ミャンマーよもやま情報局

関西福祉大学 勝田吉彰研究室。科研費研究でミャンマーに通っています。学会発表や論文には入らないやわらかいネタをこちらで発信しています。取材や照会など連絡先はこちらへ myanmar@zaz.att.ne.jp

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ヤンゴン環状線の運転台から見えてきた現実(その2:ミャンマー国鉄の線路は恋の花盛り)

ミャンマーの鉄道、ヤンゴン環状線の運転席から見えるシリーズ、その2は、夜の線路は恋人たちの楽園だった!

ヤンゴン環状線の乗務員室、助士席に座ってグルリと回る機会を得て、乗務員室から見えてくる現実。

仲睦まじく線路敷地を歩くカップル。日も傾きはじめ、フォーカスもあいにくくなった時点ですが、とってもアツアツで線路を歩いています

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さらに暗くなってくると、「線路内デート」のカップルがどんどん増えてくるのです。インセインを出たころにはすっかり夜になったのですが、ビックリなのは、ライトのぼうっとっとした光のなか、ほぼ10秒に1組ぐらい、反対車線の線路内や線路脇にカップルが照らし出されてくるのです。私のコンパクトカメラの性能ではどうにもならずお目にかけられないのが残念ですが、本当に車両スレスレのところで抱き合い熱いキスを交わし・・・と。京都の夏の鴨川べりみたいな感じ。

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そんなビックリ光景に目をこらすうち、インセインからの最終章は無事、列車はヤンゴン中央駅にすべりこんだのでした。

 

ミャンマー国鉄の線路は「電車(気動車)の通り道」だけじゃなく、生活道路兼ドッグラン兼デートコース兼物干し場兼井戸端会議場のマルチプルスペースなのでした。

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