ミャンマー人と日本人がそっくりな行動をとっている現場写真が流れてきました。「新入医局員歓迎会」の光景が、笑っちゃうぐらいそっくりなのです。
毎年新年度になると、日本中の大学病院近くの飲み屋さんは「新入医局員歓迎会」で書き入れ時を迎えます。この日までに日本中の教授や医局長たちは”一本釣り”やリクルートに余念なく、うまくゆけばその日、これとまったく一緒の光景になります。
スクリーンを見ると、HEROを熱唱しているようです。ソフトが中国製らしきのはちょっと残念ですが。
新入医局員は、なにか芸をさせられます。こういうショットが続きますが、以下同文ということで。
この陶酔した表情・・・も日緬おなじです。
以上は中盤以降の写真。
最初は教授あいさつを神妙に聞くところから始まるのも一緒です。医局長の乾杯のご発声があったかどうかは確認できませんが・・・
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一体感を深めます。同じ釜の飯仲間です。
今年の精神科新入医局員は8名。この数字は日本中のマイナー科医局長さんたちを垂涎させるに十分な数字ですが、医学部の数が少ないのでまだまだ医師数は十分ではありません。
ともあれ、医局のますますの発展を心より願っております。
【追記】
外科系の先生方には、物足りないと言われる方々もおられそうです。裸踊りをさせないのか!と。でも内科系やマイナー系は日本でもそんな事やりませんから、これで十分、日本とおんなじなのです。..と書いてたら、外科系の新歓も見たくなった(笑)けれど、残念ながら、外科系には、勝手にフェイスブックに写真流れてくるような人脈を持ちあわせておりません。残念。
医局FBはこちら
【追記2】
この写真は軍医医大(DSMA)ですから、学費無料のかわり、卒業したらちゃんと軍で医者をやる義務が課せられるのでこうなります。一般の医学部では、卒業して外資系製薬会社に入ると医者の何倍もの高給をもらえるので、医学部卒業生のトップ層がなかなか医者にならないという問題にも直面しています。ですので、優秀な青年を確実に医者にする(そして義務年限すんだら一般社会に貢献する)という意味で、ミャンマー軍の存在意義は確実にあります。一般庶民にはなかなか理解してもらえそうにないですが(でも、アウンサンスーチー氏は、どうもそれをちゃんとわかってるらしいという光景もまた)。