ミャンマーの携帯。これまでは街中の携帯屋さんやらコンビニ風雑貨屋さんへ行ってタダみたいな価格のSIMカードを買えばOKでした。しかし「どこの何べえが持ってるかわからぬ、悪いことし放題状態」はさすがにマズイってことになり、2017年3月末までに個人情報を登録しなければSIMカード無効!ってお触れが出るに至りました。その登録手続き方法を紹介。MPT限定ですが、まだの方はこれ参考にお早目に。
その期限は今年2017年3月末。私にとって今回2月の滞在中がタイムリミット。次回の訪問はどうみてもその期限後で、まさに「今でしょ!」状態。少々切羽詰まってまわりのミャンマー人に相談したら、私の持ってるMPTはミャンマープラザに窓口があるから同伴してあげるということになりました。持つべきものは友達。ヤンゴン軍病院の病棟医長の車でお連れいただきミャンマープラザに向かいます。地下駐車場から(3階だったか4階だったかあやふやですが)上がってキョロキョロするとすぐ目に入ります。
カウンターに向かうと、大きく英語で「REGISTER YOUR SIM HERE!」と書いてあります。
カウンターのおねえさんに、自分の番号を申告すると(まあ、実際はここのところ病棟医長がミャンマー語でペラペラッと言ってくれたのですが)IDを見せろと言われます。外国人の場合パスポートでOKなので渡すと、手元のタブレットに入力と、紙に書き写すのと二重に記録されます。ここで同伴してくれた病棟医長が自分のIDも出すと、おねえさんは「そちらは要らない」と返してきました。つまり、ミャンマー人の同伴は必須ではないということですね。(写真:私のパスポートを書き写すおねえさん)
ここで注意が必要なのは、「VISAも見せて」と言われることです。幸い私はe-VISAのプリントアウトを折りたたんでパスポートにクリップで付けていたのですぐ見せて問題なかったですが、ここのところ注意点でしょう。
デスクをふと見ると、ミャンマー人のID身分証明書コピーの山が。
記録終わるとハイってパスポートとビザを返してくれて終わり。正味10分足らずです。日本のドコモの窓口よりよほど能率よくサッサと事が運びます。
店の中には、もうひとり「ミャンマー人に付いてきてもらった外国人」の姿が。
なお、この店内では新規手続きもスマホ販売もやっています。手ぶらで行って(お金とパスポートとビザは忘れず!)入手することが出来ます。
このセットは99000チャット、約8000円強。
ポイント:
1.2017年3月末までに携帯利用者の個人情報登録が必要。それやってないとSIMカード無効化される(と発表されている。本当にその日にそうなるかどうかはともかく・・でもいつかはそうなるでしょう)
2.新規申し込みも個人情報登録が必要。
3.我々外国人は、パスポートとビザ番号が必要。ビザを忘れないように!
4.MPTの携帯はミャンマープラザにあるMPTカウンターで受付。
5.手続きは能率よく10分以内で済む。携帯番号とパスポート番号とビザ番号を、タブレット入力と紙に書くの2通りで登録される。
6.ミャンマー人に付き添ってもらうと心強くはあるが、必須ではない。
そんなに複雑なやりとりはないから、英検3級程度の英語が話せればミャンマー語ゼロでも、ひとりで行っても多分大丈夫だろう。
7.連れて行ってくれるミャンマー人がいなくても、ミャンマープラザを知らない人はいないのでタクシー運ちゃんに「myanmar plaza」と言えばOK。ダウンタウンからなら黄色いバスで300チャットで快適に行ける。