現地紙を開いて目にとまったこの写真。京都の人じゃなくても、旅行で一度は乗ったことがあるでしょう。京都市バス。日本の古都からミャンマーに渡ったこのバスは、いまやヤンゴンではほとんど見かけません。実際のところ、まだいくらか走ってはいるのですが、ラッピング広告に包まれてしまい、その緑衣が目に入ることはほとんどない。しかしマンダレーの記事ではこの通り。
これが意味するのは、(ほとんどが消費財をPRする)ラッピング広告がヤンゴンに比べて少ない、消費活動がヤンゴンに水をあけられている光景ともいえます。
実際この記事がうったえているのは、マンダレーはライバル(と明記)ヤンゴンに比べて、中国やタイへの交通が優位であるにもかかわらず経済発展していないのは、工業地帯の発展が弱く、地価が高すぎて、インフラが貧弱だからだと嘆いています。
JETROあたりで話を聞いていても、日本人の駐在地はまずヤンゴン、次にヤンゴン、3番目がなくてもっと後に、ダウェーが登場してくるような感じで、マンダレーやネピトーはさらに後みたいな感覚です。当面は追いつくのが難しそうです。