ミャンマー人カウンターパートと人間関係のヒント。彼らは大人になっても「お母さん」との関係が強固です。だから相手の「お母さんに気に入られる人」になるのはひとつの作戦になりうるかも。
母の日。フェイスブックを見て驚愕。FB友達の30代40代の医師たちが、私のTL上で母親とツーショットの写真を続々とアップしているのです。それら「母と40代息子娘ツーショット」のすべてがミャンマー人!
日本人の我々がそんな事すれば”年寄狙う悪徳業者に情報提供”するようなものでしょうが(次の日にはリフォームを勧める電話がかかってくる?)、そんな事を差し引いても、なんかスゴイです。
さて、これらの写真をじ〜っと眺めて、何か思い浮かぶでしょうか?
こうした写真から浮かびあがるのは、「母子の絆の強固さ」です。彼ら彼女らが、かくも熱狂的にお母さんが好きならば、お母さんが言うことは率直にすっと入るのではという推測もできます。つまり、お母さんが、「〇〇さんって、良い人よきっと」といつも言っていれば、30代40代の息子娘たちも、その〇〇さんに好感情をもつのではないか。その「〇〇さん」にあなたが入ることを考えるのは作戦としても必ずしも無駄ではないのではと。
以前、上記写真のアップ主のひとり(母の日以外にも時々お母さんの写真をFBにアップする)に、お土産としてミハマクロスで買ったロンジー用日本風布地をあげたとき、本人用にくわえてお母さん用を用意したら、それはそれは実に嬉しそうな顔をしました。30代40代といえば、キーパーソン的な存在かもしれない。そう、ビジネスパーソンの皆さんは、ミャンマー人に日本土産をあげるとき、カウンターパートの”お母さんの分”も付け加える習慣をつけると、中高年女性が好みそうなものも買ってゆけば、積み重なると良いことがあるのかも。あるいは、雑談のときにそれとなくお母さんの話題を出すと良いのではないか、相手のお母さん想いを褒め称え、ついでにお母さんの好みを聞き出して次回のギフトに反映する・・・仮説にすぎませんが、ビジネスの潤滑油の一滴ぐらいにはなるのかも、お母さん。
ミャンマーの母の日は一大イベント。
ミャンマー人のFBから「母子の絆」の強固さがうかがえる。
ミャンマー人の「お母さん」へのアプローチはビジネスでも使えるかもしれない。