ミャンマーよもやま情報局

関西福祉大学 勝田吉彰研究室。科研費研究でミャンマーに通っています。学会発表や論文には入らないやわらかいネタをこちらで発信しています。取材や照会など連絡先はこちらへ myanmar@zaz.att.ne.jp

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ヤンゴンで立体パーキングが普及すれば渋滞対策の一助になるか

ヤンゴンのカオスな駐車事情、ひょっとして改善に向かうかな?と一瞬思わせる光景。立体駐車場が立派に稼働しているのを見つけました。ミャンマー人にもあまり認知されていない模様ですが普及を期待。

サクラタワーから少し西に向かい、あのあたりのごちゃごちゃした道(すみません、〇〇th streetって正しい名前がついてるはずですが思い出せません)をごちゃごちゃ歩いてたら出くわしたのがこれ。ピカピカの立体駐車場が当たり前のように稼働。 

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まだこれを利用する人は限られている模様で、のぞいているのは富裕層の持ち物っぽい高級車ばかり。手前に停まっている車はナンバーに注目。YGNはいいとして、番号の冒頭に「CD」と入っています。これはCorps Diplomatiqueなるフランス語の略。外交団を意味します。外交官ナンバーです(仏語圏でなくとも、英語圏だろうがアラビア語圏だろうが外交官としてCDを使う。例外は中国では「使」、日本で「外」あたり)

つまり、この車の所有者はミャンマー人ではない外国人。どこかの大使館の人です。こういった、富裕層だとか海外感覚を持っている人が利用しているのが実情の模様。

以前、福岡の学会に招待したミャンマー人教授は日本は車の整理が行き届いている素晴らしいと言ってはパチパチ立体パーキングの写真をフェイスブックにアップしていました。ところが今年に入ってから日本に行った人のフェイスブックを見ると、この立体駐車場の写真をアップし、そのコメント欄が盛り上がっているのを目撃しました。つまり、一般のミャンマー人にはまだまだ立体パーキングが認知されず、日本に行っては「こんなスゴイものがある!」とフェイスブックにアップする対象なのです。(ひとりは私のフェイスブック友達だったので、貴国にもちゃんとあるよ!と上記写真をコメント欄にアップして差し上げました)

 

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SAKURA MECHANICAL PARKING。わざわざと「MECHANICAL」と入っているのが誇らしげです。

立体パーキングがもっともっとミャンマー人に認知され、どんどん普及し、乱雑駐車を源とする部分だけでも渋滞が改善することを願っています。もしも日本の業者さんがこれを納入されているなら、ぜひぜひ頑張ってください。

 

⇩ これは2年前の投稿ですが、この提言どおり反応してくださった方がいらっしゃったのでしょうか・・・と何だか嬉しいような(笑) 

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