ミャンマーで買える、使える虫よけと買い方。ジカ熱は隣国タイやラオスでも報告が出てきて、デング熱もシンガポールで史上最大規模の感染者数が予想されてる2016年。アジアでは蚊に刺されない対策はますます重要になります。ヤンゴン中心部で手に入る製品を紹介。
まず基本として、使える(効果のある)虫よけは「DEET」という成分が入っているものです。成分表には必ず書かれているので確認して買いましょう。
そして、この濃度と持続時間が相関するのです。
濃度12%=おおむね2時間程度の持続。ちょっと近所に出るだけならOKだけどアウトドア楽しんだり、長時間外出には力不足。(2時間おきに塗り直し)
濃度20%=4時間程度OK。おすすめ。
この写真はハイエンドとローエンド。
緑の缶がオーストラリア製Bushman。 DEET20%、9000チャット(約700円)。このお値段は庶民にはつらいので、富裕層向けの店にしか置いてません。
FMIビル地下の薬局、シティマートの一部薬局などに限定。
青い箱が庶民の味方Odomos。インド製。わずか30~50円相当で買えます。
DEET 12%なので有効時間は2時間。
こちらは庶民が買えるので小さな個人薬局でもどこでも売っています。
シティマート薬局のパンフ。
シティマート薬局にはアヤシイものも色々売ってるので注意。ちょっと妙な足裏に貼る薬なんてものがあったので写真撮ってたら”No photo please"なんて言われてしまいまして、ゆえに薬局の写真自体撮れないことになってしまいました(苦笑)
こちらはタイ製Sketolene。
3種類あり、オレンジ色がDEET20%のお勧め版です。
紫色はDEET12%(2時間以内なら)、緑がシトロネラ(ダメ)です。
いずれも1650チャット(約130円)とコスパ高し。
私はヤンゴンに行くと、このSketolene オレンジ色と、Bushmanを自分で使う分だけ買って帰ります。
アウンサンスタジアムのCapitalマート。ここではSketoleneが買えます。
日本では時代遅れ規制がまだ残っていて、DEET最高12%までしか製造販売できません。すなわち日本国内で買える虫よけは最長2時間までしか効かない。したがって、ミャンマー行く人は、日本国内で1本だけ買って機内持ち込みにして、空港降りたときから使って、翌日に上記現地調達というのが良いでしょう。