2017年2月からANAも大韓航空も移ってきたヤンゴン空港新ターミナル1。これから日本からミャンマーの土を踏むとき、ここからという方々がほとんどになると思います。入国時の動線とコツ紹介。
飛行機を降りてぞろぞろ歩いてゆきエスカレーターを降ります。2月13日時点ではまだエスカレーターに電気が通っておらず、階段のように歩いて降ります(いずれ動くようになるでしょうが)。降りたら右折、入国審査カウンターが見えます。
そこで両替カウンターも見えますが、両替は到着ロビーにもあります。ここで(入国審査前に)両替やってると出遅れますから、よほど飛行機がガラガラだったとかでなければまず入国審査の列に並びましょう。ANAならB767、大韓航空ならA330から満員近い乗客が吐き出されてきます。
ここでどの列に並ぶかで運命が分かれてきます。結論からいえば、ミャンマー人の列に最も近い外国人用の列がお勧めです。入国審査カウンターはミャンマー人用と外国人用に分かれていて(当然)外国人用に並びます。
いまのところ外国人が圧倒的多数ですから、ミャンマー人の列は早々にはけます。ミャンマー人の列がはけそうになった時点で、係官のおっちゃんが出てきて、外国人用の長い列からミャンマー人カウンターの方に誘導してくれます。この誘導がけっこうテキトウで、(日本のコンビニみたいに「次にお並びの方~」なんて言わず)ミャンマー人向けカウンターに近い列の人々をひょいひょいと誘導します。
この写真のようにカウンターに向かって右側がミャンマー人カウンターですから、つまり、外国人用のなかで最も右側の列(=ミャンマー人の列に最も近い外国人用の列)にいる人々がこの恩恵に浴することが出来ます。
この関門を抜けたらチェックインバゲージを受け取って左折、税関申告書類を提出して外へ出ます。目の前に両替所。真左にタクシーカウンター。
出迎え人がいないならば、このタクシーカウンターで書類をつくってもらい案内されたタクシ―に乗ります。2017年2月時点において市内中心部(スーレーシャングリア・セントラル・クローバーホテルなど)10ドル、インヤレーク(セドナホテルなど)で8ドル。
「TAXI?」と言いよって来るのは相手にしないこと。フィリピンや中国やアフリカあたりなら客引き無視する人もミャンマーでは油断しちゃう人もいそうです。しかし、ここヤンゴンでも、ほんの1~2年前には考えられなかった物騒な話を聞くようになっています。いわく(バンタイプの)荷台に1~2人潜んでいて走り出したら羽交い絞めだとか、日本女性をナンパしただとか・・・くれぐれもご注意!