パリ連続テロ事件で吹っ飛ばされてしまった「本来報じられているべきミャンマーのニュース」、こちらで補完です。
1.選挙にともなう厳戒態勢は継続。総選挙にともなく混乱が予想され、治安当局は「オレンジレベル」に当初15日までの予定で指定していましたが、これを継続することが決定(パリのテロが影響したかどうかは不明)。ヤンゴンの定番デートコース、インヤーレイク脇に並ぶ警察車両(7Days Daily)
2.ミャンマー国会会期、旧体制ではじまる。(Mizzima)
ミャンマー国会が始まりました。ただし議員は従来の体制のまま。選挙の開票はまだ現在進行形で継続中ということになっていて、来年1月末までの会期はUSDP多数の現体制のままです。アウンサンスーチー氏は「そんなのSillyよ! どこの国にそんな事あるの!」と毒づいているコメントも報じられていますが(そりゃあ日本だって民主党が勝てば鳩ぽっぽ氏がすぐ政権とったけど)、なんでもかんでもUKの感覚でやれば良いというものでもないでしょう。とはいえ、それはインタビュー内のみで、混乱はおこしていないようです。
Election winners, and losers, return to Myanmar parliament | Mizzima
3.シャン州で戦闘発生。SPSSとミャンマ(政府)軍。避難民大量発生。(イラワジ)
当たってほしくない予想として、総選挙の結果をうけて「ミャンマー軍はやっぱり必要だ」と国民に思わせしめるような出来事が起こるかもと、シナリオのひとつとして先日書きましたが、まさかと思いますが。
ဝမ္ဟုုိင္းေဒသတုိက္ပြဲၾကားမွ ေျမစာပင္မ်ား - The Irrawaddy (Burmese Version) | Facebook