の方は第14期とのことです)

そんなわけで、ミンアウンフライン将軍の目の前でカチンカチンになってる制服女子のお姿はこちらです。

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医師についてはDSMA軍医医大の学生は依然として女人禁制です。ただし、女医さんの中途採用はおこなわれていて、軍医学会に行けばパラパラとその姿を目にすることが出来ます。女医さんの制服は真っ白な軍服です。この写真に写ってる女医さんは、精神科教授の素敵な奥様です。この学会では他にも”軍医カップル”を複数目撃しました。夫が軍医だと採用されやすい縁故採用的なことがあるのかどうか(思想的には安心でしょうが縁故採用)。

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医療関係はこのような事情ですが、ミャンマー軍の男女共同参画は一般兵士の方がすすんでいるようです。国軍記念日には、このような制服女子好きが興奮しそうなショットがアップされたりします。

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ソースはいろいろ楽しいミンアウンフライン将軍フェイスブック

Senior General Min Aung Hlaing attends... - Senior General Min Aung Hlaing | Facebook

https://www.facebook.com/seniorgeneralminaunghlaing/

 

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ルビーマートに行こう、個性的ミャンマー土産たち その2

ルビーマートに並ぶ超個性的なお土産、パート2です。

サクラタワーから徒歩5分のルビーマート。個性的ミャンマー土産のベストプレイスだと思うのですが、「その1」に続いて紹介。

クリスマスやバレンタインデーが近づいてくると、こういう素朴な素朴な、小学生の工作みたいな恋人グッズが並びます。日本では見かけるチャンスは少しづつ減ってきてる気がしますから、カップルへのお土産には新鮮で良いかも。

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こちらも恋人向けプレゼント臨時コーナー、エスカレーターの側あたりにあるのは・・・

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これを持って成田・関空に降り立つとき、税関で没収されるのだろうか否か。
一度やってみたいと思うのですが(笑)

「えっ、これド〇えもんとは何の関係もないですよ。これはね、ミャンマーオリジナルの〇▼□〇△って伝統的キャラクターなのですよ。頭上のはプロペラじゃないですよね。お釈迦さまの知恵を模したかたまりなのですよ。ほら、これがミャンマーのレシート」とか何とか税関の人に言ったら通るか否か。。。

この時計たち、輪郭が何かに似てると思いませんか?
正解は文字盤に描いてあるのですが。こちらも税関の皆さまのご意見をうかがいたい処ですが(笑)、知財関連に極めて厳しいと評判のディズ二―やサンリオの皆さんも、相手がミャンマーではやる気が出ないのでこういう事になっている・・・のでしょうか。

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もひとつおまけに金ピカシリーズ。600円ぐらいでしょうか。

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金ピカ好きへのお土産も豊富、ミャンマー知財の概念が根付き始めたら真っ先に消えそうな”今だけグッズ”も豊富、ぼったくりは無し、みんな庶民価格のぜひルビーマートへ行こう!

フェイスブックはこちら。(店員の半分は私語をしてる、態度が悪い!なんて書込みしてる外国人がいたりしますが、まあ、それは(アウンサンマーケットみたく)外国人相手のぼったくりがいないというのと裏腹なわけでと考えればよいでしょう)

Ruby Mart - ヤンゴン - 食料品店 | Facebook

 

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地図出典:ミャンマージャポン

 

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ルビーマートに行こう、個性的ミャンマー土産たち その1

ちょっと不思議なミャンマー土産を日本に持ち帰りたいとイタズラ心(?)が湧いたらルビーマートへ。職場で学校でウケそうなゲテモノは、ボージョーアウンサンマーケットにはありません。シティマートにもありません。ましてや空港売店なんかにあろうわけもなく、ここの右に出る場所はないでしょう。

 

サクラタワーから東方向(アウンサンマーケットと反対方向)に徒歩5分、陸橋横のルビーマートは、1階から景品つきウイスキーやらコーヒーやら、その素朴な景品目当てに買ってしまったりする管理人ですが、エスカレーターで上がってゆくとワンダーランドが広がります。

大きなお魚たち、これは何に使うのでしょう?

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金ピカ趣味が好きな人にはこちらのお魚などいかがでしょうか。こんなに輝くのにお値段は1000円ちょい。

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セクシー路線は大人気。次来たとき買おうと思ってたら、あっという間に売り切れていて買いそこなってしまいました。残念(3500チャット、300円弱だったと記憶)

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仏さまコーナーはさすがに充実。最高級は訪日ミャンマー人に大人気の鎌倉大仏です。そのうち牛久大仏のミニチュアがここに並ぶんじゃないかと期待。ミャンマー人への知名度は鎌倉>牛久>奈良って感じなので・・・

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金ピカの中サイズの仏さまは、私の研究室にお連れし鎮座いただいています。4350チャット、300円強。

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1個あたり、500円以下(高くても1000円以内)で個性の塊みたいな土産が手に入るここは一押しです。
(その2に続く)

 

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ミャンマーの国会中継もなかなか・・・(ネット)

ここ最近マンネリ気味でいまひとつの日本の国会や都議会ですが、ミャンマー国会はもう少し面白いようです。私を含めミャンマー語がわからない我々はイラワジ紙の週間まとめで。

たとえば12/12-16.

  • 過日M6.8の大地震で倒壊したパゴダの修復どないすんねん?
    →重要な36パゴダを優先的に修復始めます。
     (優先順位がついているのね・・)

  • 北部で少数民族軍と国軍衝突で国内避難民となった人々に、下院議員がその日の日当を全部寄付。(さすが寄付指数No1のミャンマー

  • JICAからの8億ドルの借款を受け入れると承認。

  • インドがミャンマーインド国境に合意に反して勝手にたててしまったフェンスをどうするのか?
     →外交ルートを通じて抗議し撤去してもらいますと。
      (恐るべしインド。国境に勝手にフェンス!)

  • 労働キャンプをどうすのか?
     →使用法は変わっていて、もはや労働キャンプではない。職業訓練センターとして使用。

  • ポーランドから5000万ユーロの借款を受け入れて消防の整備案
     →継続審議

その他、人身売買関連などなど。

英語でのまとめはごく簡単なものですが、それでもさらりと目を通せば、いまこの国で何が進行中かわかります。

 

www.irrawaddy.com

ミャンマー国会周辺のドローン映像はこちら。

www.youtube.com