ヤンゴンの北郊、ダゴン大学のさらに北にMyanmar Mental Health Hospitalがあります。ヤンゴン1医大教授のはからいで連れて行っていただいたここで、ランチをご馳走になりました。
病棟の食堂で看護師さんと給食スタッフさんが用意をしています。
そして出てきた1人前がこれです。1人前です、1人前!
すごいですね、このボリューム。肉類も野菜もたっぷり。
味はといえば、やや大味なのは仕方ないところでしょう。お米の炊き方をもう一工夫すればぐっと良くなります。
私と教授と病棟医師は管理棟でおよばれしたのですが、あらかじめ出されたカラのお皿にボリューム調整(食べられそうにない分はよけてねという趣旨)して、この2/3ほどを完食しました。
驚いたのは、患者さんがこれをいただく自己負担額が「ゼロ」だということです。費用はすべてTAXから出てるという説明。なんらかのドネーション的なもの、貨幣経済外的なものが入っているのか確認し忘れましたが、経済統計の数字にはあらわれない、食の豊かさを感じた昼下がりでした。
教訓:ミャンマーでは経済統計数字ではうかがい知れない「食の豊かさ」が存在する。