勝田 吉彰:ミャンマー連邦共和国における在留邦人メンタル事情.臨床精神医学 42:389-392 2013
2011年の民主化翌年、ミャンマーブームが始まり「ミャンマー詣で」という単語が経済誌にあふれた時代のメンタルヘルス事情を紹介した最初の論文です。
イテムタイプ | 学術雑誌論文 / Journal Article |
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言語 | 日本語 |
キーワード | 海外在留邦人のメンタルヘルス, ミャンマー, 邦人数の増加 |
著者 | 勝田 吉彰 |
抄録 | 今後数年間で在留邦人数の大幅増が見込まれるミャンマー連邦共和国にて,邦人のメンタルヘルス環境について現地調査を行った。邦人のストレス要因として,電力事情・住宅事情などインフラ不備による問題,遠く不便な首都との往来,権利意識の高揚とストライキ頻発,日本の本社の無理解などがあげられる。今後の邦人数増加に備えてメンタル支援体制の整備が求められる。医療機関は日本語環境はないものの,富裕層・外国人向け医療機関での精神科診療が受けられることが確認された。 |
雑誌名 | 臨床精神医学 |
巻 | 42 |
号 | 3 |
ページ | 389 - 392 |
発行年 | 2013-03 |
出版者 | (株)アークメディア |
ISSN | 0300-032X |
著者版フラグ | publisher |