ミャンマー人は既婚男性が母親に抱きつき胸に触れるというTBSの番組に、在日ミャンマー人社会(に限らず)が沸騰している問題。署名サイトが立ち上がり1万署名まであと二息ほどです。よろしければどうぞ。
いま在日ミャンマー人社会が地団太ふんでる問題。昨日も都内で、とあるミャンマーと話しているときもこの件話題になりました。
TBS系の番組で「家族の生活習慣など(※例えば、結婚している28歳の息子が母親のおっぱいを揉むこと、上半身裸になった父親が義理の娘に背中を掻いてもらうこと、息子が母親を寝る前にハグすることなど)に関する話が取り上げられました。(原文ママ)」ということがあり、ミャンマー人社会が動揺し憤慨し署名活動を展開しているもの。
隣国の国々とは異なり、ミャンマーの人々はこういう扱いに慣れておらず、ある意味ナイーブでもあります(要望は謝罪と賠〇なんでことはもちろんなく「面談などで直接話をする機会を設けて」とまあ、素朴で控えめです)。やはりここは(署名運動で要求されているように)きちんと面会して説明すべきでしょう。
署名は、日本人の多くが賛同して7600人あまり(執筆時点)です。
まずは署名サイトの趣旨文からご覧ください。
(以下、一部コピペ)
要 望 書
前略
不躾なお手紙をお許しください。日本在住ミャンマー人の率直な声をお伝えしたいと思います。
2016 年 5 月 24 日 19 時 57 分、TBSテレビで放送された番組「世界の日本人妻は見た」の中でミャンマーに嫁いた日本人妻が紹介されました。58分間の放送では、ヤンゴン市に住んでいる日本人女性がミャンマー人男性と結婚し、2人の結婚生活の様子や、男性の家族の生活習慣など(※例えば、結婚している28歳の息子が母親のおっぱいを揉むこと、上半身裸になった父親が義理の娘に背中を掻いてもらうこと、息子が母親を寝る前にハグすることなど)に関する話が取り上げられました。しかし、それはその家族独特の生活習慣であって、多くのミャンマー人に共通する生活習慣ではありません。放送された内容はあくまでその家族の生活習慣に関するものです。しかし、番組の司会者たちはこれを一般化するようなコメントを繰り返しました。あたかもそれがミャンマー人の一般的な生活習慣であるかのように意見を述べている箇所が何回も流されました。そのような正確でない意見を述べているのを見たミャンマー人のみならず、ミャンマー人と親しくしている日本の方たちも非常に不愉快な思いをしました。もちろん、納得もできません。その正確でない内容の放送を見られたであろう、数多くの日本の視聴者の方たちが在日ミャンマー人たちに対して偏見を抱いてはいないか、そして社会的な問題が引き起こされないか、懸念が拭えない状態です。
番組中の誤解を与えるような言葉使いやコメントなどにより、日本の小中高などで学んでいるミャンマー人子女への悪影響も考えられます。いじめの問題に発展する危惧さえあります。また、さまざまな職場に採用され、働いているミャンマー人も周りの日本の同僚から嫌な質問をされたり、差別的な扱いを受けたりするような問題が発生しています。この放送のために日本で生活している大勢のミャンマー人たちは、屈辱を受けたり不愉快な思いをするなどの深刻な問題を抱えています。(以下、サイトへ)