国際学会(WCAP2015)シンポジウムで初来日したミャンマーの教授たちのアテンド。もっともウケたものに、新幹線!があります。
学会の会場は九州大学医学部百年講堂。福岡空港に直接入出国した彼らには新幹線に乗る機会がありません。そこで新幹線体験もプレゼントすることに。福岡県には「博多南線」というものがあります。博多駅に着いた新幹線を車庫まで回想がてら営業するというもので、往復600円で乗れたりします。6名お連れしても3600円。時間もさほどかかりません。博多南駅では折り返しが30分もあるのでじっくりと記念撮影が出来ます(まあ、博多南線のない東京や大阪でも、一駅間なら特急券800~900円台ですが)。
おすすめは、時刻表を見て[500系]と表示されている列車です(東京には顔ださず、走っているのは新大阪ー博多間だけですが)。
新大阪方の先頭、8号車にはこんな空間があります。廃車からとってきたと思われるホンモノのレバー類をしつらえた、模擬運転台。これがミャンマー人にウケルのなんのって・・・
御本人が心底嬉しそうにしているだけではありません。フェイスブックにアップし、その(ミャンマー国内からの)反応がまたスゴイのです。この写真はヤンゴン大学教授ですが、フェイスブックにきた「いいね!」が、かの国の大学関係・医療関係・保健省官僚あわせものすごい数来るのです。
この写真にも、ものすごい数の「いいね!」
[500系]の表示がある列車は、6号車で元グリーン車を普通車として使っています。オーディオとか足のせを撤去しただけであとはそのままですから、こんな豪華な雰囲気です。彼らは大量に写真を撮ってフェイスブックで拡散してくれますから、イメージアップです。(博多南線では自由席扱いですが、新大阪ー博多の「こだま」では指定席扱いになりますから、みどりの窓口で6号車と指定して指定券買う必要があります)
ミャンマー人には新幹線がことのほかウケル。本人が喜ぶだけじゃなく、FBにアップされた写真に対する、ミャンマー国内からの反応がスゴイ。来日したミャンマー人の接待に使わない手はない。