ミャンマーよもやま情報局

関西福祉大学 勝田吉彰研究室。科研費研究でミャンマーに通っています。学会発表や論文には入らないやわらかいネタをこちらで発信しています。取材や照会など連絡先はこちらへ myanmar@zaz.att.ne.jp

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ミャンマーのプライバシー感覚(その2:女性の写真は配慮しましょう)

私はミャンマー滞在中、調査研究で医療機関やら会議やら学会やら軍事施設やらで過ごす時間とは別に、ちょっとだけでも「一人になる時間」をねん出して、ミャンマーのふつうの人にファインダーを向けることがあります。

で、「撮って良いですか?」と英語通じる人には英語で、通じない人にはカメラ現物を指して聞くわけですが、その反応で気づくこと。

こういうオッチャンたちは気さくです。(まあせっかくですから、撮るだけじゃなく売り物も少々買ってあげましょう。おいしかったですよ)

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このオッチャンの売り物はバラエティ豊かです。バナナがすこぶる美味でした。カメラ目線もしっかり決めてくれました。

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しかし隣で商売してた噛タバコ売りのオバチャンは「ダメダメ」と手を横にふります。いえ、その葉っぱでどう包むか、手元を撮りたかっただけなんですけどね。次の瞬間、まったく予想外の展開にでました。さっきの果物売りのオッチャンに向かって、オイ、こっち来い!と命じたかと思えば、自席に座らせ「さあどうぞ(このオッチャンなら撮っていいですよ)」と。あくまでも親切なんですね。

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あと、はにかんで「ダメダメ」と言われたのは、草履を買ったお店のお姉さん、ホームにいたお姉さん、ほかちょこちょこと。

もっとも、女性はみんなダメかというとそうでもなく、バチッとカメラ目線を決めて美しい瞳を向けてくれることもあります。

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オッチャンは大体OK。
女性はたとえ相手が外国人でも、撮られたくないと思う人が結構いるので配慮すべし。
「撮らんでくれ」という反応は、女性にほぼ限って返ってくる。年齢は関係ない模様。近くのオジサンを引っ張ってきて代替措置(!)を提供してくれることもある。