ミャンマーよもやま情報局

関西福祉大学 勝田吉彰研究室。科研費研究でミャンマーに通っています。学会発表や論文には入らないやわらかいネタをこちらで発信しています。取材や照会など連絡先はこちらへ myanmar@zaz.att.ne.jp

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ミャンマーの標準カレンダーはインテリアに

ミャンマーのカレンダー。まだまだイケてない水準で、日本へお土産として買って帰ろう!と考える人はあまりいないでしょう。でも、一番シンプルなやつが意外にも日本の部屋でインテリアになったりします。

ミャンマーの街角で売っているカレンダー。時折、ちょっと若めのアウンサンスーチー氏が登場したりするものの、いまひとつ食指が動かないものが多いのも事実。なかでも味も素っ気もない(はずの)標準カレンダー。仕事上、ミャンマーの休日を把握しなければならない人が買うぐらいでしょうか。

でも、日本に持ち帰ってみれば、意外とイイ!のです。

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  私が週に1回、当直バイトに行ってる病院。その当直室は白い壁が広がるばかり。病院の医師当直室ってインテリアを気にする人が誰もいなくて、ただただ白い壁がべたっと広がってるだけというのが割と標準だったりします。絵画がかかってる処は見たことない。せめて東横インにかかってるようなレプリカというか印刷物のでもあると良いのですが。

で、そういう殺風景なところにミャンマーカレンダー!
曜日占いの動物イラストは、定番として大昔から生き残ってきたイラストなので万人受けして割とどこでも溶け込みます。大書されたミャンマー文字もインテリアとしてなかなか。話題のネタにもなります。

ただし、昼間の(ミャンマー関係をのぞく)ビジネス空間ではあまり適さないかも。一昨年は、別の病院で医局の共用パソコン前に貼っておいたらいつのまにか撤去されてました。推測ですが、休日の赤文字が日本の休日と違う日についているので、なんか勘違いしてトラぶりかけた人がいたのかなあ・・(笑)ぼうっとして過ごす空間に良いようです。

なお、このミャンマー標準カレンダーは割といつでも、1年の半分以上は購入可能です。2月下旬に行っても普通に売られていますし、9月中旬頃には翌年のが出ています。ヤンゴンの街あちこちで売っていますが、観光や出張の短期間滞在で見つけやすいのはボージョーアウンサン通りでしょうか。サクラタワーから東(アウンサンマーケットと反対側)に歩けば、映画館前あたりの路上販売のおじさんがいます。そのまままっすぐ行けばスポーツ店街やルビーマートなど、私の愛するB級ショッピングエリアですからついでに色々と。西に向かえば、アウンサンマーケットに至る前にも色々路上販売のおじさんやミニ書店で見つけることが出来ます。お値段は1000~2000チャットぐらい。

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ミャンマーの標準カレンダー、日本に持ち帰るとなかなかステキなインテリアになります。殺風景なところ、ぼうっと過ごす空間にかけておけば、癒しにもなってお勧めです。