来日ミャンマー人のアテンドで気が付きました。彼らは「線香」が大好きなのだと。ミャンマーに持ってゆくと喜ばれるお土産シリーズとしてビジネスシーンでも使えるかも。
国際学会(WCAP2015)シンポジウムにて講演をお願いしたミャンマー人教授および中堅医師の皆さま、講演後のアテンドからヒントです。開催地が九州大学医学部百年講堂でしたので、アテンドは福岡市内。
福岡大仏の東長寺は大好評。大仏前の売店は小規模ですが、お守りなど売っています。
さて、ここで問題です。
「後続の中国人グループは買わなかったけれど彼らミャンマー人がこぞって買ったもの」があります。さて何でしょうか?
お守り? これはミャンマー人も中国人も買います。
答えは・・・箱入りの線香です。その場で、数本さして帰るだけじゃなくて、箱買いをして帰国してから使うのですね。
後続の中国人たちも、その場で数本点火して拝む・・・ぐらいのことをする人はいますが、箱買いして、自宅の仏様に毎日毎日お供えしてという人は見当たりませんでした。
ひときわ信心深いミャンマー人ならではです。つまり、ミャンマーに行く人は、お土産に線香を買ってゆけば喜ばれるということです。
余談ですが、東長寺の売店は、(普段中国人や欧米人を相手にしているせいでしょう)外国人が線香を買うということを全く想定していないようです。まったく同じ箱で2種類、ナントカという香は300円、カントカというのは600円。そのナントカとカントカは難しい漢字でのみ書いてあります。おばちゃんはナントカにするかカントカにするかどっちだ?と何度も聞いてきいてきます。「そんな事、日本人の私でもわからんばい!」と怒鳴り返すという行為はさすがに自粛させていただきましたが(笑)、これはイケてませんね(苦笑) 見ていると、600円の高い方買う人が多かったです。だからお土産として持ってゆくときは、ダイソーの100円のじゃなくて、仏壇店でしかるべきものを買ってゆきましょう。
教訓:
ミャンマー人へのお土産は線香が好評。
日本で観光客をアテにしたい人は「線香を好んで買い求める外国人がいる」前提で、外国語の説明も掲示すべし