ミャンマーよもやま情報局

関西福祉大学 勝田吉彰研究室。科研費研究でミャンマーに通っています。学会発表や論文には入らないやわらかいネタをこちらで発信しています。取材や照会など連絡先はこちらへ myanmar@zaz.att.ne.jp

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新ヤンゴン空港利用のコツ その1:電源席のありかとWifi

2017年2月1日をもって、ANAも大韓航空も揃って新ターミナル1に移行しました。ほとんどの皆さんが新タミ1を利用することになりますので、コツを紹介。第一回は電源席のありかとWifi。

2016年から供用開始になっていた新ターミナルですが、これまで近距離線の試験運用的なものでしたが、2月1日をもってANAも大韓航空もこちらに移ってきて、ほとんどの日本人の方々に縁のある建物となりました。これまでもFBなどで「ここはチャンギかと思った」などと感想を書かれる人がいましたが、今回の本格供与を記念して?コツを伝授。

まずは電源席のありかです。

1.出国前
まずはケンタッキー・フライド・チキンのカウンター。ANAと大韓航空のカウンタ至近で目の届くところにありますから便利です。

背の高いカウンターと背の低いカウンターがありますが、2月中旬時点で、背の高いカウンターのみ電気が通っています。

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コンセントはこの通りですから、パソコン作業をしながらスマホやカメラなど充電できます。

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もうひとつ出国前に電源席があるのは、ならびのCRAFTです。
こちらは目立ちませんが、カウンタの内側にまわると、下部にコンセントがあるのが確認できます。

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その他の飲食店、GongchaやKytesには電源席はありません(壁のコンセントを勝手に使うという手はありましょうが)。

2.出国後

出国審査後の電源事情はあまり芳しくありません。3階のフードコートには電源席のカウンタがひとつありますが、ただそれだけです。しかもこのフードコート、ANAが出る22時頃には閉店になってしまい、それ以降の大韓航空中国国際航空の時間帯では真っ暗になってしまいます。

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皆さまご存じのように、ANAの飛行機はミャンマーに来るとき、(羽田ではなく)成田を午前中に出てしまう田舎の人に冷たいダイヤになっていますから(←近々改善の噂を耳にしましたが)、私のような地方在住者は朝一便でも間に合わず前泊を余儀なくされ一日無駄につぶれますので、やむなく(朝地元空港をたてばインチョン経由でその日のうちヤンゴンに着ける)大韓航空を使わざるを得ません。往と復で別会社だと目の玉が飛び出る航空券代になるのでヤンゴン出るときも必然的に大韓航空になります。ですので、パソコン作業の必要な地方の人はギリギリまでケンタッキーで粘ってというのがコツになります。

3.Wifi

新ターミナルになり、これまで無かったフリーWifiが登場しました。自分の名前と携帯番号を入れてアクセスできます。

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しかし注意が必要なのは、これは一定時間以内だけがフリーということです。term&conditionの小さな字を読んでも、何分間タダなのかわかりませんが(This is Myanmar!)、作業中いつの間にか断線してしまいます。タダの時間は終わったよと赤字でメッセージが出て、その後は、Keyはカウンターで買えるよとメッセージが出ます。それも面倒くさいと、そこでネットはあきらめることになります。

速度はこんな数字です。0.179Mbps。
ちなみに今、この文章を乗継待ちのソウル・インチョン空港で打っておりますが、同様測定で2.974Mbpsという数字が表示されております。20分の1よりちょっとましといった程度、まるで勝負になりません。

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なお、ビジネスクラスラウンジには、もうちょっとマシなWifiが存在するのではと推測されますが、残念ながらその空間に縁がありません(私のヤンゴン通いは科学研究費、お国の研究費をいただいておりまして、そちらの規定でエコノミーになります。教授だろうが学長だろうが同じです)。読者のみなさまに「部長以上はビジネス乗れる会社の部長様」とか「取締役以上はビジネス乗れる会社の重役様」とか「いっぱいマイル持っててアップした人」とか「インボラアップした超ラッキーな人」とかいらっしゃいましたらコメ欄に情報いただければ幸いです。

 

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