ミャンマーよもやま情報局

関西福祉大学 勝田吉彰研究室。科研費研究でミャンマーに通っています。学会発表や論文には入らないやわらかいネタをこちらで発信しています。取材や照会など連絡先はこちらへ myanmar@zaz.att.ne.jp

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これは朗報、ミャンマーにも有機野菜マーケット

経済発展とともに「食の安全」に敏感な中間層が厚くなってきます。有機野菜だとか、緑色食品(中国版安全マーク)だとか。ミャンマーもその域に達し始めたようです。
安全食品マーケット!

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 “Safe Food from Safe Farms” と銘打ったこの試み、毎週土曜日Bahanマーケットで朝6:45から開催されています。場所はMyay Padethar Kyun, near the Garden Mart and Education Center in Rangoon’s Bahan Township。

主催者はMyanmar Fruits, Flowers and Vegetable Producers and Exporters Association (MFVA)。

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安全できれいな食品を直送でという趣旨で、産地も明示.

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この国では有機野菜を大量に生産する体制にはなっておらず(有機野菜と言えるためには、農家が農薬を使わないだけではダメで、清浄な土壌が必要。しかし工場の近くに農地があると排水の問題もあり、有機野菜とは言えないからと、良心的ゆえ)、供給量はまだ限られているようです。

ぜひぜひ

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ミャンマーでも安全な食品へのニーズは高まりつつあり、生産者もそれに気が付き呼応してゆくようです。

ソースはイラワディ紙

www.irrawaddy.org