ヤンゴンに渡った広島電鉄の中古車がすごいVIP待遇。キハ40なんて目じゃないぐらいなスタッフの力の入り方です。
操縦するのはパイロット!
キハ40を運転してるロンジー姿のおっちゃんとは格が違う!
案内するのはもっとエライ3本ラインの人。手首にのぞく金ピカ時計が単なるおっちゃんじゃないよと主張しています。
一瞬、ミャンマー国鉄とは異なる別会社、私鉄でも立ち上げたのかと思いましたが、帽子をよく見るとMRと書いてあります。ミャンマー国鉄です。でも、こんな制服いままで見たこともありません。
わざわざ広電運行のために、新しい制服までリリースしたのです。
これまでミャンマーの鉄道員はそのままロンジーだったり、穴のあいたズボンだったり。しかしこの変化は象徴的です。人に見られることを前提とした姿かたちに。
つい先だっての軍事政権時代まで、ミャンマーの鉄道は撮影禁止、見つかったらしょぴぁれる対象でした。民主化翌年2012年あたりでもあまり自由ではなくて、撮ったらすぐカメラをポケットにしまったりしていました。環状線のホームに、日常的に先進国の鉄ちゃんの姿を見るようになったのは2013年以降の話。つまり、鉄道やその構成人員が人に見られるという発想は一切なかった。
今後、ミャンマーの鉄道がサービス業の自覚のもと、人を惹きつけてゆく存在へと脱皮してゆくのか、ソフト面で注目されます。
怪しい人は乗せません(キリッ)
写真ソースはイラワジ紙
Irrawaddynews - Irrawaddynewsさんの投稿の写真 | Facebook
ソース
https://www.facebook.com/nyanhline/?fref=photo