ミャンマーよもやま情報局

関西福祉大学 勝田吉彰研究室。科研費研究でミャンマーに通っています。学会発表や論文には入らないやわらかいネタをこちらで発信しています。取材や照会など連絡先はこちらへ myanmar@zaz.att.ne.jp

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ミャンマーでは意外に安くあなたの名前を残し来世の幸福に近づける

バゴー(Bago)のシュエターリャウン(Shwe Thalyaung Budda)寝仏。ヤンゴンから日帰りで行けるバゴーで、メジャー中のメジャーなお寺です。首都圏なら鎌倉大仏、関西なら奈良大仏に相当する場所。全長55メートルの巨大な寝釈迦様が迎えてくれます。

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ここでは、Donation(寄進)カウンターがあり、そこで寄付をおさめると額によって(2014年時点で130ドル以上)名を記したボードが奉納できるのです。

そして、ボードとは別に、持ち帰り用として寝釈迦様の額がもらえます。

ミャンマー上座部仏教ではお寺に金箔や現金や食べ物を寄進すると、来生の幸福に一歩近づくと信じられていて、人々はせっせとドネーションに励みます。だから大きなお寺にゆけばドネーション受付カウンターがあり(それが無い小さなお寺でも申し出れば快諾してくれ)、いつでも受けてくれます。

でも、ここシュエターリャウン寝釈迦様のところでは、

1.奈良大仏・鎌倉大仏に相当するメジャー中のメジャーなところに130ドルで永代名前が残せる。日本でこういう場所の誰にも見える所に名前残そうとしたらウン百万?
2.外国人がたくさん来るメジャーなところだから、(ミャンマー語が出来なくても)英語で手続きが完了できる。←これかなり大きい
3.ドル・チャット混合でも受け付けてくれる。だからチャットの札束を持ってゆかなくてもOK

というメリットがあります。つまり、われわれ外国人にとって寄付しやすいのです。

あなたもぜひぜひ。
(そうそう、私のプレートもどこかにあります。見つけた方、おたよりください)