2019年2月の現状、低価格路線からエキゾチック路線に舵を切っています。店外に向けて貼られたポスターは、そのポリシーをわかりやすく明らかにしてくれますが、上海セットだ東京セットだと、ミャンマー国外のエキゾチックを誘いはじめました。一方で飲み物専用カウンターや低価格メニューの掲示が姿を消しています。
ヤンゴンのボージョーアウンサン通りにあるケンタッキーフライドチキン1号店。富裕層から貧困層まで、あらゆる階層が行き交う大通りに面しているので、その中に入ってこれる階層や雰囲気を継続的定点観測すれば、変わりゆくミャンマーを掴む一助になるのでは・・・と、継続的にアップしています。
前回から今回にかけて、新しく登場したのがこれ。
スパイシーをメインにするのは「上海セット」。かつて中国勤務の経験ある管理人にいわせれば、スパイシーを前面に出したいなら上海より「四川セット」「重慶セット」だろうがと思うのですが・・・
左の、「店内をのぞき込む謎の老婆」と比べれば、この巨大さがわかります。
ナゾの「東京セット」。画像が反射してよく見えないのですが、「カレーポテトソース」がポイントのようです。いつから日本はカレーの国になったのか。
(上海でも東京でもない)オーソドックスなセットのお値段はこの通り。2ピース+コールスロー+ポテト+コーラで4200チャット、約300円。
店内の様子。前回、飲み物専用カウンターが新設されていたのが、あまりに短期間で撤去されてしまいました。喫茶店的機能をもたせてお茶だけの人も・・という試みは成功しなかったようです。
営業時間は9:00~23:00.閉店時間、ちょっと延びたかな?
価格表。
価格戦略は、試行錯誤で低価格メニュー路線から謎のエキゾチックメニュー路線へ転換。一方で、店内の顧客層は変わらず。低価格路線がうまく行かないらしく、営業方針は試行錯誤が続いています。一方で、店内の様子(顧客層、下膳は従業員がやる点など)は変わらないのが2019年2月の状況でした。