日本渡航医学会誌に発表した論文です。
2014年2月の訪問時、ミャンマーの軍医学会(Myanmar Military Medical Conference)の開催時期と重なり招待されたので行ってきました。ミンガラドンの軍事区域内で開催された学会には、ピシっと制服に身を包んだ軍医さんたちがミャンマー全土から大集合して活発なディスカッションが展開しました。
そこでもらった抄録集をパラパラ見ているうち、どの分野の報告が多くてどの分野がそうではないのか分析したら、この国の医学界において、どういう事に問題意識がもたれ興味がもたれているのか、研究資源が投下される分野はどこか見えてくるのではないかと思い立ちました。そこで実行に移したのが本論文です。
論文のpdfは、関西福祉大学リポジトリからダウンロードできますのでどうぞ。
本文は↓クリック
http://id.nii.ac.jp/1068/00000367/
この時の写真:
抄録:
File / Name | License |
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本文(PDFファイル) (161.69KB) [ 114 downloads ] |
アイテムタイプ | 学術雑誌論文 / Journal Article |
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言語 | 日本語 |
著者 | 勝田 吉彰 |
抄録 | 筆者は海外在留邦人のメンタルヘルスを研究テーマとしなかでも今後急速な日系企業の進出増とともに現地邦人社会の急激な変化が想定されるミャンマーには毎年定期的に訪問し定点観測をおこなっている1) そのなかで,現地医療関係者からの情報収集を試みるうちに,ミャンマーの軍医大学(DefenseServices MedicalAcademy)2)の精神科教授および医局員とつながる機会がたまたまあり,訪問のたびに医学書の寄贈など含めた親交を深めている. 2014年2月の訪問時にたまたま,医全体が集まる学会の開催時期と重なったため,招待状をいただき参加する機会に恵まれたこの学会での発表演題を中心に,この国の軍医医学界でどのようなテーマに関心をもたれているのか考察するとともに,軍医学関係者の現状を紹介した. |
雑誌名 | 日本渡航医学雑誌 |
巻 | 7 |
号 | 1 |
ページ | 47 - 49 |
発行年 | 2013 |
出版者 | 日本渡航医学会 |
ISSN | 18838065 |
著者版フラグ | publisher |
大見出し | 報告 |
公開状況 | 公開 |