ミャンマーよもやま情報局

関西福祉大学 勝田吉彰研究室。科研費研究でミャンマーに通っています。学会発表や論文には入らないやわらかいネタをこちらで発信しています。取材や照会など連絡先はこちらへ myanmar@zaz.att.ne.jp

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ミャンマー人が喜ぶお土産:相手の専門に応じた本やCD

ミャンマーでは郵便物の検閲があり、CD・DVDや書籍類は届くのに異様に時間がかかったり蒸発してしまったりすることがあります。ましてやAmazonのようなシステムは機能しようがありません。これらの品物をえっさえっさと手に持ってゆくとかなり喜ばれます。

【当サイトのアクセス分析の頁から、「ミャンマー人へのお土産」に関する検索でアクセスが多く好評なようです。ミャンマービジネスにかかわる皆さまのお役に立てるのは喜ばしいことです。というわけで、私がミャンマー行きで持っていったものを今後、すべて公開することにします】

ミャンマー人が喜ぶお土産シリーズ。「相手の専門や興味関心に応じた本」は鉄板です。この国では本やCDの郵送には検閲があって自由ではありません。

政治的なものは云々ということだけではなく、内容的に問題ないはずだけれど、荷物の開封検閲で時間を要するので無駄に時間がかかってしまう、あるいは消えてしまうという事情があります。

私の経験:

医学書を送ったら、EMSで送ったにもかかわらず丸1か月かかった!
年末にユーミンの新譜(CD)を送ったら、永遠に蒸発してしまった!

そのような国ではAmazonのようなシステムが成立しようもなく、(カネの問題を抜きにしても)読みたい本は手に入りません。Amazonなり楽天ブックスなりに注文を入れれば英語の本が数週間でちゃんと届く日本は幸せです。

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というわけで、荷物に入れてエッサエッサ持ってゆくところに意味があります

写真は、災害精神医学とコミュニティメンタルヘルスの本です。いつもお世話になりデータいただいたりあちこち連れていただいたり一席もうけていただいたりの先生方へと。特にここ最近は、洪水被害を受けてPTSDなどトラウマケアに多忙な状況にて喜ばれます。また、国じゅうあわせて約100人しか精神科医がいない(日本は約14000人)ミャンマーでは病院だけではとても需要をまかなえず、地域に出かけていっての診療が試行錯誤されています。そのようなノウハウも。

カウンターパートがエンジニアとか教育とかデザインとかそれぞれ分野の、あるいは時流に応じてその時必要となりそうな本をもってゆくのは一案です。