ミャンマーよもやま情報局

関西福祉大学 勝田吉彰研究室。科研費研究でミャンマーに通っています。学会発表や論文には入らないやわらかいネタをこちらで発信しています。取材や照会など連絡先はこちらへ myanmar@zaz.att.ne.jp

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ワンコインで功徳を積んで来生の環境を良くする方法:その4(現金はこうやって寄付しよう)

ワンコインで功徳を積む方法シリーズ その3 はそのものずばり、現金にて功徳を積むお作法です。

 これまで、鈴や金箔や線香など紹介してきましたが、ずばり現金で功徳を積むにはどうするか。「ワンコインで~」シリーズですから、(別室ご案内とかにはならない)少額現金。

 有名大規模パヤーに行くと、donationと英語も併記されたドネーション窓口があります。そこへ行って、窓口にデンと座ったパヤー係員(おばちゃんが多い。日本では死語になりましたが「寺男」という言葉がある位、僧籍を持たず、お寺の雑用をやる人はかつて男性主体でした)に寄付したい現金を差し出せばさらさらっと領収書を書いてくれます。シュエダゴン、シュエモードーなどは窓口を探せばよいです。額の指定はありませんから、ワンコイン500円相当でもちろんOK。

 そこまで大規模じゃなくて、中規模パヤー、たとえばスーレーパヤークラスになると専用の窓口は見当たらず、ふつうの机にスタッフが座っています。「ドネーションドネーション」と声をかけて来る人もいれば、愛想せず座ってる人もいます。

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 さて、スタッフの手元に注目。左手には私が寄進した10ドル紙幣、右手に領収書の用紙。何をやっているのでしょう。

 渡された領収書を見てびっくり、ドル紙幣の番号を領収書に転記(!)しているのです。つまり、パヤーのおばちゃん達が絶対不正をしないように、(意外にも)性悪説にもとづきシステムがつくられているようです。

 寄付を受け付けたおばちゃん達は、基本的には不愛想のはずです。上座部仏教では、寄付とは功徳を積む行為で、来生、生まれ変わってからの幸福をゲットするための行為です。つまり、寄付を受け取る側の論理では、「受け取ってあげることで、寄付をする人の来生を幸せにしてやるのだから、寄付する側こそありがたがらねばならない」ということになります。途上国の駅や道端のレゲエな方々が概して不愛想なのはそういうことでしょう。したがって、受け取った側が「ありがとう!」と言うと、寄付した側の功徳がディスカウントされてしまうから、不愛想に受け取るのがむしろ正しかったりするはずなのですが・・・

 スーレーパヤーの外人慣れしたおばちゃん達は、(日本のファーストフード店員をも上回るほどの)満面の笑みを浮かべて「Thank you!」と言って手を振ってくれるのでした。。。

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 少額現金寄付の領収書はよい記念になります。一生大切にして、閻魔様に提出したら来生良い方向に指示していただけるかも。

 

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