ミャンマーよもやま情報局

関西福祉大学 勝田吉彰研究室。科研費研究でミャンマーに通っています。学会発表や論文には入らないやわらかいネタをこちらで発信しています。取材や照会など連絡先はこちらへ myanmar@zaz.att.ne.jp

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今週のニューズウィークにはマトモな論説。でも日本語タイトルがぶち壊し

ニューズウィーク誌。欧米メディアの多くと同様、ラカイン州の問題について”白人的上から目線”は以前からあったものの、今週号には欧米系メディアとしては割とマトモな論説が載っています。

著者は歴史学者のピーターコクラニス氏。

まあ、ふつうにミャンマー人の友達がいる人にとってはごくごく腑に落ちる常識的なお話ではありますが、欧米系の上から目線論説に辟易してきた向きには新鮮でもあります。

ひとつ残念なのは、もともと「AUNG SAN SUUKYI IN NOT A MONSTER」というタイトルが付いていたのに、日本語版になったところで「アウンサンスーチーは悪魔になり果てたのか」と、ほぼ正反対のニュアンスのタイトルになっていることです。

日本語版編集部、これはダメダメNG!!

 

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ほぼ正反対の方向に捻じ曲げられた残念な日本語タイトル

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