タイのトンデモ死刑判決問題の続報（その４）

タイの法廷が英国人バックパッカー殺人事件にからんでミャンマー人出稼ぎ労働者の青年２人にトンデモ死刑判決だしてしまった、タイ版袴田・足利事件の続報。

私のFB友達たちは落ち着きを取り戻しTL上も個人投稿は比較的静かになってきた印象ですが、一方で現地報道では２つの流れがあるようです。

ひとつはナショナリストたちが盛り上がっている流れ。隣国タイとの間では複雑な感情が渦巻いています。経済発展に成功したタイから”上から目線”で見られる不快さ。タイに出稼ぎに出ても、タイ人が嫌がる３K仕事が回ってくる現実。そんな何やかやがワッと噴出し国民総怒り。ひとピーク過ぎてもナショナリストたちが根強く声あげ続けます。

もうひとつは、人権派の動き。タイの人権団体とも協調の動きを模索しています。

右と左、それぞれにコミットしてゆくことになります。

タイーミャンマー国境に抗議の群衆が集結。タイ側は国境閉鎖で対抗。
ゆえに貿易まで止まってしまいました。

http://elevenmyanmar.com/local/thailand-closes-border-checkpoint-over-koh-tao-verdict-protests

ナショナリストの怖～いお坊さんMa Ba Tha氏に率いられた500人デモ行進