2016年4月14日発生したサガイン州M6.9大震災の現状、このエントリーに貼りつけてゆきます。
【4月14日 日本時間13:00時点】
1.現地報道各紙(とりあえずネット発信積極的なイラワジ。Mizzima、7days、Mediagroup、情報省あたり)は現地入りできていない模様。
個人FBにアップされたこの動画を複数メディア横並び掲載(Mizzima、イラワジ)
https://www.facebook.com/tin.h.win.75
こちらのパゴダが崩壊した写真も複数メディア同時掲載(情報省、イラワジ)
2.政治リーダーたちの動きが報じられない
これが日本なら首相や官房長官が作業着姿で登場して、ちょっと拙いリスクコミュニケーションを始めてるハズだが、アウンサンスーチー氏もティンチョー氏もウィンテイン氏もティンウー氏も登場していない
3.報道各紙、上記横並び画像を載せた次には、ノンビリ水かけ祭りの画像になってしまう
4.フェイスブック災害情報センターの無事確認欄。マメな人はクリックして無事を知らせている。管理人のミャンマー人友達のなかでは13:00現在、24人が無事を知らせるクリック。これらとつるんでいる連中を考えると、ヤンゴン住民はほぼ無傷と推測される(地震後も、水かけ祭り、プールではしゃいでる無邪気な画像アップ複数)
5.マンダレーベースの友人は無事クリックしていない。こちらからメッセージ送っても返答がない(心配だ)
6.メディアの動きが鈍いのはティンジャン連休体制のためもあると思われる(ミャンマーのカレンダーでは今週~来週20日まで休日真っ赤)
7.ミンアウンフライン将軍(ミャンマー軍トップ)FBも、ドネーション写真のまま
洪水やテロ対応で軍のめざましい写真はここにアップされるので引き続き注目
【4月14日18:30追記】
M4.0の余震。場所は(google翻訳によればabout 30 miles west of Mineral City center)
崩れたパゴダ (ソース情報省HP、イラワジが転載、Voiceも転載)
冒頭書いた、マンダレーベースの友達は無事確認
【4月15日15時追記】
現地メディアの震災報道、低調です。イラワジ、Mizzima、情報省、7days、eleven、いずれもティンジャン水かけ祭りの楽しそうな画像、野外コンサートで水を浴びながら踊りまくってる動画がてんこ盛り。震災で自粛という発想はゼロ。
イラワジ紙にいたっては、サガイン地震の画像が新たに加わらないのに、熊本の画像の方が目立ってます。ティンジャン連休で記者が手薄ないま、僻地の地震よりも、編集部にネットで流れてくる画像ということでしょうか。
管理人の友達はほぼすべて無事確認できました。友達の友達、マンダレー大の人々も楽しげな画像アップ、大丈夫そう。
【4月17日1:00追記】
このような災害が起こっているのにアウンサンスーチー氏が陣頭指揮とってる姿が見えないなあと思っていたら、この部分のナゾは氷解。2回にわけて手術を受けていたのでした。