ミャンマー軍のミンアウンフライン将軍がSNSで合同演習の風景をバンバン発信している件。今回は空軍編です。
空挺隊
中国製 殲7。
戦闘機はもっと良いの(ミグ29)持ってるはずですが、そちらは見せてくれないか。
地対空ミサイル
https://twitter.com/SGMinAungHlaing
空挺隊
中国製 殲7。
戦闘機はもっと良いの(ミグ29)持ってるはずですが、そちらは見せてくれないか。
地対空ミサイル
https://twitter.com/SGMinAungHlaing
サイトは、ミャンマー軍とは書いてなくて、いずれもミンアウンフライン将軍個人名のサイトです。かいつまんでいくつか拝借。
https://www.facebook.com/seniorgeneralminaunghlaing/
https://twitter.com/SGMinAungHlaing
軍医のテント。野戦病院。医療部門にも割とこまめに足を運ぶのがミンアウンフライン将軍。ちょくちょくアップされます。
地対空ミサイル
大作戦会議
猛スピードで有刺鉄線を破って適地侵入!
ジャングルでこんなのに遭遇したらひとたまりもありません。
将軍様は将軍様でも、北の国のあのお方よりサマになっています。周囲の高位おつきの皆さんも。
セントラルホテル前の路上に毎日午前中に開店する噛みたばこ屋のママさん。同伴するお子ちゃまのヘアスタイル、チョンと立っているのがポイントです。
タナカの塗り方がとっても念入りですね。まるでテレビ局の美容師さんみたいに・・・
そう、このお方を思い出してしまうのです。
【追記】
新型コロナ禍、まさかこのような事になってしまうとは。。。
奇しくも、管理人の出演日にこの話題にコメントするタイミングになってしまい、心よりご冥福をお祈りさせていただきました。天国から見守ってください。
アナウンサーもササガワヨウヘイ氏の名前は読み上げますが、名前を挙げられないお付きの人々の顔を眺めていると・・・
日本の報道見たって書いてない、ミンアウンフライン将軍のFBだけが頼りの、平昌オリンピック会場を舞台の政治ショーに世界中の目が釘付けになっている裏で展開しているのはどんな話なのか・・・
中国外務省高官にすぐ続いて(将軍側のお付きの顔ぶれ、様子がまったく同じだから、ほぼ続けての謁見と思われる)の会談、なんだか意味深ですね。
もうひとり、日本側で大写しになっているのがこの人物、何者だろう・・
一瞬、この人物と誤認しかけましたが、色素斑の場所は似ているけれど、まあこれは違いますね。10歳ぐらい若くしたような・・・
【追記】
2番目の人物、ご教示いただきました。
丸山大使。ミャンマー語専門家。公使から内部昇格。
この国のメンタル医療体制、精神科医の質は高く(問題なく、共通の常識で話が通じる)国中に2か所しかない精神科病院ではハイレベルな治療がおこなわれていながら、それを享受できる患者がほんのわずかであるというのが、毎度実感する問題点です。
しかしながら、メンタルヘルスに対する社会的関心が盛り上がりつつあるのは、希望の持てるサインです。
また、答弁に立っている保健スポーツ大臣は昨年、学会の懇親会で同じテーブルになりお話させていただきました。現状を正確に認識、何が必要なのか「わかってる人」だというのが実感で、期待しております。
上座部仏教の考え方、富める者もそうじゃなくても、自分の出来る範囲でパヤー(寺院)に寄進したり、貧しき人々に施しをすれば功徳を積めて、よりよき来生に一歩近づくことになっています。だから、仏様が見ているパヤーでやるのが最も良いのでしょうが、パヤー外でもひとつ紹介。
ミャンマーの路上や広場やパヤーの周辺に、鳥かごを抱えた女性がいます。概してこんなお疲れ気味の表情を浮かべていたりします。
かごの中には、動物愛護運動家が見たら目をむきそうな高密度で鳥が詰め込まれています。で、この女性になにがしかのお金を渡すと、かごの鳥を手渡ししてくれます。〇〇チャットちょうだいと言ってくることもあれば、ご随意にということで、500チャットか1000チャット札あげることもあります。ペット屋さんの商行為というより、とらわれた生き物を解放して功徳を積む行為ですから1万チャット札をポンと渡しちゃても、あなたの自由です。そして手渡された鳥を空に向かって放すと、空高く飛んでゆき、あなたには功徳がワンポイント積み上がり悟りに一歩近づいたという仕組みです。
鳥かごを前に路上に座っているのは、写真のような女性です。赤ちゃんを抱えていますね。中国あたりでは物乞いに赤ちゃんをレンタルする商売があるとか、物乞いをたばねるシンジケートが赤ちゃんを調達するだとかいった話を、私はかつて北京在勤中に何度も耳にしましたが、まああちらは無宗教共産主義国家、功徳を積む話にはなっていないので、あちらはあちら、こちらはこちらで、そんな話にはとらわれないで、功徳を積みましょう。
なお注意が必要なのは鳥インフルエンザの発生が報じられたとき。鳥の感染ならOIEから、ヒト感染ならWHOから発表されます。鳥インフルエンザのウイルスは、感染鳥類の腸管内で増殖し糞便中にウイルスが排出されます。おそらくこのおばちゃんから採血し抗体価を測定したら何がしかのものが出てきそうな気もしないでもありません。でも、ヒト感染が起こっていない間は、放鳥後すぐ手を洗う、サニタイザーですぐ消毒するという対応でよいでしょうが、ミャンマーでヒト感染が確認されたとWHOが発表すれば(その時には現地報道に大きく載るはず)、涅槃へ直行してしまってはシャレにならないのでこれはやめておいて、パヤーの仏様に金箔を貼りにで行くのが良いでしょう。
ミャンマーの街角で売っているカレンダー。時折、ちょっと若めのアウンサンスーチー氏が登場したりするものの、いまひとつ食指が動かないものが多いのも事実。なかでも味も素っ気もない(はずの)標準カレンダー。仕事上、ミャンマーの休日を把握しなければならない人が買うぐらいでしょうか。
でも、日本に持ち帰ってみれば、意外とイイ!のです。
私が週に1回、当直バイトに行ってる病院。その当直室は白い壁が広がるばかり。病院の医師当直室ってインテリアを気にする人が誰もいなくて、ただただ白い壁がべたっと広がってるだけというのが割と標準だったりします。絵画がかかってる処は見たことない。せめて東横インにかかってるようなレプリカというか印刷物のでもあると良いのですが。
で、そういう殺風景なところにミャンマーカレンダー!
曜日占いの動物イラストは、定番として大昔から生き残ってきたイラストなので万人受けして割とどこでも溶け込みます。大書されたミャンマー文字もインテリアとしてなかなか。話題のネタにもなります。
ただし、昼間の(ミャンマー関係をのぞく)ビジネス空間ではあまり適さないかも。一昨年は、別の病院で医局の共用パソコン前に貼っておいたらいつのまにか撤去されてました。推測ですが、休日の赤文字が日本の休日と違う日についているので、なんか勘違いしてトラぶりかけた人がいたのかなあ・・(笑)ぼうっとして過ごす空間に良いようです。
なお、このミャンマー標準カレンダーは割といつでも、1年の半分以上は購入可能です。2月下旬に行っても普通に売られていますし、9月中旬頃には翌年のが出ています。ヤンゴンの街あちこちで売っていますが、観光や出張の短期間滞在で見つけやすいのはボージョーアウンサン通りでしょうか。サクラタワーから東(アウンサンマーケットと反対側)に歩けば、映画館前あたりの路上販売のおじさんがいます。そのまままっすぐ行けばスポーツ店街やルビーマートなど、私の愛するB級ショッピングエリアですからついでに色々と。西に向かえば、アウンサンマーケットに至る前にも色々路上販売のおじさんやミニ書店で見つけることが出来ます。お値段は1000~2000チャットぐらい。
ミャンマーの標準カレンダー、日本に持ち帰るとなかなかステキなインテリアになります。殺風景なところ、ぼうっと過ごす空間にかけておけば、癒しにもなってお勧めです。
これまで、鈴や金箔や線香など紹介してきましたが、ずばり現金で功徳を積むにはどうするか。「ワンコインで~」シリーズですから、(別室ご案内とかにはならない)少額現金。
有名大規模パヤーに行くと、donationと英語も併記されたドネーション窓口があります。そこへ行って、窓口にデンと座ったパヤー係員(おばちゃんが多い。日本では死語になりましたが「寺男」という言葉がある位、僧籍を持たず、お寺の雑用をやる人はかつて男性主体でした)に寄付したい現金を差し出せばさらさらっと領収書を書いてくれます。シュエダゴン、シュエモードーなどは窓口を探せばよいです。額の指定はありませんから、ワンコイン500円相当でもちろんOK。
そこまで大規模じゃなくて、中規模パヤー、たとえばスーレーパヤークラスになると専用の窓口は見当たらず、ふつうの机にスタッフが座っています。「ドネーション、ドネーション」と声をかけて来る人もいれば、愛想せず座ってる人もいます。
さて、スタッフの手元に注目。左手には私が寄進した10ドル紙幣、右手に領収書の用紙。何をやっているのでしょう。
渡された領収書を見てびっくり、ドル紙幣の番号を領収書に転記(!)しているのです。つまり、パヤーのおばちゃん達が絶対不正をしないように、(意外にも)性悪説にもとづきシステムがつくられているようです。
寄付を受け付けたおばちゃん達は、基本的には不愛想のはずです。上座部仏教では、寄付とは功徳を積む行為で、来生、生まれ変わってからの幸福をゲットするための行為です。つまり、寄付を受け取る側の論理では、「受け取ってあげることで、寄付をする人の来生を幸せにしてやるのだから、寄付する側こそありがたがらねばならない」ということになります。途上国の駅や道端のレゲエな方々が概して不愛想なのはそういうことでしょう。したがって、受け取った側が「ありがとう!」と言うと、寄付した側の功徳がディスカウントされてしまうから、不愛想に受け取るのがむしろ正しかったりするはずなのですが・・・
スーレーパヤーの外人慣れしたおばちゃん達は、(日本のファーストフード店員をも上回るほどの)満面の笑みを浮かべて「Thank you!」と言って手を振ってくれるのでした。。。
少額現金寄付の領収書はよい記念になります。一生大切にして、閻魔様に提出したら来生良い方向に指示していただけるかも。
ケンタッキー・フライド・チキン1号店、開店の年から継続的観察してヤンゴンの変化を考察するシリーズ。2017年9月の状況です。(過去のレポートは下にリンク貼っています)
2017年後半には少し大きな変化がありました。
ケンタッキー自体が、低価格路線に舵を切り表に打ち出しはじめた件。
店の前に大きく目を引くのが「WOW! SAVERS」「Lunch Savers」と、お値打ち感を打ち出したポスター群。1800~3500チャットに客単価のボリュームゾーンを下げて間口を広げるぞ! という意志が見て取れます。
以前からも、つつしまやかな選択をすれば、こういった値段で物足りない食事をすることは不可能ではありませんでした。しかし、このようなポスターを見かけることはなく、その値段で食べられるボリュームもこのポスターほどのものではなかった。
さて、では店の雰囲気はどうなったか。
エントランスにスペシャルお姉さんが立ちドアを開けしめして、客を選別(とはちょっと大げさですが、身なりの芳しくない人が入りにくいよう心理的圧力をかけていた)頃とは打ってかわり、一般店員の姿もドアのところには見られません。
しかしながら、中に入ってしまえば、その構造・配置は変わっていない。
下膳コーナーが店の奥に配置されているのは変わらず。出入口付近にあるのが下膳コーナーではなくてケチャップやナプキン置き場であることも変わらず。つまり、客は食べ終わったら一切合切をそこの残して立ち去り、食器は店員が回収して片づけるのを原則とする体制は何ら変わっていない。私としては、この下膳台が出入口付近に移動して客がセルフサービスで片づけるようになった時が一大ターニングポイントと考察するのですが、それはまだ先のようです。
そして、私が食べ終わったとき、店員の視界範囲内だけれどもこちらを見ていないタイミングで、(日本におけると同様に)自分のプレートを持って立ち上がり下膳台に向かいつつ店員の反応を観察する・・・のを常としますが、その結果は、従来と変わらず。すなわち、弾かれたように店員がこっちに駆け寄ってきて(ミャンマーのサービス業離れした)満面の笑みを浮かべてプレートを(半強制的に)受け取るというレスポンスもまったく同じで、やはりこの空間がスペシャル感を残していることを示します。
客層は、ケンタッキーの意志がある程度実現し、こうした汗臭さが漂うロンジーおっちゃんの姿が若干増えたような気がします。それでも、前のボージョーアウンサン通りの通行人全体のロンジー着用率に比べて店内のロンジー着用率はまだ少な目です。
お得セットの価格は実際にもこんな感じ。満腹にはほど遠いですが、とりあえず3000チャット台。
価格表。
平均的客層は、まだ完全大衆化はしていませんね。
ケンタッキー1号店、2017年9月時点の観察は、低価格路線に舵を切り間口を広げ、たしかに若干の効果は認められるが、まだ完全大衆化には至らずという要約になります。
過去の経過は以下ご参照ください。
ここのところ当ブログの更新が滞りまくってます。お越しいただける皆様には大変恐縮なのですが、1月中旬まで管理人が「お受験」状態にあるのがそのワケです。
労働衛生コンサルタント国家試験。産業医の上級バージョンみたいな資格です(まあ、口述試験でそんな事言ったらペケで、他人の求めによる報酬を得て安全衛生の水準の向上を目的に・・・と条文が出てこなきゃだめなんですが)。教授のお仕事には定年というものがあって、ミャンマー人のそれにはあと3年きっていて、我が職場のそれにも8年きっていて、だから人生次のステージに向けてあれやこれや考えはじめて・・・のワンノブゼムです。当ブログが滞りだした秋ごろの一次筆記はなんとかなって、次の口述の練習中。お暇な方はお付き合いを。
Q.あなたは、建設現場を職場巡視しました。その際、何を重点的にみますか?
あなたが巡視した現場はこの通りとします。あなたなら何を指摘しますか?
A. 作業環境管理、作業管理、健康管理面から観察します。
作業環境管理として、転落・転倒(⇐建設業の労災のメイン)対策をみます。本例では、安全帯が未装備です。また、ハーネス型がのぞましいので指摘します。足場の規格も検討します。また、熱中症対策を観察します。WBGT値の把握がなされているか(⇐多分やってない。28℃をこえると熱中症がぐっと増える)。WBGT値の低下の措置として、直射日光からシートや簡易な屋根等で遮ることが求められます。水分や塩分が摂取できるように設置することが必要ですのでチェックします(⇐これはあるかも。ないかも)。
セメントおよび塗料の塗布作業がおこなわれています。粉塵則、有機則の観点から観察します。使用する有機溶剤のSDS(⇐危険有害性や応急措置や10数項目について記された詳細な文書。日本では663物質について義務化。欧米はもっとすすんでいる)は備えられているか。表示項目は? 呼吸用保護具が装着されていません(⇐屋内事業所ではないので労基署に即怒られることはないが)。
作業管理は、作業手順、作業時間は定められているか(⇐多分やってない?)。個人用防護具は(防護服、防護メガネ)?
健康管理は。体調管理(熱中症のリスクは睡眠不足、前夜の飲酒:ミャンマー人の飲酒率は日本より低いけれど、キリンさんがあんなに頑張ったらどうなるんだろ)
5S(整理・整頓・清潔・清掃・しつけ)の不足が指摘されます。
安全衛生管理体制。衛生管理者の選任、安全管理者の選任。
元請け、下請け関係があるなら、元方衛生管理者は選任されてる? or 店社衛生管理者(小規模現場では、衛生管理者は本店や本社(支店・支社)にいて週1回以上現場巡視)が選任?
アーク溶接がおこなわれるなら、屋外であっても粉塵作業の対象となっています。
赤いTシャツのお兄さんが持ってる白いバケツ? 有機溶剤の表示(危険有害性クラス・危険有害性区分・ラベル要素)は書いてありそうですが、それを扱ってるお兄さんの手には「軍手」。ここは化学防護手袋だろうなあ。3人とも裸足もペケ。保護長靴!
足場鉄パイプの影がくっきり映っていますから、直射日光下で、おそらく熱中症リスクは1枚目の写真よりこちらの方が高いでしょうWBGT値。
これはいったい何と何の線やら・・・ですが、これを設置したときの作業環境管理、作業管理は? ひとつの線に電流流れてる状況下で別の線を設置してたはずですが、絶縁手袋は着用されてた?作業標準は決まってた? 複数事業者が共同してたはずですが、元方事業者の安全衛生管理責任は意識されてた?
こちらの現場は、昼間はさほど動かず、真夜中になると重機がハッスルして轟轟と動き出します(ど真ん前の「かつて昔の高級ホテル、いま3☆」が、隣のスーレーなんとかに手が届かない教授の出張予算にちょうど合うので常宿、毎回この角度で目撃)。大多数の労働者は夜間勤務。「過去6か月間に平均して1か月あたり4回以上深夜業に従事した労働者」に該当すると推測されますが、特定業務の健診はおこなわれてる?自発的健診の結果提出は認められてる?
【追記】
ミャンマーの産業現場、しっかりした処はしっかりしています。
たとえばミャンマービール工場。ここはミャンマー人教授のお友達関係で、キリンさんに把握されないところで(笑)、つまり日本人が待ち構えていないときに”素の状態”を見てきましたがしっかりしてました。
【追記】
労働衛生コンサルタント、2018.3.22付けで厚生労働大臣名入りの合格証をいただくことができました。応援感謝。教授が定年のあかつきには産業医事務所でも開くことにいたします。
新年あけましておめでとうございます
新年はミャンマーウォッチングにとって、どのような年になるでしょうか。
新投資法、ティラワ、これまで期待値をもって語られてきたものが、いろいろ実質をともなって目に見えるようになり、街の変化がさらに加速するのか楽しみな一年です。
一方で、ラカイン州のベンガルな方々の問題。西側の人権屋さんたちのアドレナリンがアップする一方で、ミャンマー庶民の怒りに火を注ぐ構造は変わりそうにありませんが、有望市場を前にしたEUエスタブリッシュ層の腰引けやトランプさんの無関心を見ればかつての軍事政権に向けられた眼差しとは程遠く、形式的な〇〇決議とNGO献身的活動といったアイテムが続いてゆくのでしょう。
新年は戌年。ミャンマーのワンちゃんみたいに、たくましく生きてゆきましょう。
今後ともよろしくお願いいたします。
2018年元旦
私のフェイスブックに流れてきた一枚の写真。制服女子の大好きな御仁が鼻の下を伸ばしそうなのですが、実際のところ、手を出したら蜂の巣にされてしまいそうな面々。
このほどシンガポールで開催された2017年アジア陸軍ライフル射撃大会(Asian Army Rifle Meeting:AARM17 )。
主催地シンガポール軍はじめ、タイ軍・ベトナム軍・ブルネイ軍・カンボジア軍・インドネシア軍・ラオス軍・マレーシア軍・フィリピン軍、そしてミャンマー軍のそれぞれの選りすぐり精鋭たちが覇を競いました。
結果、女性兵士の部でミャンマー軍が金メダル!
男性兵士の部では銀メダル! そりゃあ長井健司氏が即死するわけです。
でもって、軍医のフェイスブック友達から、こういうリラックスした写真がcongratulationsのメッセージとともに流れてくるのでした。おそらく報道を隅々まで見ればパシッと締まった写真を見つけることが出来るのでしょうが。。。
というわけで、最近では、長井健司さんと言ってもピンと来ない人も増えてますが、とにかくミャンマーでは軍が出動するデモや騒乱に近づいてはいけない! 侮ってはいけない! 女性兵士はアジアナンバーワンの腕前!と叩き込みましょう。
写真ソースはDr.WinTooAung氏フェイスブック
パヤー(お寺)の境内や周囲を見渡すと、仏様に献上する品々を売ってる売店があります。たとえばスーレーパヤーなら靴を脱いであがったすぐの処。そこで花やら紙飾りやらと一緒に売っているのがこれ。「お線香」です。3パックとロウソク2本まとめて買って3000チャットの請求。約240円。ミャンマー庶民のお財布にあわせた価格設定ですが、これも商業取引というよりは、徳を積む行為ですから、釣りは要らねえ!と5000チャット札を置いてくるのも自由です。
ところで、お線香のパッケージにしては、なんだか「?」なものが描かれています。バナナ・イチゴ・メロン・ブドウ・パイナップル。
封を切ってみると、ちょっと重たく明らかに人工的な「フルーツの香り」がツンと匂ってきます。売店のおじさんは使い捨てライターを貸してくれますから、点火してメジャーな仏様や自分の誕生「曜日」の仏様のところに捧げてこれば、あなたの徳は一段と積みあがることになります。
中身を2本取り出したところです。
赤く細い部分が挿す側、白く太い部分が点火する部分です。
ひと袋は、スーレーパヤーで点火してワンパック分の徳を積んできたところですので、以下の画像は、日本に持ち帰ってきたものを研究室で焚いているところです。
(室内なら火災報知器センサーに煙がゆかないよう気をつけて)点火します。日本のお線香より簡単に点火できます。火が付いたら吹き消します。
煙の量は結構なものです。上記「バナナ・パイナップル・イチゴ・メロン・ブドウを足して線香の香りを加えたような、重く人工的な不思議なにおい」が研究室いっぱいに漂いました。
持続時間は約20分。
実はAmazonで検索すれば、これをバラ売りしているのが見つかったりします(つまり、日本国内でも手に入らないことはない。値段がえらく高いので、ここにリンクを貼ることはいたしません。ご興味の向きは各自検索してみてください)。最近のアロマブームのなかで、ミャンマーのフルーツ線香は日本の香り愛好家たちの間で独特のポジションを築いているのかもしれません(お香の愛好家が近くにいたら聞いてみてください)